ウォータースタンドの電気代はどれくらい?節約する方法は?
2022/04/19 更新

目次
ウォータースタンドの電気代はいくら?
水道直結式のため、ウォーターボトルやウォーターパックの交換が必要なく、お水が使い放題で人気のウォータースタンドですが、その一方で電気代がたくさんかかるのでは?という心配の声をよく聞きます。実際、ウォータースタンドのウォーターサーバーは1ヶ月間でどの位の電気代がかかるのでしょうか?
1日に冷水を3リットル、温水を2リットル使用した場合、電気代は1ヶ月当り概算で約600~700円(1KWhあたり22円で計算)とのことです。一般的なウォーターサーバーの電気代は1ヶ月1000円程度で、800円を切っていれば優秀と言われているので、上記の電気代はなかなか優秀です。ウォータースタンドのウォーターサーバーはウォーターボトルを交換する必要が無いので、この電気代であればお得に使用できそうです。
とはいえ、ウォーターサーバーの日頃の使い方の違いで電気代を節約出来たり、逆に思っていたよりも電気代がかかってしまったりします。ここらからは、より電気代を節約するための方法を紹介します。
ウォーターサーバーの電気代を抑える方法は?
シャワーの後に冷たい水を飲もうと思って冷蔵庫の中を探してもミネラルウォーターが見つからなかった。カップ麺にお湯を注ごうと思ったら電気ポットの中にお湯が入っていなかった。この様な日常よく起こる、些細なストレスから開放してくれるウォーターサーバーは大変便利です。
しかしながら、いつでも冷水やお湯を使える様にするためには、常にウォーターサーバーに電源を入れて待機させておく必要があります。ウォーターサーバーを使うと、多少電気代がかかりますが、便利さを実現するためには、ある程度の電気代はやむを得ないのかもしれません。
また、ウォーターサーバー各社の努力による、技術改良や新技術の導入などで年々電気代は減少しています。
それでも、ウォーターサーバーにかかる電気代は少しでも節約したいと思いますよね。以下では、電気代を節約する方法について解説していきます。
⚠︎電源OFFは絶対にNG!

1点注意したいのは、電気代を節約するためにウォーターサーバーを使用しない外出時や夜間にウォーターサーバーの電源をOFFにする行為です。確かに電源を入れなければ節電にはなりますが、ウォーターサーバーは水を一定以上の低温または高温にすることにより衛生管理を行っています。このため、電気代を節約したいといってもウォーターサーバーの電源をOFFにすることは絶対にNGです。
ウォーターサーバーの電気代を抑える方法4選
1.直射日光の当たらない場所に置く
これからウォータースタンドなどのウォーターサーバーを導入する方も、既にウォーターサーバーを使用されている方も、もう一度ウォーターサーバーの設置場所を見直してみましょう。基本的には温度変化が少なく、直射日光が当たらない場所に置くのがベストです。
窓などがある場合には、季節が変わっても日光が差し込まない場所かチェックしたほうが良いでしょう。特に冬の西日などは見逃しがちです。
ウォータースタンドなどの水道直結式の場合は、ウォーターサーバーの移動は少々手がかかる可能性が高く、後でしまった!とならないように注意しましょう。
また、日光が当たらない場所にウォーターサーバーを置くという事は、ウォーターサーバー本体やウォーターボトルなどの温度を上げないようにし、電気代を節約する意味合いが強いですが、一方、ウォーターサーバー本体はプラスチック製であることが多いので、紫外線による本体の劣化を防ぐという意味からも重要です。
2.エアコンやヒータなど温風・冷風の当たる場所に置かない
直射日光を当てないという事と同様に、電気代を少しでも節約するためには、エアコンやヒーターなどの温風・冷風が直接当たらない場所にウォーターサーバーを置いて、ウォーターサーバーの温度を一定に保つ事が重要です。
こちらに関しても、一年間の暖房や冷房機器の使用状況をシミュレートして、エアコンの他にヒーターなどを近くに置く可能性が無いか確認してみましょう。
また、ウォータースタンドなどの水道直結式のウォーターサーバーは、シンクの近くなど水道水を取れる場所の近くに置くことが多く、コンロなどの熱源に近い場合も多いので、設置場所は慎重に検討しましょう。
コンロの近くに置くことでウォーターサーバーの温度が上がることはもちろん、熱による本体の変形や、油はね等による汚れで衛生面に問題が出ることもあります。
3.障害物の近くに置かない
たまたま、ウォーターサーバーのちょうど良い置き場所を、キッチンやリビングの家電や家具の間に見つけたことがウォーターサーバー導入のきっかけになることもあるかもしれません。しかし、このような家具の隙間などウォーターサーバーを置くことは電気代節約の面からはおすすめできません。
