iPhone（アイフォン）は、Apple社が製造・販売するスマートフォンブランドです。毎年のように新しいモデルが発売されているので、機能の変化がわからずどれを選んでも同じなのではないかと思っている方もいます。

でも実は、iPhoneは新しいものが発売されるたびに機能性やデザインが大きく進化を遂げています。最新機種の13や14はバッテリーやカメラの性能が飛躍していますし、最高傑作ともいわれるiPhone12miniやSEはコンパクトなサイズで機能性が高く、コスパ最強です。

そこで今回は、iPhoneの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、機種モデル・デザイン・機能性などを基準に作成しました。おすすめの買い替え時期・アプリやデータ移行のやり方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

iPhoneにはさまざまなモデルがあり、サイズ・機能性・価格帯などが大きく異なります。それぞれの違いを知っておきましょう。

iPhoneには、iPhone8・iPhoneSE・iPhone12・iPhone13などさまざまなモデルがあります。価格や機能性を比較して機種を選んでください。

iPhone8は、それなりの機能はほしいけれど出費を抑えたい方におすすめの機種です。新しいものは10万円を超えるものもざらにありますが、古くなったモデルなら値引きされているので、安く購入できます。

サイズは4.7インチと片手でも操作しやすい大きさなので、最新機種が大きすぎると感じる方にもおすすめです。8よりも古い機種だとより値段が下がる場合もありますが、機能も古いため物足りなさを感じる可能性があります。バランスを見極めてください。

現在新しいiPhoneのほとんどがFace ID（顔認証）を採用していますが、iPhone SEはTouch ID（指紋認証）を採用しています。暗い場所でも認証しやすい点や、画面を顔に向けずにロックが解除できる点などメリットがあるため、いまだに支持されている機能です。

また、物理的なホーム画面がある点もSEの特徴です。4.7インチとコンパクトなので扱いやすく、ポケットに入れたり片手で操作したりする方にも向いています。小さいサイズが好きだけど、そのために古い機種を使いたくない方にはSEがおすすめです。

iPhone 11はそれまでに比べてカメラ機能がパワーアップしたモデルで、きれいな写真を撮りたい方は11以降のものがおすすめです。ナイトモードを搭載しており、暗い場所でも美しく鮮明に撮影できます。映画に使えるくらいに画質が高いです。

iPhone13や14シリーズは、現在発売されている最新機能です。高速通信と低遅延を可能にした5Gに対応しており、5Gが使用できる地域であればスムーズな通信ができます。5G地域はどんどん拡大しているため、これからますます便利になる機種です。

カメラの性能がこれまでよりもさらによくなっており、暗い場所での写真や動画の撮影もきれいにできます。また、ディスプレイの鮮明さや向上した耐久性など、他の面でもスペックが高い点も特徴です。とにかく新しいものが好きな方にもおすすめできます。

スマホの使いやすさは本体の大きさによって左右されます。iPhoneは大きめのものと小さめのものがあるため、自分にあった方を選びましょう。

iPhone 8やiPhone SEは4.7インチ・iPhone 12 miniは5.4インチと、ほかの機種に比べて画面が小さめです。これらの機種は手で持ちながら親指で操作できるちょうどいい大きさなので、片手で使いたい方に向いています。

大きな画面でゲームや動画を楽しみたい方には、6.5インチのiPhone11ProMaxや6.7インチの12ProMaxがおすすめです。iPhone12が約6インチなので、比較するとかなり大きく感じられます。また、画面が大きいと文字が読みやすいため年配の方にもおすすめです。

最初のiPhoneはブラックのみでしたが、後にホワイトやゴールドが登場し、今では豊富なカラーから好きな色を選べるようになりました。機種にもよりますが、定番のブラック・ホワイトに加えてレッド・グリーン・イエロー・パープル・ピンクなどがあります。

スターライト・ミッドナイトなど個性的な色も選べます。好きな色の本体が販売されている機種から選ぶ方法もおすすめです。以下の記事では、iPhoneケースについて紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

きれいな写真や動画を撮りたい方は、カメラ性能を中心に機種を選びましょう。iPhoneでは機種ごとに、画素数・搭載レンズ・搭載センサー・画像処理アルゴリズムが異なります。より高画質で撮りたいのであれば画素数やレンズが多いものが最適です。

iPhone7以降のカメラは1200万画素あり、iPhone 11以降ならインカメラで1200万画素あります。また、新しい機種には超広角・広角で写真を撮れるモードもあり、狭い部屋でも写真が撮りやすいです。

iPhoneは、モデルによってCPU・データ保存容量・ディスプレイなどスペックが異なります。より性能のいいものがほしいなら押さえておきましょう。

データ保存容量はあとから増やせないので、予算が許す範囲で大きな容量を買っておきましょう。大きな容量のモデルを選べば残りの容量を心配せずに動画やアプリが保存できるため、より快適に使用できます。

iPhoneには、一般的に64・128・256・512GBの4種類があります。容量が大きいほど値段はあがるため、少しでも安く買いたい場合は容量の小さなモデルを選んでおき、クラウドや外部ストレージに保存しておく方法もおすすめです。

