灯籠のおすすめランキング7選【灯籠を選ぶ際には種類や素材がポイント】
2021/02/14 更新

灯籠について
仏壇やお盆時期などに飾られるは誰もが一度が目にしたことがあるかと思います。灯籠の柔らかい光は趣があり空間を美しく演出してくれます。そんな灯籠も近年の技術の発展において様々な進化をしています。
古くから日本で使われてる灯籠ですが、実は灯籠は異なる種類に分かれており、どのような時にどのような用途で使用するのか適切かを把握するのが難しい仏具です。
今回は仏具としての灯籠の種類の説明と選び方、人気おすすめ商品をランキング形式で紹介します。ランキングの基準は種類と素材と電源です。
灯籠の選び方
歴史が古くたくさんの種類がある灯籠。選び方について疑問がある方も多いと思います。そんな灯籠ですがどのように選べが良いかを紹介したいと思います。
素材で選ぶ
昔の日本では電気が普及していなかったため灯籠の灯りは実際の火が使用されていました。風などに煽られた際に灯籠が倒れて火事になるケースもあり、現代では電気で灯がともされるようになりました。
技術の進歩により設備は変わっていますが、基本的な灯籠の形、部品は昔から変わっていません。また電気の普及と共に変わっていた灯籠の選ぶ方の基準として素材があります。
木の質感を楽しむには板手、脚、雲手などの素材
現在では板手、雲手、脚などの部分にプラスチックなどが使われている灯籠が多く発売されており、民芸塗りなどの木製灯籠に比べて大量生産されているため、すべての工程が手作業で行われている商品よりも値段を抑えた商品も数多く出てきています。
黒壇や紫壇、ケヤキ、春慶塗りなど希少な材木、手法で作られているものは高価なものが多いです。仏壇にお供えする場合には仏壇の材質に合わせて灯籠の素材を選択する方法もあります。また木材の加工時の模様なども様々なものがあるので選ぶ際の基準の一つです。
雲手、板手の部分には希少な材木以外にも職人の手彫りのよる彫刻があり、手彫りによる美しい装飾が施されているものが多く、仏壇や畳張りの和室などにも合います。木の質感や香り、木材の経年変化などが楽しめるのも魅力の一つです。
繊細な絵柄を楽しむには火袋、籠の素材
火袋、籠は一般的に絹二重張りと呼ばれる絹で出来た火袋を二重にしたものが使われることが多いです。外側の火袋と内側の火袋に絵が描かれていることが多く、灯りを灯すと絹に描かれている二枚の絵が雰囲気を醸し出し優しい光が部屋を包みます。
その火袋、籠の部分がビニール素材などで作られたものや、同じ絹張りでも二重でなく一重で作られている比較的安価なものも発売されており、安価な分早い頻度で買い換えて灯籠を楽しむ方も多く複数個を季節によって回しながら仏壇に置く方もいます。
伝統的な和紙や、一枚一枚の絹を丁寧に漉き絹に変化をつけた絹漉き張りと呼ばれるもので作られた高級なものも存在します。また絵の部分でも価値が決まり、有名な絵師が時間をかけ施したものは数が少ない希少で価値が高く価格も高くなります。
安全面を考慮するなら電装の素材
灯籠に中に貼っている灯りに部分を電装と呼びます。昔は本物の火をロウソクなどに灯して使用されていた部分です。近年では乾電池を利用した灯籠やLED電球を使用した灯籠も出てきたり、リモコンでの操作で簡単につけられるものが出てきましたが、一般的にはコンセント式の灯籠が多いです。
少し前までは、灯籠といえば石造りで寺院などに置かれているものや、くるくる回る回転灯が入っているものが多く主流とされていましたが、最近では回転せず、一定の明るさで灯る灯籠が主流とされています。
この部分は電池式のものは比較的安価で購入でき、寿命が長いLEDが使用されているものは価格が少し上がりますが光源が熱を持たないので安全性も高いです。電装の色や明るさも多様で電装の色を切り変えてたくさんの雰囲気を演出することができる灯籠も販売されております。
種類で選ぶ
灯籠には上から吊るす灯籠や、地面に置いて使用する灯籠や、石で作られたもの、お盆の期間や祭事に使用される灯籠、宗教流派などにより種類がたくさん存在しています。
吊して使用するなら隠元灯籠
主に浄土真宗以外の流派で使用されることが多い灯籠になります。主に天井や屋根に吊るして使用することが多く、上と下が窄んだ木の実のような形をしており、豪華な透かし模様が特徴の吊り灯籠の一つになります。隠元灯籠は一対で販売されているのがほとんどです。
現在は、豆電球や、LED光源をを利用した隠元灯籠がメインで、アルミ製や銅製のものを表面を薄い金属の皮膜で覆う本金鍍金加工と呼ばれる加工を施した灯籠がメジャーです。また同じ吊り灯籠で六角型と呼ばれる胴の部分が六角形の形をした灯籠も存在します。
