ウォーターサーバーの返却方法は?注意点や返却前に必要な作業は?
2020/12/14 更新

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ウォーターサーバーを返却したい!
引っ越しや使わなくなったなどの理由でウォーターサーバーを解約することもあるでしょう。ウォータサーバーを買取している場合はご自身で処分できますが、レンタルの場合にはメーカーに返却しなければなりません。
返却する場合はウォーターサーバーを解約するということなので、解約方法や解約金なども合わせて確認しておくのがいいでしょう。また返却方法もメーカーにより異なり、自宅に回収に来てくれるところもあれば宅配便業者にお願いしていることろもあります。
しかし返却する場合に行う作業や注意点はどのウォータサーバーでも基本的に同じ流れになっています。今回の記事ではウォータサーバーを返却する際の手続きや作業を紹介しているので、返却前に読んでおくといいでしょう。
ウォーターサーバーを解約する旨を連絡する
ウォーターサーバーは勝手に返却するのではなく、事前にウォーターサーバーのメーカーへ連絡が必要です。連絡方法は電話がメインになっています。使っているウォーターサーバーの公式ホームページを見てみると問い合わせ先の紹介があるので見てみましょう。
メーカーへ連絡をして、返却したいことを伝えると解約の手続きになります。解約する際には電話でいくつか質問される場合が多いです。まず名前や電話番号で本人確認をされます。解約理由も聞かれることが多いでしょう。また解約金の説明やウォータサーバーの返却手順を説明されます。
中には返却手順を説明してくれないメーカーもあるので、その場合はこちらから聞くと教えてくれます。解約の手続きを行わなければ次回のボトルが配達されてしまうので、配達日になる前に連絡しておくのがおすすめです。
解約の際は違約金が発生することも
ウォーターサーバーの契約内容により、解約金がかかってしまうケースもあります。商品やメーカー、プランなどで契約期間が変わってきますが、2年縛りや3年縛りなどで契約している場合には契約期間内に解約するとサーバーの撤去費用や違約金が発生します。
解約の際にかかる費用は契約内容や契約期間によって異なりますが、5000円から20000円程かかることが多いです。解約金が高額で躊躇してしまう方もいるかと思いますが、もし他のウォータサーバーに乗り換えるのであれば、そちらの乗り換えキャンパーンなどを活用するのもおすすめです。
またあと数ヶ月で解約金がかからないようになるのであればそれまで解約を待つのもいいでしょう。その場合、解約するのを忘れないようにカレンダーなどにメモしておくのがおすすめです。
解約を引き留められたら
解約の連絡で解約の理由を聞かれると、継続して使うように引き留められることも多いです。例えば今ある水を使いきってからと提案されることもありますが、ボトルが余っていても解約はできます。
また、音がうるさい、臭いが気になるなどの理由を伝えると特別に低価格でサーバーの交換ができるなどのお得な情報を伝えてくる場合もあります。継続して使うか悩んでいるわけではない場合には、きっぱりと断らなければずるずると契約が続いてしまうので気を付けてください。
またデパートなどで強引なセールスにより契約してしまった場合には、8日以内であればクーリングオフが使えます。初月費用が掛かると言われたら消費者センターの188に電話するとスムーズに進めることができます。
返却前の注意点は?
ウォーターサーバーのメーカーに連絡をして解約の手続きができたら、サーバーの返却準備を行います。電話で解約した際にメーカーと返却日を決めることになりますが、決められた日までに返却準備を完了しておきましょう。
返却方法はウォーターサーバーにより異なります。メーカーの担当が自宅まで引き取りに来ることもあれば、運送会社に依頼しているメーカーもあります。回収方法については、解約の際に電話できちんと確認しておくとスムーズに返却できます。
またメーカーで回収にくる場合、当日不在でも玄関の外に置いておくことで持っていってくれることもあります。当日不在になりそうな場合にも、外に置いておいて大丈夫か確認しておくといいでしょう。
サーバーの水抜き
ウォーターサーバーは返却の前に水抜きを行います。メーカーで直接回収にくる場合には水抜きしていない状態で回収になることもありますが、ほとんどの場合で水抜きは必要な作業です。水抜きをしっかり行わないと配送中に水が漏れてしまうなどのトラブルが起こってしまいます。
水抜きの細かなやり方はサーバーの種類により異なりますが、おおまかな流れは同じになります。メーカーで行ってくれる場合も事前にやっておくことで、回収時間の短縮になります。ここでは水抜きのやり方を紹介していくので参考にしてください。
水抜きの方法
最初にサーバーの電源を切ってコンセントを抜きます。熱湯が出てくると危険なので、少し冷ますために作業する4時間ほど前に電源を切っておくようにしてください。ウォーターサーバーにセットしてあるボトルも外しておきます。
ボトルを外してから冷水や温水のボタンを押し、サーバーの中にあるお水もすべて給水口から出し切ります。お水が出てこなくなったらサーバーの背面からもお水を出します。キャップを外すとサーバーから水が出てきます。
勢いよく出てくることもあるためキャップを外す時は気を付けてください。キャップを外す前に床にタオルを敷いておき、鍋などでお水を受け取れるようにしておくのがおすすめです。背面からも水が出てこなくなれば水抜きは完了です。
梱包が必要なことも
梱包が必要かどうかはメーカーにより異なります。解約の電話で梱包の指示があった場合にはきちんと梱包して返却しましょう。梱包用の段ボールは家に良い物がなければメーカーに頼むと段ボールを送ってくれることもあるので頼んでみるといいでしょう。
またメーカーで直接回収にくる場合は部屋まで取りに来てくれることが多いですが、運送会社に頼んでいるメーカーでは部屋の中までは取りに来てくれないことも多いです。そのため玄関までは自分で運んでおくようにしましょう。
水のボトルが余った場合
解約の手続きを行う際に、今あるボトルを使い切ってからにしてはと提案されることもありますが、ボトルが余っていても解約することはできます。使い切ってからまた電話しようと思っているとうっかり忘れてしまい、また次のボトルが送られてきてしまうこともあります。
買い取ったボトルのお水は基本的に返却の義務はありません。しかしリターナブル式の場合、サーバーと一緒にボトルも回収になるので、余ったお水は使い切るか違う容器に移し替えるようにしましょう。
ワンウェイ式であれば回収にはなりませんが、天然水だと劣化が早いのでなるべく早く使いきるのがおすすめです。また使わないので回収してほしいという場合は返金はされませんが引き取ってもらえることもあるようなので聞いてみるといいでしょう。
水の購入などでポイントが貯まっている場合には解約前に使用する
メーカーによっては水の購入などで独自のポイントが貯まるサービスを行っている場合があります。ウォーターサーバーを解約すると溜まったポイントが消失してしまうので、解約前に使い切ってしまうのがおすすめです。
解約する場合にはウォータサーバーのボトルに交換してもあまり意味がないので、欲しい商品と交換しておきましょう。また独自のポイントでは有効期限が設けられていることが多いので、期限内に使い切るようにしてください。
レンタルサーバーはきちんと返却しよう!
年契約などプランによっては解約金がかかることもあるので、事前にしっかり確認しておくといいでしょう。またきちんと解約手続きを行わなければボトルが届いてしまい余計なお金がかかってしまうこともあります。この記事を参考にスムーズにウォータサーバーを返却しましょう。
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