CPU（中央処理装置）は、iPhoneを含めスマートフォンの性能を表す指標の一つです。iPhoneの頭脳に当たる部分で、この能力が高いほどアプリの起動やネットサーフィンの速度が速くなります。高性能の機種がほしいなら、CPUの確認をしておくのがおすすめです。

最新のiPhone 13シリーズには、A15 Bionicチップが採用されています。これはスマートフォンの中でもとても速いCPUで、最速の処理能力を誇っています。高画質なゲームを快適に楽しみたい方や、アプリを同時にたくさん開いて使いたい方におすすめです。

iPhoneの画面は美しく鮮明に表示されるものが多いですが、最新の機種になればなるほどその美しさも増しています。映画やドラマを観るなどで画面の美しさにこだわりたい方は、Ratinaディスプレイを採用しているモデルがおすすめです。

iPhone XR・11にはLiquid RetinaやiPhone 12・13シリーズにはSuper Retina XDRが採用されています。人間の目で識別できる限界以上の画質に進化しているため、美麗な映像を楽しめるモデルです。

iPhoneは、セキュリティ認証システムやApple payなどさまざまな機能を搭載しています。ライフスタイルや使いやすさを考え、必要な機能が備わっているか確認しましょう。

iPhone 8以降のモデルは、Qi規格のワイヤレス充電に対応しています。Lightning端子にケーブル接続せずともワイヤレス充電器の上に置くだけで充電できるため、手軽に充電したい方におすすめです。

ただし、ワイヤレス充電は本体を充電器に置かなければいけないため、充電しながら操作をしたい方には向いていません。以下の記事では、ワイヤレス充電器について紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

ワイヤレスイヤホンを使って音楽を聴きたい場合は、Bluetoothによる無線ワイヤレス接続に対応しているものがおすすめです。有線イヤホンももちろんつなげられますが、iPhone 7以降は本体にイヤホンジャックがなくなったため、接続にアダプターが必要になります。

Bluetoothイヤホンは近年多様化しており、さまざまな機能を有したものがあります。そのため、こだわって選ぶ方も多いです。以下の記事では、Bluetoothイヤホンについて紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

バッテリー持続時間は、iPhoneの機種によってさまざまです。iPhone SEは最大13時間のビデオ再生が可能ですが、iPhone 11は最大17時間、iPhone 13は最大19時間と、新しいものになるにつれてバッテリー容量が大きくなっています。

仕事で電話をよく使用する方や移動中に動画を観る方など、外での使用が多い方はバッテリー持続時間が長いものを選んでおくと安心です。ただしバッテリーは使用するにつれて劣化していくため、徐々に使用できる時間が短くなる点は覚えておきましょう。

セキュリティ認証システムは、iPhoneに含まれる大事なデータや個人情報を守るための機能です。現時点では指紋認証のTouch IDと顔認証のFace IDの2種類があり、セキュリティを守りつつ本人認証が楽にできます。

Touch IDは画面を自分に向けなくてもロック解除できますが、寝ている間に勝手に解除されてしまう可能性が高いです。一方でFace IDは勝手に解除される可能性が低くなりますが、暗いところでは認識しづらいなどのデメリットがあります。

Apple Payは、買い物など支払いの際にキャッシュレス決済が使える機能です。Apple Payに対応している機種なら、iPhone本体にSuicaやクレジットカードなどが登録できます。スマホ一台で買い物や通勤・通学ができるため、あって損はない機能です。

iPhone 7シリーズ以降の機種には、ほとんどのモデルに防水・防塵機能がついています。例えば、iPhone11〜13シリーズはIP68等級の防水・防塵耐性を有しており、水深6メートルで最大30分間の使用が可能です。

お風呂で音楽を聴いたり動画を観たりする方や、プール・海などのレジャーで使用する方は防水機能がよりすぐれたものを選んでおくと安心です。以下の記事では、スマホ用防水ケースについて紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

iPhoneは、他のスマートフォンに比べると高めの価格設定です。最新機種になればなるほど、価格は高くなります。少しでも安く購入したいのであれば、いくつかのオンラインショップの価格を比べたり、中古品を買ったりする方法がおすすめです。

