サントリー天然水ウォーターサーバーの電気代はどれくらい?節約する方法は?
2020/11/23 更新

目次
サントリー天然水ウォーターサーバーの電気代はいくら?
サントリーの天然水ウォーターサーバーの月額電気代は、平均で960円です。ただし、電気代はウォーターサーバーの使用状況によって異なります。サントリー天然水ウォーターサーバーは、温水と冷水でそれぞれ通常モードと弱モードの2段階設定が可能です。それぞれの平均的な水温と1日あたりの電気代は以下の通りです。
(3箱使用/月、22円/khwで算出)
電気代/日 | 水温 | |
通常モード | 約34円/日 |
お湯:85~92℃ 冷水:4℃~9℃ |
弱モード(弱温・弱冷) | 約24円/日 |
お湯:70℃~75℃ 冷水:12~15℃ |
ご覧のように、サントリー天然水ウォーターサーバーの電気代は、通常モードと弱モードでは1日あたりの電気代に約10円の差が出ます。弱モードに設定していた場合の月額の電気代は約720円です。通常モードより300円以上節約できるというわけですね。
さらに、ウォーターサーバーは使用方法をすこし工夫するだけで、さらに電気代を節約することができます。ここからは、電気代削減のコツについてご紹介していきましょう。
ウォーターサーバーの電気代を抑える方法は?
ウォーターサーバーの魅力は、常に温水と冷水をいつでも使えるという点でしょう。いちいち水を冷蔵庫で冷やしたり、お湯を沸かしたりといった「手間いらず」がウォーターサーバーの魅力なのです。しかし一方で、温水と冷水をつねに一定の温度に保っているので、ある程度の電気代はかかってしまいます。
しかし、ウォーターサーバーの電気代は、各社の企業努力によって抑えめに設計されています。電気代と引き換えと考えれば、いつでも安心安全な水を快適な温度で利用できるというメリットのほうが大きいといえそうです。そうはいっても、やはり電気代は安いほうがよいもの。そこで、ウォーターサーバーの電気代を抑えるコツをご紹介していきます。
やってはいけない!NG節約方法
電気代を節約するために、ウォーターサーバーの電源を切るのはおすすめできません。こともあります。たしかに電気代は節約できますが、衛生面で問題があるからです。ウォーターサーバーは、つねに温水・冷水を循環させることで、サーバー内に雑菌が繁殖するのを防いでいます。
電源を切ると水の循環が止まってしまうため、雑菌が増えやすい環境になってしまうのです。また、電源の切/入するたびに、サーバーは常温に戻った水の温度を温水・冷水に調整しなければなりません。そのため、電源を切るとかえって電気代がかさむ場合もあります。
災害時など緊急時をのぞいては、ウォーターサーバーの電源は常に入れておくようにしましょう。また、これから説明する電気代の節約方法は「電源がON」になっていることを前提としてご紹介していきます。
エコモードの効果は?
エコモードとは、ウォーターサーバーの電気代を節約するためのモードです。メーカー・機種によって節電効果は異なりますが、一般的には20%~50%程度の節約が可能です。ウォーターサーバーの電気代は1カ月あたり1000円が平均ですので、200円~500円程度節約できることになります。
エコモードは、水温を調整することで、保冷・保温にかかる電気代をカットするという仕組みです。また、エコモードの設定の仕方はメーカーや機種によって異なります。たとえばボタンを手動で押すタイプや、光センサーなどで自動的にエコモードに切り替わるタイプのほか、時間設定で自動的にエコモードになるタイプなどがあります。
サントリー天然水ウォーターサーバーには、前述のように「弱温モード」「弱冷モード」という名称でエコモードが搭載されています。弱モードは温水と冷水のそれぞれに設定されていますので、季節によって通常モードと使い分けるのもおすすめです。
ウォーターサーバーの電気代を抑える方法4選
ウォーターサーバーの電気代を抑えるには、設置場所を工夫する必要があります。具体的に以下の3つのポイントに気を付けて、設置する場所を考えてみてください。
1.直射日光の当たらない場所に置く
電気代を節約するには、まず、直射日光の当たらない場所を避けることが大切です。もし直射日光の当たる場所に設置してしまうと、サーバー本体やボトル内の水温があたたまって、水温を一定にするためにより多くの電気を必要とするためです。
