サントリー天然水ウォーターサーバーの電気代はどれくらい?節約する方法は?
2023/03/22 更新

ウォーターサーバーは料理や赤ちゃんのミルク作りに便利です。しかし気になるのは電気代です。そこで、赤ちゃんがいるご家庭によく選ばれているサントリー天然水ウォーターサーバーの電気代についてご紹介します。電気代節約方法もご紹介するので、参考にしてください。
目次
サントリー天然水ウォーターサーバーの電気代はいくら?
サントリーの天然水ウォーターサーバーの月額電気代は、平均で960円です。ただし、電気代はウォーターサーバーの使用状況によって異なります。サントリー天然水ウォーターサーバーは、温水と冷水でそれぞれ通常モードと弱モードの2段階設定が可能です。
それぞれの平均的な水温と1日あたりの電気代は以下の通りです。
(3箱使用/月、22円/khwで算出)
電気代/日 | 水温 | |
通常モード | 約34円/日 |
お湯:85~92℃ 冷水:4℃~9℃ |
弱モード(弱温・弱冷) | 約24円/日 |
お湯:70℃~75℃ 冷水:12~15℃ |
ご覧のように、サントリー天然水ウォーターサーバーの電気代は、通常モードと弱モードでは1日あたりの電気代に約10円の差が出ます。弱モードに設定していた場合の月額の電気代は約720円です。通常モードより300円以上節約できます。
さらに、ウォーターサーバーは使用方法をすこし工夫するだけで、さらに電気代を節約できます。ここからは電気代削減のコツについてご紹介するので、参考にしてください。
ウォーターサーバーの電気代を抑える方法は?
ここでは、ウォーターサーバーの電気代を抑えるコツをご紹介していきます。これから使用する方は、ぜひ参考にしてください。
やってはいけない!NG節約方法
電気代を節約するために、ウォーターサーバーの電源を切るのはおすすめできません。たしかに電気代は節約できますが、衛生面で問題があるからです。ウォーターサーバーは、つねに温水・冷水を循環させ、サーバー内に雑菌が繁殖するのを防いでいます。
電源を切ると水の循環が止まってしまうため、雑菌が増えやすい環境になります。また、電源の切/入するたびに、サーバーは常温に戻った水の温度を温水・冷水に調整しなければなりません。そのため、電源を切るとかえって電気代がかさむ場合もあります。
災害時など緊急時をのぞいては、ウォーターサーバーの電源は常に入れておくようにしてください。また、これから説明する電気代の節約方法は「電源がON」になっているのを前提としてご紹介していきます。
エコモードの効果は?
エコモードは、ウォーターサーバーの電気代を節約するためのモードです。メーカー・機種によって節電効果は異なりますが、一般的には20%~50%程度の節約できます。1カ月あたり1000円が平均なので200円~500円程度の節約です。
エコモードは水温を調整すると、保冷・保温にかかる電気代をカットする仕組みです。設定の仕方はメーカーや機種によって異なります。たとえばボタンを手動で押すタイプや、光センサーなどで自動的にエコモードに切り替わるタイプなどがあります。
サントリー天然水ウォーターサーバーには、前述のように「弱温モード」「弱冷モード」の名称でエコモードが搭載されています。弱モードは温水と冷水のそれぞれに設定されていますので、季節によって通常モードと使い分けるのもおすすめです。
ウォーターサーバーの電気代を抑える方法4選
ウォーターサーバーの電気代を抑えるには、設置場所を工夫する必要があります。具体的に以下の3つのポイントに気を付けて、設置する場所を考えてみてください。
1.直射日光の当たらない場所に置く
電気代を節約するには、まず、直射日光の当たらない場所を避けるのが大切です。もし直射日光の当たる場所に設置してしまうと、サーバー本体やボトル内の水温があたたまって、水温を一定にするためにより多くの電気を必要とします。
逆に冬場は温水を沸かしやすくするために、日の当たるあたたかい場所に設置する方法もあります。必要以上に日光があたるとサーバー内に熱がこもって、劣化や故障を招く場合があるので、直射日光を避けたあたたかい場所に置くのがおすすめです。
