手のシミを対策する方法まとめ!おすすめの商品からスキンケア方法まで紹介!【手の甲・腕】
2022/08/05 更新
▼この記事を作成したライター

日本化粧品検定1級 美容ライターとして活動
高畑もなみ
手の甲のシミは自分で対策できる?
手の甲のシミの種類
シミの種類 | セルフケア | 治療方法 |
老人性色素斑 | ◯ | 美白ケア※1、レーザー治療、処方された塗り薬や飲み薬 |
炎症後色素沈着 | ◯ | 美白ケア、ケミカルピーリング、処方される塗り薬や飲み薬 |
脂漏性角化症 | × | レーザー治療、液体窒素治療 |
扁平母斑 | × | レーザー治療 |
黒子※2 | × | 手術、レーザー治療 |
※1美白ケアとはセルフケアのことを指し、メラニンの生成を抑制することでシミを防ぐケアのことです。
※2黒子はシミではありませんが、シミだと思う方もいるので、記載しています。
老人性色素斑
最も代表的なシミで、日焼けしている人には若い頃からみられるタイプのシミです。紫外線などの刺激によってシミの原因であるメラニン色素が生成され、皮膚のターンオーバーで排出されずに沈着することで発生します。
炎症後色素沈着
かぶれや傷、火傷の跡が茶色くなっている状態です。通常、そのままにしておいても数ヶ月程度で薄くなっていき、徐々に消えていくことが多いです。
脂漏性角化症
加齢によって皮膚のターンオーバーが乱れ、古くなった細胞が溜まって皮膚が厚くなっている状態です。色は褐色や黒っぽいもの、赤っぽいものまで様々で、隆起しているものやしていない状態のものもあります。
隆起していない状態のものに関して、シミとみなされることが多いです。ガスレーザーで削りとり、その後に色素沈着を敷設ために紫外線ケアなどをすることで治療が可能です。
扁平母斑
色が茶色いアザの一種です。生まれつきのものと、後天性のものがあり、後天性の場合はその部分が多毛になっていることが多いです。スイッチレーザーやピコレーザーという治療方法が効果的です。
ただし、扁平母斑は再発することが多く、一度レーザー治療を受けても再び同じ濃さまであざが戻ってしまうことがあります。
黒子
黒子は、シミとはメカニズムが異なり、後天的に出現する母斑細胞が皮膚で増殖した状態で、隆起したものや平坦なものがあります。炭酸ガス治療や手術が治療方法として挙げられます。増殖した細胞を切除する治療なので、ダウンタイムが長く、跡が消えるまで多少の時間を要します。