昔は電球技術も現代のように発展していなかったため、光源熱で灯籠の金加工が剥げてしまったり傷めてしまうこともありましたが、近年のものはLEDのため心配も無く長く使用できるものがほとんどです。灯籠の大きさの幅もあるので仏壇に合わせて選ぶのが良いでしょう。
華やかさで選ぶなら金灯籠
金灯籠は主に浄土真宗系で使用されることが灯籠です。灯籠の足の形に種類があり、蝶足と呼ばれるものは真宗大谷派、猫足型と呼ばれるものを真宗仏光寺派、浄土真宗本願寺派が正式としております。現代では特に決まりはないですが選ぶ際に覚えておくと良いでしょう。
金灯籠は名前の通り金メッキ加工がされており、華やかな印象の灯籠となっています。注文を受けてから組み立てるものが多く、注文から手作業で作るため価格も高価なものが多いです。現在の金灯籠は吊り灯籠型のものが主流でバリエーションが多いのも特徴です。
金灯籠は使われる材料による価格の差も大きく、安価なものは約5000円台からありますが、有名な職人が手がけたものや、高級なものは100万を超える金仏壇も存在します。購入する前にしっかりとご自身の目で下見をし、予算を決めて選ぶことをお勧めします。
伝統を重視するなら置き灯籠
置き灯籠は仏壇や内部などに置かれており日常生活では一番目にする機会が多い灯籠と言われており古くから存在しています。置き灯籠を飾る位置としては、仏壇の前面部分、もしくは仏壇の内部の角に置くことが多いです。
この時の意味合いとしては、仏花やお線香と共に仏様へのお供えの意味で置かれることが多いですが、必ず置かなくてはいけない決まりはありません。最近の置き灯籠はプラスチック製のものが多く、仏壇に飾る以外にも和風庭園に飾るなどの用途でも使用されています。
また石製の置き仏壇も数多く存在しており、電池式でコンセントが仏壇や置く場所の外観を損ねないものが多いでコンパクトにまとめたい方にもオススメです。置き灯籠は仏壇の中に必ず置かなきゃいけない訳ではありませんが置く際は一対で置くのが一般的です。
多彩なデザインがあるのは盆灯籠
盆灯籠とはお盆の時期だけにお墓にお供えをする灯籠です。はっきりとした起源は分かっていませんが、浄土真宗本願寺派の僧侶が始めたとされており、香川県中西部や広島県の西部地方で盛んに用いられており関東では祭事などに使用されています。
竹をアサガオ型に組んだ籠の側面に赤、黄、青などの色紙を貼って作るものがメインでお盆時期には墓地全体にたくさんの色の盆提灯が並び独特な景観をを作っています。関東などの地域ではあまり一般的ではありませんがこのような置き灯籠の風習も存在しています
盆灯籠は種類がかなり多く火袋の部分の絵にも数多くの種類が存在しています。最近では色付きの和紙を使用し、回転灯によりカラフルな灯りを灯す盆灯籠もあり自身の好みで選ぶことができます。多い絵柄でいうと花柄などが挙げられます。
庭には石灯籠
石灯籠とは名前の通り石で作られており奈良時代以降活発に製造されるようになりました。石灯籠の主な原石としてみかげ石が多く使用されています。代表的な種類として、春日型、雪見型、岬型、織部形灯型、遠州型灯籠などが挙げられます。
一般的に目にする石灯籠は、寺院などの庭園に設置されているものですが、最近でのご自宅の庭に設置される方も増えています。石灯籠の値段相場はピンキリで海外製の物は約1万円〜から販売されていますが、国産の伝統工芸士が作成したものは数100万円を超えるものもあります。
石灯籠は日本のわびさび文化を継承している灯籠で、購入の際は実際に実物をご覧になってからが良いとされています。日本石材三大産地と言われている茨城県石岡市、愛知県岡崎市、香川県庵治など産地に出向いて探すのも趣深く良いかもしれません。
大きさ重視ならの切子灯籠
切子灯籠とは火袋の角を落として多面体の長方形の火袋で周りに紙などを垂らした吊り灯籠の一種です。盆灯籠と同じ括りとされており、浄土真宗では赤紙、白紙、紺紙などの色付きの和紙を使用し作られたものをお盆時期などに飾ります。
鎌倉時代の初期にはすでに切子灯篭を使用していたとされる文献も残っており江戸時代の浮世絵などにも登場しており、切子灯篭が庶民の間でも浸透していたことが分かります。現代でも各地の寺院や、盆踊り、念仏踊りなどに使用されており目にしたことがある方も多いと思います。
切子灯篭の大きさは他の灯籠に比べると大き目で大きものでは150センチを超える切子灯篭もあります。仏壇に飾る際は他の灯籠は置かず、仏壇に前角に切子灯篭を一対にして置かれることが多いです。シンプルながら存在感があり今でも多くの方に使用されています。
灯籠の人気おすすめ商品7選
口コミを紹介
我が家で神棚に蝋燭を灯していましたが、蝋燭に替えて燈篭を飾りました。火を使わないで安全です。神棚の雰囲気も変わりました。購入して良かったと思います。
口コミを紹介