付け加えると直射日光が当たる場所は、水の保管の上でも好ましくありません。水温が上昇すると、雑菌が繁殖しやすい環境になるからです。電気代の節約・機械と水温の維持のためにも、ウォターサーバーの設置場所として直射日光が当たる場所は避けてください。
2.エアコンやヒータなど温風・冷風の当たる場所に置かない
エアコンやヒーターなどの近くも好ましくありません。なぜなら、温度変化の激しい場所は、水温を一定に保つためにより多くの電力を必要とするからです。また、温度変化の大きな場所は、機械内に結露を生じさせます。
結露は機械のカビや故障、またボトル内の雑菌の繁殖につながる可能性が高いです。この点からも、温度が一定の場所に設置するのが望ましいといえます。防カビの観点上、あわせて湿気にも注意したいところです。
なるべく風通しがよく、ウォターサーバーに湿気がこもらない場所を探してください。
3.障害物の近くに置かない
ウォターサーバー家具を設置するときは、周りの家具などとの距離にも気をつけてください。電化製品のため、つねにある程度の熱を放射しています。ところが周りに障害物が多いと、放射がうまくいかず、サーバー内に熱がこもってしまうからです。
ウォターサーバー本体が温まると、水温の調整に多くの電力を必要とするだけでなく、機械の故障やボトル内の雑菌の繁殖につながります。よって、ウォターサーバーは周りに障害物のない場所に設置してください。
機械熱がスムーズに放出されると、電気代の節約につながります。具体的には、ウォターサーバーの前後左右は10~15cm程度の間隔をあけておくのがおすすめです。家具だけでなく、壁との距離感にも注意してください。
4.定期的にサーバーの掃除をする
機械熱の放出をスムーズにするために、定期的にウォターサーバーの背面を掃除するのも大切になります。ウォターサーバーの背面にホコリがつくと、熱の放出がうまく行われなくなるためです。また機械の故障を防ぐうえでも、ホコリの掃除は欠かせません。
掃除をするときは、背面を拭いたり、掃除機で吸ったりする程度でかまいません。定期的に掃除を行っていれば、1回1回の作業は簡単に終わらせられます。たいへんな手間をかけずに電気代を節約するためにも、こまめなお手入れを欠かさないようにしてください。
以下の記事では、サントリー天然水ウォーターサーバーのメンテナンス方法について解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
ウォーターサーバーの電気代はほかの家電を比べてどうなの?
ウォターサーバーの電気代は高い意見はよく耳にします。具体的にウォターサーバーの月々の電気代は500円~1000円程度ですが、ほかの家電と比べるとどうなのか疑問です。以下にウォターサーバー・電気ポット・冷蔵庫の電気代と消費電力の表をまとめました。
ウォターサーバー(通常モード) | ウォターサーバー(エコモード) | 電気ポット | 冷蔵庫 | |
電気代/月 | 500~1000円 | 300~700円 | 500~600円 | 700~1000円 |
消費電力 | 冷水80~90W、温水350~450W | 冷水80~90W、温水350~450W |
35w(保温) 900~1000w(湯沸かし時) |
200~300kWh(年間) |
ウォターサーバーとそのほかの家電の電気代を比較してみても、ウォターサーバーの電気代が飛びぬけて高くはありません。エコモード対応の機種ならば、むしろ電気代は安いです。
ウォターサーバーは、ボトルの交換さえ行えば、冷水や温水をいつでもサッと利用可能です。電気ポットや冷蔵庫の場合は、その都度ポットに水を足したり、冷蔵庫に水を仕舞って冷えるのを待ったりの手間と時間がかかります。
電気代が安くて手間いらずのウォターサーバーは、ほかの家電と比べても、設置するメリットは十分にあるといえます。
まとめ
ウォターサーバーの電気代はさほど高くありませんが、設置場所の工夫や定期的なお手入れにより、さらに電気代を安く抑えるのも可能です。節約のポイントを意識しながら、手間いらずのウォターサーバーを上手に生活に取り入れてみてください。
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