シミのセルフケアとは
期待できる効果は
シミのセルフケアは美白化粧品や紫外線ケアなどを指し、シミ*を防ぐ効果が期待できます。ただし、セルフケアだけで感染にシミを消すことは難しいと言われています。
*日焼けによる
シミはどうやってケアされる?
シミ*1はそもそも、茶色の原因であるメラニンが紫外線や炎症などの刺激によって生成され、沈着することで出現します。メラニンは皮膚のターンオーバーが正常であれば古い細胞とともに排出されていきますが、加齢や乾燥、ストレスなどによってターンオーバーが乱れるとシミ*1ができやすくなります。
そこで、美白*2化粧品は、皮膚のターンオーバを促進してメラニンを排出したり、メラニンが生成される過程に働きかけてメラニンの生成を防ぐ効果があります。
*1 日焼けによる
*2 メラニンの生成を防ぐ
手の甲のシミのセルフケア方法
医薬品や医薬部外品がおすすめ
医薬品や医薬部外品は厚生労働省によって効果が認められた成分が配合されている商品です。スキンケア用品は医薬部外品が多く、「メラニンの生成を抑制し、シミ、そばかすを防ぐ」という効果が期待できる美白アイテムが多く揃っています。
ドラッグストアで手軽に購入したい方は市販薬がおすすめ
市販薬(一般用医薬品)はドラッグストア・スーパーなどで医師の処方箋なしで購入できる薬剤のことで、自己判断で購入ができます。種類によっては薬剤師の説明が必要になるものもありますが、基本的に作用・効果の強すぎないものが販売されています。
医師の診断・サポートが欲しい方は医療医薬品がおすすめ
医療医薬品は医師の判断で処方される薬剤のことで、医師が診断したうえで薬の種類や必要性を判断して処方箋を発行します。刺激を感じやすいものが多いため使用には注意が必要ですが、医師や薬剤師の指示・助言を守って使用しましょう。
外側からケアする
ハンドクリームや美白クリーム、美容液がおすすめ
高い効果を期待する方はスキンケア用品の美白*クリームや美容液、保湿などのハンドクリーム効果も同時に期待したい方は美白ハンドクリームがおすすめです。
*メラニンの生成を防ぐ
美白有効成分配合のアイテムを選ぶ
美白有効成分は、厚生労働省に効果が認められた成分です。以下の表に代表的なものをあげました。より詳しく成分について知りたい方は、下記の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
主な美白有効成分 | メラニンの生成を防ぐ | メラニンを還元する | メラニンの排出を促す |
ビタミンC誘導体 | ◯ | ◯ | ◯ |
プラセンタエキス | ◯ | ー | ◯ |
トラネキサム酸 | ◯ | ー | ー |
カモミラET | ◯ | ー | ー |
ルシノール | ◯ | ー | ー |
アルブチン | ◯ | ー | ー |
4MSK | ◯ | ー | ◯ |
ハイドロキノン※ | ◯ | ◯ | ー |
※ハイドロキノンは厚生労働省に認可された美白有効成分ではありませんが、高い美白効果が特徴の成分なので記載してあります。ただし、白斑や赤みなどの肌トラブルも多く報告されている成分なので、低濃度のものから使い始めたり、使用まえにパッチテストを行ったりすることがおすすめです。
コスパのいい商品を選ぶ
美白ケアはすぐに効果が期待できるものではありません。メーカー推奨量を守りつつ、最低でも数ヶ月間使用し続けられる内容量、価格のものを選ぶことがおすすめです。
口コミを参考に選ぶ
美白化粧品は本当に効果があるのか疑問に思う方が多いのではないでしょうか。そこで、SNSなどに上がっている口コミを見るのもおすすめ。ですが、人はそれぞれ感じ方が異なるため、口コミは参考程度にしておきましょう。
おすすめ商品を紹介
ビーグレン
QuSome ホワイトクリーム
薬学博士が開発したハイドロキノン配合!
シミを防いで、透明感のあるお肌を目指したいという方に「QuSome ホワイトクリーム」がおすすめです。レチノール*1と高濃度ビタミンC*1を豊富に含み、肌に浸透*2しにくい・刺激を感じやすいといったデメリットを解決したのが「QuSome」という浸透テクノロジーです。
この「QuSome」とレチノール*1と高濃度ビタミンC*1を組み合わせることで、従来よりも効果のスピードをアップさせ、低刺激になることが期待できます。今までシミケア商品に効果を感じられなかった方や、気軽に透明感のある肌を目指したい方にはとてもおすすめです。
割引サイトからトライアルセットを購入すると、通常価格の71%オフの1,490円(税込)でお試し可能です!効果に満足できない場合は365日返金対応をしています。
*角質層まで
価格 | 3278円 | 内容量 | 15g |
---|---|---|---|
美白成分 | ハイドロキノン、ビタミンC誘導体 |
内側からケアする
美白サプリ
美白*ケアは内側からのケアも重要です。内側からしっかりビタミンなどの有効成分をとることで肌の代謝の状態を整えることができます。美白*サプリを選ぶ際は以下の成分が特におすすめです。
*メラニンの生成を防ぐ
美白成分 | 美白効果 |
ビタミンC | メラニンの生成を抑える。 |
L-システイン | メラニンの生成を抑え、ターンオーバーを促進する |
トラネキサム酸 | メラニンの活性化を抑えることでシミが過剰にできるのを防ぐ。 |
ビタミンE | ビタミンCの働きをサポートする。活性酵素の働きを抑え、ターンオーバーを促す。 |
おすすめ商品を紹介
美白ケアに有効な食生活
食生活改善は手軽に毎日取り入れられる美白*ケアなので、おすすめです。顔のようにパックをしたり化粧水を塗ったりするのが難しい部位なので、日常的にケアをすることが大切です。
*メラニンの生成を防ぐ
成分 | 食材 |
ビタミンC | 柑橘類・ブロッコリー・ピーマン・キャベツ・モロヘイヤ・アセロラ・キウイ・イチゴなど |
ビタミンE | 煎茶、ひまわり油、米ぬか油、えごま油、ナッツ類、大豆、アボカドなど |
L-システイン | 牛ヒレ、鶏胸肉、カツオ、卵、大豆、サケ、オートミールなど |
リコピン | トマト、ピンクグレープフルーツ、柿、マンゴーなど |
手の甲のシミをクリニックで治療
クリニックで行える主な治療には以下のものがあります。セルフケアできないシミを治療したい方、効果を早く感じたい方、完全にシミを消したい方におすすめです。
※公的保険診療が適用されない自由診療
治療名 | 治療方法 |
内服薬 | ビタミンCやトラネキサム酸の内服薬の処方を、他の治療と並行して行うことが多いです。 |
点滴 | 美白成分を点滴することで、炎症後の色素沈着などに効果があります。 |
光治療 | 広範囲に光を照射することでシミだけでなく小じわやニキビなどに総合的にアプローチできます。 |
レーザー治療 | 皮膚に細かくレーザーを当ててダメージを与え、新しい皮膚を作らせる、効果の高い方法です。 |
保険適用
シミ取りは美容目的であることが多いので、自費であることが多いです。しかし、アザや外傷性の色素沈着の場合は保険が適用されることもあります。
一時的な処置としてハンドファンデーションもおすすめ
セルフケアの効果が出るまでは時間がかかります。そのため、すぐに対処したい、という方にはハンドファンデーションでシミを隠す方法もおすすめです。隆起がある黒子などを隠すのは難しいですが、老人性色素斑や炎症後色素沈着はカバーすることができます。
シミ隠しハンドファンデーションおすすめ3選
シミの悪化、再発を防ぐためには
シミの一番の原因は紫外線の刺激によるメラニンの生成、色素沈着です。手の甲は特に日光を浴びやすい部位でありながら日焼け止めを塗り残したり、手を洗って日焼け止めが落ちてしまったりすることが多いので、注意が必要です。こまめに塗り直して、全身のUVケアをしましょう。
手の甲のシミに関する疑問をQ&Aで回答
Q.日焼け止めは、手の場合どれくらいの頻度で塗り直すのがいいですか?

高畑もなみ
手の甲は洋服や持ち物に擦れたり、手洗いで洗い流したりされるので、頻繁に塗り直しましょう。特に手を洗った後はきちんと塗り直すのがおすすめです。
Q.外科でシミをとる方法もあると聞いたのですが、美容医療との違いはなんですか?

高畑もなみ
美容医療は肌をきれいにすることを目的とした治療を行っています。そのため、シミをとるだけでなく、美肌ケアもしたい方には美容医療がおすすめです。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年08月05日)やレビューをもとに作成しております。