また、最新機種よりもひとつ前のものを購入するなどの方法もあります。新作が発表されたあとはそれまでの機種の値段が下がる傾向にあるので、タイミングを見計らって購入すればリーズナブルに手に入るのでおすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

Androidを長く使っている方には、iPhoneはなにがいいのかわからない方もいます。iPhoneのよさは、まずそのデザインの秀逸さにあります。洗練された外観はもちろんですが、内蔵されているiOSも魅力です。

Androidに比べると、iPhoneに搭載されているiOSはシンプルかつわかりやすいため、スマホを初めて使う方でも直感的に操作可能です。端末を買い換えたときのデータ移行が楽な点やセキリティに強い点など、さまざまな点がメリットとして挙げられます。

できるだけ新しい機種を購入したいと考えている方にとって、最新機種の発表・発売がいつなのかは気になるポイントです。X・11・12・13などのiPhoneは、例年9月〜10月に新作の発表があり、その1週間〜1ヶ月後に発売されてきました。

一方で、SEの第2・３世代は3月〜4月に発表・発売されています。新作が発表・発売されるとこれまでの機種の価格が下がる場合もあるので、秋または春に買い替えを検討している場合は発表・発売を待ってみてください。

iPhoneはAppleストアだけでなく、Amazonや楽天などのネットショップ・ヨドバシやコジマなどの家電量販店・auやdocomoなどの携帯ショップなど、さまざまな場所で売られています。購入場所によって値段やサービスが違うので、買うならどこにするか悩みがちです。

すべてのショップに該当するわけではありませんが、機種を安く買いたい方はAppleストアや家電量販店・分割払いがしたい方や下取りを希望する方は各キャリアのショップでの購入がおすすめです。また、古い機種なら中古で購入する手もあります。

iPhoneの寿命は、大体3年が目安だといわれています。動きが鈍くなったり充電の持ちが悪くなったりすると、買い替え時期が近づいてきたサインです。寿命は使用環境や頻度によっても変わるため、たくさん使う方はもっと早く買い替えた方がいい場合もあります。

また、iPhoneを一括払いではなく分割払いで購入した方の場合は、支払いが終わったタイミングで買い換えるケースも多いです。24回払いなら2年で買い換える計算になるため、常に新しいiPhoneを使用したい方に向いています。

iPhoneを便利に使用するためのおすすめアプリを紹介します。WebブラウザのChrome・データ共有用アプリのDropbox・ニュースアプリのSmartNews・乗り換え案内のナビタイムなどは、iPhoneを購入後すぐに入れておくと重宝するアプリです。

また、ツイッター・InstagramなどのSNSやYouTube・TikTokなどの動画系アプリも充実しています。入力キーボードを着せ替えできるSimeji、パソコンとスマホでスケジュールが共有できるLifebearなども人気です。ぜひ自分好みのものを見つけてみてください。

Androidスマートフォンは、iPhoneよりもラインナップが豊富なのが最大の魅力です。性能・デザイン・価格もさまざまで、用途や好みに合わせて選べます。デザインや価格にこだわりたい方には、Androidのスマートフォンがおすすめです。

Androidのスマートフォンは、Galaxy・Xperia・AQUOSなどさまざまな人気メーカーから販売されています。メーカーによってはiPhoneよりも便利な機能を搭載したモデルも人気です。以下の記事では、Androidスマートフォンを紹介しているので、ぜひご覧ください。

iPhoneを使ったデータ移行は3種類のやり方があります。従来の方法はiTuneやiCloudを使ってバックアップデータを購入した機種に入れる方法です。ただ、iTuneはPCや、スマホを接続するLightning ケーブルが必要なので手間がかかります。

iCloudは設定で「自動バックアップ」をONにしておけば、新しい機種にiCloudを入れれば簡単にデータ移行ができます。また、最近はクイックスタートと呼ばれる方法が誕生しました。これはiPhoneを横に並べておくだけでデータ移行ができる方法です。

クイックスタートはその場でできるデータ移行なので、非常に手軽ですが、この方法では移行できないデータもあるので気をつけてください。また、キャリアによっては独自にバックアップサービスを提供している場合があり、こちらもおすすめです。

ここまで、iPhoneの選び方やおすすめ商品を紹介してきました。iPhoneにはさまざまな機種があり、それによって機能や性能もさまざまです。価格とのバランスを考えつつも自分に合ったものを選び、iPhoneでのスマホライフを楽しんでください。