ウォータースタンドでは一部の機種を除き、また他社のウォーターサーバーのほとんどの機種も水の冷却にはコンプレッサー式を採用しています。コンプレッサー式は冷蔵庫などにも用いられている冷却方法ですが、本体から熱を放出することで内部の水を冷却しています。
冷蔵庫の設置の際にも注意が必要なように、ウォーターサーバーの設置でも、本体のまわりに空間を取り、風通しをよくする必要があります。このため、ウォーターサーバーの側面及び背面には、壁や他の家具などから余裕を持って10cm~15cmは離す事が必要です。
風通しの悪い場所に置くと、本体が熱をもってしまい、水の冷却能力が落ち、電気代が必要以上に多くかかってしまいます。注意しましょう。
4.定期的にウォーターサーバーの掃除をする
1ヶ月に一度など、定期的にウォーターサーバーの掃除をすることは電気代の節約にも繋がります。まず、ウォーターサーバーの背面に放熱器がある場合には、掃除機などで放熱器についたチリやホコリを優しく取り除きましょう。汚れたままにしておくと、ウォーターサーバーの放熱効率が下がるので、普段より電気代がかかるようになってしまいます。
また、説明書に従いウォーターサーバー本体の掃除を定期的におこないましょう。ウォーターサーバーは飲み水を作る機械なので、特に衛生面の管理は重要になります。よく手が触れる取水スイッチやコック、取水口などは特に念入りに。
ウォータースタンドのウォーターサーバーは水道直結なので、ウォーターボトル接合部の清掃は必要ありませんが、ウォーターボトル交換式のウォーターサーバーは接合部の清掃も衛生面から重要になります。
エコモードを活用する
ウォーターサーバーの機種によってはエコモード(節電機能)が搭載されていますので、この機能をそれぞれの家庭の生活環境にあわせて上手に活用しましょう。
例えば部屋の明るさを感知して、部屋が暗くなると温水の温度を下げて使用電力を下げる機能や、外出時や就寝時にボタンを押すことで温水の温度を下げて使用電力を下げる機能などが主なものです。
このようなエコモードを面倒臭がらず使用することで、電気代をかなり節約することが可能になります。ただし注意する点としては、エコモードを解除後、すぐにはお湯が出ないことです。
冬はお湯が直ぐに必要になることが多いと思いますが、夏の間などお湯をあまり必要としない時期には、エコモードを積極的に使うことで、電気代をかなり節約できるかもしれません。
ウォーターサーバーの電気代は他の家電を比べてどうなの?
次にウォーターサーバと他の代表的な家電の電気代を比べてみましょう。
以下の表は、各家電製品で1日に以下の水量を使用した場合の、1ヶ月間のおおよその電気代です。冷蔵庫は他の食材なども冷蔵できるため直接の比較はできませんが、それなりの電気代がかかっていることがわかると思います。
電気ケトルや電気ポッドは温水だけ、冷蔵庫はもちろん冷水だけですが、ウォーターサーバは温水、冷水がいつでも使えます。電気ケトルはとてもお得に見えますが、お湯を沸かすだけで保温は出来ません。
しかも、ウォータースタンドのウォーターサーバーであれば、水道直結式でウォーターボトルの交換の必要はありません。この様に考えると、ウォーターサーバーの電気代は他の家電と比べても決して高くは無いのではないでしょうか?。
一日の使用量 | 1ヶ月の電気代 | |
---|---|---|
ウォーターサーバー | 冷水3L/温水2L | 600円 |
電気ケトル | 温水2L | 160円 |
電気ポット | 温水2L | 470円 |
小型冷蔵庫(167L) | - | 690円 |
結局ウォーターサーバーを使い倒すのが一番の節約かも?
ここまで書いてきたように、ウォータースタンドをはじめ、大抵のウォーターサーバーを使うためには、ある程度コンスタントに電気代がかかってしまいます。このため、少しでも電気代を節約するためには、ウォーターサーバの置き場所の検討や掃除などをこまめに行うことが大変重要になってきます。
しかし最終的には、ウォーターサーバをどれだけ便利に使い切るかが、一番の節約になるのではないかと思います。
例えば料理で煮る茹でるなどお湯が必要な場合にはウォーターサーバのお湯を必ず使用し、お米を炊くにもウォーターサーバーの冷水を使用するなど。
特にウォータースタンドのウォーターサーバーは水道直結で、水代はほぼ考えなくても良いので、気軽に使えると思います。
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