不動産投資に失敗する人の特徴と成功するためのポイントとは
2022/07/07 更新
目次
これだけは覚えておきたい!不動産投資を始める前の確認ポイント
まず、不動産投資を始める前に知っておくべきポイントを見ていきましょう。
不動産投資の始め方
初心者がまず初めに悩むのは「何から始めたらいいかということ」。手順を確認していきます。
1.不動産投資の情報を集める
まずは、不動産投資に対する全体的な情報を集め、不動産投資に関する知識を深めます。不動産投資の情報は、インターネットだけではなく、専門書やセミナーなども活用すると良いでしょう。
2.物件選びと収支、資金繰りのシミュレーション
不動産投資の予備知識をつけた後は、購入する物件を選びます。その際には、物件が建っているエリアや最寄り駅までの徒歩分数の確認はもちろんのこと、「収支はどうなのか」「資金繰りに困らないか」など事前のシミュレーションを行うことが重要です。
3.ローンの事前審査
購入したいエリアや物件が大まかに決まったら、事前に金融機関のローン審査を受けます。
4.売買交渉
ローンの事前審査に通ったら、売り手との売買交渉を行います。その際には、代金の支払方法(いつまでに支払うか、頭金はいくらかなど)と物件の引き渡し時期なども交渉します。
5.売買契約、決済・引き渡し
お互いに納得できる条件となったら、売買契約を締結します。その後、契約通りに代金が決済されたら、物件の引き渡しの完了です。
6.登記手続き
売買契約と同時に法務局への登記も必要です。購入した物件を公に自分のものと主張するには、所有権移転の登記が必要になります。
融資(ローン)
一般的に、不動産投資の対象となる物件を購入する際には、金融機関からの融資(ローン)を受けます。住宅ローンとの違いは、借り手の属性(年収や職業など)だけでなく、不動産の収益力など、物件の内容についても審査されるということです。借り手の属性が高くても、不動産の収益力が低い場合は、融資が受けられないことがあるので注意しましょう。

不動産投資で失敗する人の特徴
ここからは、不動産投資で失敗してしまう初心者の特徴について見ていきましょう。不動産投資で失敗してしまう初心者の特徴の代表的なものが「十分な資金がない」「不動産会社の言葉を鵜呑みにしてしまう」といったケースです。それぞれについて詳しく見ていきます。
十分な資金がないケース
金融機関からの融資は、高所得者でなくても受けられる可能性があります。例えば、年収400万円程度の場合でも、金融機関からの融資を受けることはできます。しかし、その場合は、手元に十分な資金を用意しておきましょう。なぜなら、不動産投資には物件購入以外にもさまざまな支出がともなうからです。
例えば、物件購入時であれば物件価格だけでなく、登記費用や司法書士報酬なども生じます。また、物件購入後は毎月ローンの返済をしていくことが必要です。ローンは、基本的に家賃収入で返済していきますが、万が一空き室が出て十分な家賃収入が得られなかった場合は、自己資金からローンを返済しなければなりません。
手元に十分な資金がないケースでは、これらの支出がまかなえず、結果として物件を手放す自体に陥ることもあります。
不動産会社の言葉を鵜呑みにしてしまうケース
不動産会社の中には、営業成績を上げるために、都合のいいことばかりを強調してくる会社もあります。例えば、物件を購入したものの、「入居者が集まらなかった」「家賃が大幅に下落した」という事態もありえるのです。不動産会社選びは慎重に行うことが大切です。
不動産投資を成功させるためにはゴールを設定する
不動産投資初心者が投資を成功させるために必要なことは、「ゴールの設定」です。ゴールの設定は、何を目的にするかで異なります。例えば、老後に安定した資金を得たいという目的ならば、退職までの期間にローンを完済できるようなプランを考えて行動しなければなりません。
また、年収の数十%を家賃収入から得たい場合は、利回りの高さに注目して、物件を購入することが必要になるでしょう。都心の物件に限らず、地方や築年数の経過した物件も選択肢に入れる必要があります。
初心者はまずは情報収集を
不動産投資を検討している方はまずは情報収集から始めましょう。不動産投資は株やFXと違い、長期的な投資になります。スタートしてしまえば、途中で別の物件に切り替えるという事が難しくなります。そのためには不動産投資の知識を付けるだけでなく、実際に不動産投資をしているオーナーから話を聞いたり、セミナーや交流会等に足を運んだりと、自主的に動くことが成功のカギとなります。自分にあった不動産投資のゴールを設定し、目標に向けて歩き出しましょう。
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