ウォーターサーバーは不衛生?!気になる衛生面の疑問に答えます
2020/12/09 更新

目次
ウォーターサーバーは不衛生?雑菌が繁殖する原因
「家で毎日飲んでいるお水は清潔なのかな」と気になったことはありませんか?雑菌は水があるところで発生・繁殖します。清潔なイメージのウォーターサーバーも、気をつけていないと不衛生な状態になってしまいます。ちょっとドキッとした方、雑菌が繁殖する原因を確認してみてください。
ボトルに水を入れるまでの過程では雑菌が入らない
ウォーターサーバーで使用される水の製造工程では、殺菌や濾過が行われます。水をいれるボトルも殺菌処理されていて、徹底された衛生管理の下でボトルに注入されています。そのため、各家庭に届くまでに雑菌が入ってしまう心配はほとんどありません。
最も不衛生になりやすいのは給水口
ウォーターサーバーのボトルや水自体は衛生的でも、サーバー本体に雑菌が付着しているときれいなお水を飲むことはできません。サーバー本体で最も雑菌が発生、増殖しやすいのは「給水口」です。給水口は常に家の中の空気に触れている状態なので、ホコリや雑菌が付着します。給水口に付着した雑菌はパイプの中に入り込み、さらに増殖してしまう可能性があるのです。
日常的なお手入れをすることで給水口は雑菌の増殖は防ぐことができます。毎日使うものなので、「この前掃除したのはいつだったかな?」なんてことが無いように気をつけましょう!心当たりのある人は給水口のお手入れや水の保管期間をチェックしてみてください。
空気に触れると雑菌の原因に
一度殺菌されたお水でも空気に触れていると雑菌が繁殖することがあります。ボトルの種類にもよりますが、一度サーバーに取り付けたボトル内の水は空気に触れるので、未開封の状態よりも不衛生になりやすいです。ウォーターサーバーに使われる水の保存期間が決まっているので、一度開封したボトルは保存期間内に使い切るようにしてください。
保存期間 | |
未開封 | 6ヶ月 |
開封済み(サーバーに設置) | 2週間 |
ウォーターサーバーのメンテナンス方法
ウォーターサーバーは日常的なお手入れをしたり、水を保存期間内に使い切ったりと私たちが気を付けることできれいな水を飲むことができます。不衛生な状態にならないように一般的なウォーターサーバーに必要とされているメンテナンス方法や機能について紹介します。
日頃のメンテナンス
簡単に触れることができないサーバー本体の内部はお手入れできませんが、サーバーの外側はこまめにお手入れすることができます。逆に言えば、空気や人が触れるサーバーの外側はは、不衛生になりやすいところでもあります。しっかりメンテナンスして清潔にしておきましょう。
ウォーターサーバー本体の汚れを拭き取る
サーバー本体の汚れをふきんやキッチンペーパーなどで拭き取ります。給水口の周りは、水やコーヒーなど飲み物がはねて汚れることがあるので、きれいに拭き取っておきましょう。アルコールスプレーや除菌シートなどで仕上げに拭き上げるとさらに衛生的です。
給水口・受け皿の洗浄
給水口や受け皿はサーバー本体の中で最も雑菌が発生し、繁殖しやすい部分です。少なくとも週に1回はきれいにしておきましょう。給水口はタオルやキッチンペーパーで拭き取り、アルコールで除菌します。受け皿は取り外せる部分は取り外してから中性洗剤で洗って乾かします。
フィルターの掃除
フィルターはサーバー本体の裏側にある場合が多いです。フィルターはお部屋の空気をサーバー本体内に取り込むときに、ホコリなどを除去してくれる部分なので、掃除機でしっかりホコリを取り除きましょう。掃除機のノズルでフィルターを傷つけないように注意しながら行いましょう。
ウォーターサーバーのメンテナンス機能
各種ウォーターサーバーには自動で内部を掃除したり、除菌する機能が備わっているものがほとんどです。が今どきのエアコンや掃除機と同じように自動できれいにしてくれるなんて便利ですよね。サーバーのグレードが高いシリーズでは自動クリーン機能の性能も高く、プロによるメンテナンス不要という傾向があります。大きく分けて3つの機能をご紹介します。
自動クリーン機能
ボトル内の水を熱して循環させることでサーバー本体の内部を除菌する機能です。メーカーによっては「セルフクリーン機能」「フレッシュ機能」「オートクリーン機能」と言った呼び方がされています。自動クリーン機能を使っている間は、水やお湯を出せないので外出する時などに自動クリーン機能を使うのがおすすめです。
フィルター機能
サーバー本体内部にあるフィルターによって微粒子のように非常に細かな汚れを除去してくれる機能です。水を出すときに外の空気がボトル内に入るタイプのボトルの場合は、ホコリまで取り込まないようにフィルター機能がついているものがほとんどです。
UV除菌
ボトル内部やサーバー本体の内部に強力な紫外線を当てることで、除菌する機能です。熱水で除菌する自動クリーン機能では行き届かない部分も除菌除菌することができます。衛生面が気になる方はUV除菌機能がついたサーバーをチェックしてみてください。
プロが行うメンテナンス
普段のお手入れやサーバーのクリーン機能を使ったメンテナンスに加えて、プロによるメンテナンスも行っているメーカーもあります。ここではプロによるメンテナンス方法を無料の場合と有料の場合に分けてご紹介します。
無料のメンテナンス
専門スタッフによる定期的なメンテナンスを無料で行っているところがあります。自分だけでメンテナンスをしているのが心配だったり、「清掃はプロにやってもらいたい!」という人は無料メンテナンスを行っているメーカーに注目してみてください。
有料のメンテナンス
専門工場などにサーバーを持ち帰り、家ではできないメンテナンスを有料でしてくれるメーカーもあります。消耗品の交換や洗浄殺菌まで行ってくれるので、長くサーバーを使いたい人は有料のメンテナンスのプランも検討してみてください。
クリーン機能・衛生面のメンテナンスが充実したウォーターサーバー3選
「いつでもきれいな水が飲みたい」と誰でも思うことですが、ウォーターサーバーの種類が多くてどれがいいのか迷ってしまいます。衛生面を重視するならサポートやメンテナンスが充実したウォーターサーバーを3つご紹介します。
衛生面で安心なウォーターサーバーを選ぼう
ウォーターサーバーは日常のお手入れやサーバーの機能などでメンテナンスを行うことで、いつでもきれいなお水を飲むことができます。各種サーバーには清潔に保つ機能がついているので、専門的なメンテナンスが不要のサーバーも登場してきているので、それぞれの特徴を確認して自分にあったサーバーを見つけていきましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年12月09日)やレビューをもとに作成しております。
2つのクリーン機能があるため、プロのメンテナンスが必要ありません。ボトルの内部が真空になる仕組みなので、最後の1杯まで衛生的なお水を使うことができます。ボトルの設置場所がサーバー下部にあるので、重いボトルを持ち上げて設置する必要がないことも嬉しいポイントです。