ウォーターサーバーの仕組みとは?いつでもお湯と冷水が飲めるのはなぜ?

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冷水とお湯がいつでも飲めるウォーターサーバーですが、どんな仕組みなのか気になりますよね。身近な存在になったウォーターサーバーの仕組みが分からない人も多いと思います。ウオーターサーバーの仕組みや機能などをまとめました。お湯を使わないときはどうするのかもご紹介します。

ウォーターサーバーの仕組み(システム)の秘密とは?

ウォーターサーバーは、冷水と温水をいつでも飲めるのが便利です。ボトルをセットするだけで、冷水・加熱された水が一定の温度にキープされています。一体どんな仕組み(システム)になっているか気になりますよね

 

ウォーターサーバーの中には冷水用と温水(お湯)用のタンクがあって、冷却や加熱が行われる仕組みです。ウオーターサーバーの構造や加熱に必要な時間など、気になることは多いと思います。

 

今回はウォーターサーバーの仕組みや構造、機能などについてご紹介します。お湯を使わない場合は温水スイッチを切ってもいいのか、空焚きは起きるのかなどについても解説するので、最後までご覧ください。

ウォーターサーバーの種類

ウォーターサーバーは水の供給の仕方でボトルタイプと水道水ろ過タイプの2種類があります。それぞれの仕組みについて、ご紹介します。

宅配されたボトルをセットするボトルタイプ

ボトルタイプは、ウォーターサーバーに水の入ったボトルをセットするタイプです。ボトルに入った水は天然水とRO水の2種類があります。天然水は特定の水源から採水された地下水を加熱したもので、RO水はRO膜でろ過した水にミネラルを加えたものです。

 

ボトルは6L~12Lと大きめで、ボトルに水が入っていればいつでも水を飲むことができます。水の入ったボトルが宅配されるシステムなので、水が無くなると利用できません。サーバーをレンタルするか購入するシステムが多くなっています。

水道水を利用する水道水ろ過タイプ

水道水ろ過タイプは、ウォーターサーバーでろ過した水道水を飲むタイプです。水道栓とウォーターサーバーを繋げて使用する水道水直結型、水を自分で補充する水道水補充型の2種類があります。

 

水道水を利用するので、水が無くなっても自分で補充できるのがメリットです。ウォーターサーバーの水を大量に利用したい方におすすめです。

ウォーターサーバーの内部の構造と利用手順について

ウォーターサーバーの内部には、上部に冷水用タンク、下部に温水用タンクが設置されています。それぞれのタンクに水を補充した後に、タンク内の水を設定温度に保つようになっています。

 

水道水を使うタイプのウォーターサーバーは最初にろ過が行われます。水道水を使うタイプも、ボトルタイプも、水をタンク内に入れて保温する点は同じです。ウォーターサーバーの内部の構造と利用手順をまとめました。

ボトルの位置による違い

ボトルをセットするウォーターサーバーは、ボトルの位置で上置きタイプと下置きタイプに分けられます。それぞれのメリットとデメリットをまとめました。

上置きタイプは停電でも使用しやすい

上置きタイプのウォーターサーバーは、上にセットしたボトルの水が重力で流れるので電力を使わずにタンクに補充できます。電子制御なしで使えるものも多いので、停電しても常温で使いやすいのがメリットです。

 

デメリットは、持ち上げてボトルをセットする点です。重いボトルを持ち上げるので、女性やお年寄りが交換するのは大変な場合があります。

下置きタイプはボトル交換が楽

下置きタイプのウォーターサーバーは、本体の下にボトルをセットするタイプです。ボトルを下に設置するので持ち上がる必要がありません。女性やお年寄りなど力の弱い方でも、ボトル交換がしやすいのがメリットです。

 

ただ、下に置いたボトルから水をくみ上げて、タンクに補充するので電動ポンプを使います。停電するとタンクに水を補充できないので、タンク内の水が無くなった時点で使用不能になります。