逆に、冬場は温水を沸かしやすくするために、日の当たるあたたかい場所に設置する方法もあります。しかし、必要以上に日光があたると、サーバー内に熱がこもって、劣化や故障を招くことがあります。できれば、直射日光を避けたあたたかい場所に置くのがおすすめです。
付け加えると、直射日光が当たる場所は、水の保管の上でも好ましくありません。水温が上昇すると、雑菌が繁殖しやすい環境になるからです。電気代の節約・機械と水温の維持のためにも、ウォターサーバーの設置場所として直射日光が当たる場所は避けましょう。
2.エアコンやヒータなど温風・冷風の当たる場所に置かない
エアコンやヒーターなどの近くも好ましくありません。なぜなら、温度変化の激しい場所は、水温を一定に保つためにより多くの電力を必要とするからです。また、温度変化の大きな場所は、機械内に結露を生じさせることがあります。
結露は機械のカビや故障、またボトル内の雑菌の繁殖につながる可能性があります。この点からも、温度が一定の場所に設置することが望ましいといえます。防カビという観点上、あわせて湿気にも注意したいところです。なるべく風通しがよく、ウォターサーバーに湿気がこもらない場所を探してみましょう。
3.障害物の近くに置かない
ウォターサーバー家具を設置するときは、周りの家具などとの距離にも注意する必要があります。ウォターサーバーは電化製品ですので、つねにある程度の熱を放射しています。ところが周りに障害物が多いと、放射がうまくいかず、サーバー内に熱がこもってしまうからです。
ウォターサーバー本体が温まると、水温の調整に多くの電力を必要とするだけでなく、機械の故障やボトル内の雑菌の繁殖につながります。よって、ウォターサーバーは周りに障害物のない場所に設置するのがよいでしょう。機械熱がスムーズに放出されることで、電気代の節約につながります。
具体的には、ウォターサーバーの前後左右は10~15cm程度の間隔をあけておくのがおすすめです。家具だけでなく、壁との距離感にも注意してください。
4.定期的にサーバーの掃除をする
機械熱の放出をスムーズにするために、定期的にウォターサーバーの背面を掃除することも大切です。ウォターサーバーの背面にホコリがつくと、熱の放出がうまく行われなくなるためです。また機械の故障を防ぐうえでも、ホコリの掃除は欠かせません。
掃除をするときは、背面を拭いたり、掃除機で吸ったりする程度でかまいません。定期的に掃除を行っていれば、1回1回の作業は簡単に終わらせることができます。たいへんな手間をかけずに電気代を節約するためにも、こまめなお手入れを欠かさないようにしましょう。
ウォーターサーバーの電気代は他の家電を比べてどうなの?
ウォターサーバーの電気代は高いという意見はよく耳にします。具体的にウォターサーバーの月々の電気代は500円~1000円程度ですが、他の家電と比べるとどうなのでしょうか。以下に、ウォターサーバー・電気ポット・冷蔵庫の電気代と消費電力の表をまとめました。
ウォターサーバー(通常モード) | ウォターサーバー(エコモード) | 電気ポット | 冷蔵庫 | |
電気代/月 | 500~1000円 | 300~700円 | 500~600円 | 700~1000円 |
消費電力 | 冷水80~90W、温水350~450W | 冷水80~90W、温水350~450W |
35w(保温) 900~1000w(湯沸かし時) |
200~300kWh(年間) |
ウォターサーバーとそのほかの家電の電気代を比較してみても、ウォターサーバーの電気代が飛びぬけて高いということはありません。エコモード対応の機種ならば、むしろ電気代は安いということもできます。
ウォターサーバーは、ボトルの交換さえ行えば、冷水や温水をいつでもサッと利用することができます。電気ポットや冷蔵庫の場合は、その都度ポットに水を足したり、冷蔵庫に水を仕舞って冷えるのを待ったり、という手間と時間がかかります。
電気代が安くて手間いらずのウォターサーバーは、他の家電と比べても、設置するメリットは十分にあるといえます。
電気代を節約して賢く活用!
ウォターサーバーの電気代はさほど高くありませんが、設置場所の工夫や定期的なお手入れにより、さらに電気代を安く抑えるすることも可能です。節約のポイントを意識しながら、手間いらずのウォターサーバーを上手に生活に取り入れてみてくださいね。
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