こんばんは。やっと見つけました。以前からこんなタイプの灯明を探していましたが、見つかりませんでした。AMAZONで見つけることができて、超ハッピーです。ありがとうございます。
口コミを紹介
思った以上に、素敵な品物で大満足です。色合いなども良かったです。毎年、飾るのを楽しみに出来そうです。
口コミを紹介
8月12日お盆の前日に注文をしたら発送が4日後くらいだとあり、慌ててメールで翌日配達に間に合わないか問い合わせしたところ、すぐに電話をくださり、即日発送に対応していただきました。
口コミを紹介
仏壇灯篭が相当古いのと線香やろうそくで煤けてきたのがずっと気になってたので購入しました。ここが一番お安かったです。別購入したLED電装と一緒に取り付けました。仏壇が綺麗に明るくなりました。今まで使っていたものに比べると軽いです。ありがとうございました。
口コミを紹介
以前使っていた物が片方、点灯しなくなったので大きいサイズで探していたところ、この商品が一番安かったのでこちらを購入しました!LEDなので全体も明るくなり戒名もしっかりわかります。以前の暗かったせいか、でれ明るく感じますとりあえず買って良かったです。
口コミを紹介
ベランダのミニ和風庭園に置いて、とても良い雰囲気になりました。
灯籠のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 種類 | 素材 | 電源 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
石製の本格灯籠 |
置き灯籠 六角 |
石 |
電池式 |
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LEDで長持ちな吊り灯籠 |
吊り灯籠 |
アルミ |
コンセント式 |
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丸型でコンパクトな金灯籠 |
吊り灯籠 |
アルミ |
電池式 |
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回転式で華やかな印象の置き灯籠 |
盆灯籠 |
木製 |
コンセント式 |
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華やかな置き灯籠 |
盆灯籠 |
木製 |
コンセント式 |
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ブロンズの温もりある置き灯籠 |
置き型 |
木製 |
コンセント式 |
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LED灯籠で電池式 |
置き型 |
プラスチック |
電池式 |
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そもそも灯籠とは
灯篭とは日本の伝統的な照明器具の名称です。元の文字通り、灯りの入った籠の意味があり、灯りの風などで火が消えないように主に木枠と紙などで囲いをしたもので、寺院や庭園には頑丈な石灯篭や、金属灯篭などが使用されることが多いです。
灯籠の歴史と現在
灯篭の歴史は古く、日本に仏教が伝来したと同時期に日本に入ってきたとされています。歴史でいうと寺院が多く造られるようになった奈良時代頃から活発に造られるようになりました。当時は主に寺院で僧侶などが使用したと記録されています。
その後平安時代には神社などでも使用されることが多くなり、のちに屋内や街道に多く存在している固定式の灯籠にと変化していきました。最近では仏具としてや祭礼用などの移動式灯籠や盆踊りなどの祭事などでも多く目にすることが多いと思います。
昨今では仏具としての印象が強い灯籠ですが、上記の通り元々は日本人の生活に深く根付いてる道具でした。今と違い街灯も整備されていなく、まだ電気も通ってない夜が暗闇だった時代に、先人たちの知恵により多様な灯籠が作られていき、現代に継承されています。
伝統的な文化を手軽に取り入れられるアイテム
今回は灯籠の種類、選び方について紹介しました。灯籠は仏具の中でも歴史があり、古くから日本人の文化の一つとして受け継がれてきました。先人たちの時代から続いている日本の文化ですので灯籠選ぶ際の参考にしてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年02月14日)やレビューをもとに作成しております。
和テイスト漂う置き型灯籠です。LED使用で長寿命です。雰囲気があるのでお庭や庭園でも使用できます。石造りで自宅のお庭において庭園のような空間演出も可能です。