白湯を新生児に飲ませるのはいつから?作り方や注意点を解説します。
2020/12/28 更新

新生児に白湯を飲ませてもいいの?
新生児に水を飲ませてもいい時期は、生後三か月以降です。それまでは、母乳や市販の粉ミルクを飲んで必要な栄養素を補給しますので、水を飲ませる必要はないです。
ただし、生後三か月を過ぎた頃はまだ、母乳や粉ミルク、水以外の飲み物は与えない方が良いです。昔は、生後三か月を過ぎた頃から麦茶や果汁を与えても問題ないとされていましたが、それらの飲み物は、赤ちゃんによってはアレルギーを起こす可能性があるため、飲ませるのはもう少し成長した後の方が良いとされます。
もし、赤ちゃんに麦茶や果汁を飲ませるのであれば、生後六か月を過ぎたあたりからが適切で、飲ませるとしてもベビー用でカフェインの含まれていない麦茶やほうじ茶、大人用のものはノンカフェインでも水で薄めて飲ませる、果汁も、できるだけ水で薄めたものを与えた方が良いです。
また、赤ちゃんに水道水を与えるのはあまり良い選択ではありません。なぜなら、水道水にはトリハロメタンや塩素などの不純物が含まれているため、赤ちゃんを体調不良にしてしまったり、なんらかの病気を引き起こしたりする可能性があるからです。
そのため、赤ちゃんに水道水を飲ませるのであれば、必ず沸騰させてから冷ました白湯を飲ませるようにしましょう。水を沸騰させることでトリハロメタンや塩素という不純物はかなり減少するため、沸騰させたお湯を15分ほど放置してから冷ました白湯を新生児に飲ませるのが適切です。
とはいっても、毎日のように水を沸騰させてから15分も冷ますという手間をかけたくないという方も多いでしょう。家事や赤ちゃんの世話をしながらお湯を沸かし、さらに15分も冷ますというのは効率が悪く面倒だと感じる方は多いはずです。
そこで活躍するのがウォーターサーバーです。ウォーターサーバーが提供する天然水やミネラルウォーター(RO水)は水道水とは比べ物にならないくらい上質で、お湯もすぐに出水するため、赤ちゃんがいる家庭でウォーターサーバーは重宝されているのです。
各ウォーターサーバーを提供している企業は、安全に配慮した天然水やミネラルウォーターを提供しているため、赤ちゃんはもちろんのこと、大人が飲んでも健康的で美味しいと感じる飲料水が飲めます。
新生児におすすめのウォーターサーバー
2020年現在、ウォーターサーバーを提供している企業は30社を超えているため、ウォーターサーバーをこれまで利用したことがない初心者の方は、どのウォーターサーバーを利用すればいいのかわからないと思います。
また、この記事をお読みになっている方は、新生児に飲ませる白湯を作るには、どのウォーターサーバーが良いのかということが気になると思います。
そこでここでは、新生児に飲ませる白湯を作るためにおすすめのウォーターサーバーの選び方を紹介します。
RO水のウォーターサーバーがおすすめ
ウォーターサーバーを提供している企業が販売している飲料水は、大きく分けると天然水とRO水です。
天然水とは、山や森などの自然が豊富な土地の地下水から採水した水に、最低限の加工を施した飲料水です。天然水の利点は、自然なミネラルが豊富で味わい深いというのが特徴で、一言で言えば美味しい水だと言えます。
一方のRO水とは、ROフィルターまたは逆浸透膜と呼ばれる特殊なフィルターに水を通し、1000万分の1ミリという単位で不純物を除去した純水に対して、人工的にミネラルを投下した飲料水です。
人工的に作られた飲料水と聞くと抵抗を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、RO水は天然水以上に綿密な工程と検査により不純物が取り除かれた飲料水ですので、安全性で言えば、水道水はもちろんのこと天然水以上だと言えます。
RO水は極めて純水に近い状態まで加工された水をベースに、人体に必要なミネラルを投下した飲料水ですので、味も無味無臭に近く、新生児にも飲ませやすい安全な水です。
大人が普通に飲料水として飲むのであれば、RO水よりも天然水のウォーターサーバーの方が美味しいと思うかもしれませんが、RO水は純水ベースでお茶やコーヒー、料理にも合うため、RO水を提供している企業がウォーターサーバーを利用するメリットは十分にあります。
ウォーターサーバー紹介
それでは、新生児がいる家庭におすすめのウォーターサーバーを紹介します。
ここで紹介するウォーターサーバーは、主にRO水のウォーターサーバーですので、生後三か月以降の赤ちゃんに安心して白湯を飲ませてあげらます。
アルピナウォーター
スタンダードサーバー
アルピナウォーターは、北アルプスで採水した天然水をROフィルターにかけて純水にまで仕上げたという、極めて高品質な飲料水を提供しているブランドです。
RO水の中でも純水を提供している企業は稀で、アルピナウォーターが提供している水を種別するとすれば、RO水と言うよりも純水と言った方が正しいかもしれません。
アルピナウォーターが提供している飲料水は純水であるため、天然水の味わいが好きだという方には物足りないかもしれません。しかし、純水であるため味にクセがなく、不純物も含まれていないため、赤ちゃんに安心して飲ませられます。