ボトルをセットした後の手順と時間

ウォーターサーバーは電源プラグをコンセントに入れるだけで、自動で作動するものが多いです。電源が入るとすぐに、水の冷却がスタートします。温水は手動で操作するものがほとんどですが、温水ヒーターをオンにすれば加熱が始まります。

 

水の供給方法やウォーターサーバーの種類で多少操作手順は変わりますが、基本的な手順はほとんど同じです。冷却・加熱を始めて30分~40分くらいで、タンク内の水は適温になります。

ウォーターサーバーが冷水・温水をつくる仕組みについて

ウォーターサーバーは冷蔵庫やコンピューターを冷却する方法で、水を冷やしています。ウォーターサーバーが水を冷却・加熱する仕組みについてまとめました。

冷水を作る仕組み

ウォーターサーバーの冷水を作る仕組みは、コンプレッサー式と電子式の2種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

電気代が安く静かなら電子式

電子式は、ペルチェ素子というモジュールで水を冷却するタイプです。冷却タンクに取り付けられたペルチェ素子に電気を通すことで、水を冷やす仕組みになっています。ペルチェ素子はコンピューターを冷やすのにも使われているモジュールです。

 

電子式は冷却する際の音が静かで、電気代も安いのがメリットです。デメリットは冷却するのに時間がかかることで、ウォーターサーバーの容量が大きいとすぐには冷水が飲めません。

 

電子式で冷却するウォーターサーバーは価格は安いですが、容量が小さいものが多いです。

短時間で冷却できるコンプレッサー式

コンプレッサー式は、冷媒ガスで水を冷却する仕組みです。圧縮機で圧縮した冷媒ガスを水の入ったタンクの周りに循環させ、気化熱で水を冷やす仕組みになっています。エアコンや冷蔵庫の仕組みと同じで、昔から利用されている技術です。

 

電子式と比較すると冷却性能が高く、短時間でウォーターサーバーの水を冷やすことができます。デメリットは、消費電力が高いことです。容量が大きくても、冷却に時間がかからないので、ウォーターサーバーの冷却機能としては主流になっています。

温水(お湯)を作る仕組み

ウォーターサーバーのお湯を作る仕組みは、タンク内の金属棒に電気を通して加熱する方法とタンクの外の電気ヒーターで加熱する2種類があります。設置場所の違いはありますが、基本的には電気ポットの過熱方法と同じです。

 

古いウォーターサーバーは最初に冷却タンクを通った後に、加熱タンクに水が入る仕組みになっていました。冷えた水を加熱するため、加熱時間や電気量が増えるのがデメリットがありました。現在はタンクが冷水と温水に分かれているので、電気量が抑えられています

ウォーターサーバーの5つの機能について

ウォーターサーバーの基本的な機能は水の冷却と加熱ですが、他にも便利な機能を搭載したものがあります。内部を清潔に保つクリーン機能や安全のためのチャイルドロック機能など、搭載されていると安心して使える機能も多いです。

 

ウオーターサーバーの基本機能以外の5つの機能についてまとめました。

用途に合った水やお湯が作れる温度調整機能

ウォーターサーバーの基本の温度設定は、冷水(5〜10℃)と温水(75〜90℃)くらいといわれています。これに加えて、冷水より少し暖かい弱冷水や温水より少し温度が低い弱温水など、温度調整ができるウォーターサーバーもあります。

 

ミルクやお茶を作るのに温水では熱すぎますし、冬は冷水では冷たいと感じる方もいます。温度調整ができるウォーターサーバーは、さまざまな用途に使えるので便利です。温度調整機能は4段階になっているウォーターサーバーが多いです。

熱いお湯を使いたいなら再加熱機能

ウォーターサーバーの温水は温度が75〜90℃前後に保たれていますが、最初に加熱した時より低くなっています。もっと温かいお湯を使いたい場合は、再加熱がついたウォーターサーバーがおすすめです。

 