サーバーレンタル料はスタンダードサーバーで月額572円が発生しますが、12リットルのボトルが1,050円(税別)と安価ですので、他の多くの企業よりも安くウォーターサーバーを利用できます(基本的に、天然水を提供しているウォーターサーバーの企業は料金が高いですが、RO水を提供している企業は相対的に安いです)。
ただし、リターナル方式のボトルを採用しているため、空ボトルを次の配達日まで保管しなければなりません。
RO水の中でも洗練した純水を赤ちゃんに飲ませたいという家庭は、アルピナウォーターのウォーターサーバーを利用すると良いと思います。
月額平均 | 4,000円弱+電気代 | 初期費用 | なし |
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温度 | 約85℃の温水と約5℃の冷水 | 水の種類 | RO水(純水) |
サイズ | 据え置き型 | ボトル方式 | リターナル方式 |
500ml換算 | 44円 | 月額電気代 | 1,000円 |
ハミングウォーター
flows(フローズ)
これまではRO水を提供しているウォーターサーバーの企業を紹介しましたが、最後に、水道水をろ過して美味しい飲料水に変化させる浄水型ウォーターサーバーを紹介します。
ハミングウォーターが提供している「flows(フローズ)」は、浄水器とウォーターサーバーが一体となっているウォーターサーバーで、サーバーの上部のトレイに水道水を流すことでマイクロフィルターとウルトラフィルターがトリハロメタンなどの不純物を除去して、良質な飲料水を出水してくれるウォーターサーバーです。
UV殺菌機能という特殊な機構を内蔵しており、それにより、サーバーの内部の衛生を保ちます。さらに、エコモードを搭載していて、一か月の電気代を475円程度に抑えることが可能です。
なによりの利点は、ハミングウォーターは水道水を利用するという特質上、利用料金が月額の2,900円以外には一切かからないというところです。それにより、全ウォーターサーバーの企業の中でも、ハミングウォーターはトップクラスに破格の利用料金で利用できるところが魅力です。
あくまでも水道水を利用しているため、RO水や純水に比べれば水の品質は落ちてしまうことは否めませんば、それでも安価に、そして水道水よりはずっと安全な水を飲むことができますので、赤ちゃんに少しでも良質な水を飲ませつつ、利用料金も安価に済ませたいという方におすすめです。
ハミングウォーターの浄水型ウォーターサーバーだと、仮に一か月に100リットルの水を消費したとしても月額料金は2,900円ですので、そういう良い意味でも使い勝手が良いウォーターサーバーです。
水温は、冷水が6~10℃、温水が80~90℃です。天然水やRO水を提供しているウォーターサーバーの企業とは違い、ボトルの配達の手続きをしなくて済むという点もありがたいです。
月額平均 | 2,900円+電気代 | 初期費用 | なし |
---|---|---|---|
温度 | 水温6~10℃、 湯温80~90℃ | 水の種類 | 水道水 |
サイズ | 卓上型 | ボトル方式 | - |
500ml換算 | - | 月額電気代 | 475円~ |
新生児に白湯を飲ませるならウォーターサーバーで!
ウォーターサーバーが出水する飲料水は水道水よりも遥かに安全で、かつウォーターサーバーは温水と冷水を同時に利用できますので、温水に冷水を加えることでちょうどいい温度の白湯を作成することが可能なところが良いです。
ウォーターサーバーがあると、いちいちお湯をわかして冷まして……という手間を省くことができますので、白湯を新生児に飲ませたいという方は、ぜひともここで紹介したウォーターサーバーを契約してみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年12月28日)やレビューをもとに作成しております。
アクアクララは、RO水を提供しているウォーターサーバーの企業で、ウォーターサーバーの企業の中でも最も古いブランドの一つです。2020年までに、47万世帯以上がアクアクララのウォーターサーバーを利用しているため、信頼性は抜群と言えるでしょう。
ここで紹介する「AQUA FAB(アクアファブ)」は、グッドデザイン賞を受賞したウォーターサーバーで、非常にシンプルで洗練されたデザインであることが伺えます。アクアファブのデザインはおしゃれですので、リビングなど人目につくところに置いてもインテリアとして同化するところが利点です。
アクアファブを契約すると、安心サポート料として1,300円が発生しますが、そもそもアクアクララはウォーターボトルの価格が安価で、12リットルがわずか1,200円で購入できますので、他の企業に比べて安価に利用できます。
水温も、冷水が5~12℃、温水が80~90℃ですので、温水に冷水を加えれば赤ちゃんが飲みやすい温度の白湯をすぐに作成できます。また、アクアファブは抗菌フィルターを採用しているため、衛生状態も極めて高いレベルを維持することが可能ですので安心です。
アクアクララは、リサイクルすることが可能なリターナブル方式のボトルを採用しているため、次の配達日までに空ボトルを保管しなくてはならないため、狭い部屋に住んでいるという方には不向きかもしれません。しかし、物置があるマンションであれば問題ないでしょう。