再加熱機能がついたものなら、ボタンを押すだけで再加熱ができます。ただし、再加熱機能は電力を消費します。使いすぎると電気代が高くなるので注意が必要です。

ウォーターサーバーの内部を清潔に保てるクリーン機能

ウォーターサーバーの内側を清潔に保つための機能が、クリーン機能です。ウォーターサーバーは、分解して掃除できないので内部に雑菌などが繁殖する場合があります。衛生的に使用したいなら、クリーン機能を搭載したウォーターサーバーがおすすめです。

 

熱水を循環させて殺菌するタイプや紫外線を照射して殺菌するタイプ、フィルターでゴミや粉じんが入るのを防ぐタイプなどがあります。クリーン機能を使用中は、ウォーターサーバーが利用できなくなる場合もあるので注意しましょう。

電気代を節約できるエコモード

ウォーターサーバーは24時間電源が入っているので、電気代が気になる方は多いでしょう。エコモードが搭載されたウォーターサーバーなら、電気代を節約することができます。冷水12~15℃、温水70~75℃くらいにすることで、消費電力を抑えます。

 

節電効果は7〜10%くらいといわれていますが、30%以上節電できるウォーターサーバーもあります。基本的にエコモードは自分で設定しますが、夜間になると自動でエコモードになるウォーターサーバーもあります。

やけどを防ぐのに便利なチャイルドロック

チャイルドロックは、誤って温水や冷水が出るのを防ぐ機能です。小さなお子さんが蛇口に触れて温水が出るとやけどの危険があります。チャイルドロックを入れておけば、解除しないと蛇口から温水が出る心配がないので安全です。

 

温水の蛇口にチャイルドロックがついたウォーターサーバーは多いですが、冷水の蛇口についたものもあります。チャイルドロックの追加や取り外すができるメーカーもあります。

ウォーターサーバーの仕組みや機能の注意点

ウォーターサーバーは、電源が入っている間は水を加熱・冷却し続ける機械です。そのため、空焚きやお湯を使わない時に温水スイッチを切ってもいいのかなど気になる点も多いでしょう。ウォーターサーバーの仕組みや機能に関する注意点をまとめました。

ボトルが空になると空焚きが起きる?

ウォーターサーバーは、電源が入っている限り温水タンクの水を加熱し続ける仕組みになっています。そのため、ボトルが空になると空焚きが起きるではないかと心配になります。ウォーターサーバーは空焚き防止機能があるので、ボトルが空になっただけでは空焚きは起こりません

 

ボトルが空になると、自動で温水が出ないようになります。ボトルが空になっても、温水タンクにはお湯が入っているので空焚きにはなりません。ただし、加熱は続くので放っておくと温水タンクの水が蒸発して、空焚きが起きる危険もあります。

 

ボトルが空になったら、早めに新しいボトルに交換することが大切です。

お湯が出ない場合の出し方

ウォーターサーバーはお湯を出すボタンやレバーを押しても簡単にでないことがあります。これは故障ではなく、チャイルドロックの関係でお湯が出にくい仕組みになっているためです。

 

ボタンを長時間押す場合や上下のレバーを掴んで両方を下に押すなど、お湯の出し方が難しくなっています。安全のためなので、説明書の手順を守って操作しましょう。

お湯を使わない場合でもスイッチを切るのはNG

ウォーターサーバーの温水を使わないなら、温水スイッチを切っても良いのではないかと考える方もいるでしょう。温水スイッチを切れば、電気代の節約にもなりそうです。ただし、温水スイッチを切るのは、よくありません

 

温水スイッチを切ってしまうと、ウォーターサーバーを衛生的に使えなくなります。温水を使わない場合でも、温水スイッチは要れたままにしましょう。

ウォーターサーバーの仕組みを理解して、便利に使おう

ウォーターサーバーはいつでも冷水と温水を飲むことができ、それ以外にも便利な機能が搭載されたものもあります。常に水の冷却と加熱を行い続ける仕組みになっていますが、水を飲むためだけでなくそれによって衛生的に使うことができます。

 

電気ポットなどに比べると電気代が高いようにも思えますが、利便性を考えると高いとはいいきれません。安全に利用するためにも、ウォーターサーバーの仕組みを理解して正しく使うようにしましょう。

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