トラネキサム酸のシミ・美白効果とは?注意点や関連商品まで紹介!【シミ・美白】

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シミの予防や、美白になりたい女性なら「トラネキサム酸」について耳にした事がある人は多いのではないでしょうか。また、肝斑の悩みを抱える人たちの間でもトラネキサム酸は有名です。今回はトラネキサム酸のシミ・美白への効果や、トラネキサム酸を配合したシミ・美白にアプローチする市販の薬用化粧品をご紹介します。

▼この記事を監修した専門家

*商品掲載箇所は除く

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取材協力

花田真理

薬剤師・美容家

調剤薬局、化粧品会社に勤務の後、独立。化粧品「MarryMemory」開発者。

化粧品の知識と医療の知識を持ち合わせ、数々のメディアで美容コラム連載、監修等を行っている。

トラネキサム酸の効果は?

トラネキサム酸とは

トラネキサム酸はアミノ酸の一種で、口内炎の治療薬や歯磨き粉など幅広い製品に使用されています。
元々は医療の現場で使われていた成分でした。
現在は市販の化粧品にもトラネキサム酸を含むものが多く存在します。

美白効果

シミの予防・治療

トラネキサム酸は、メラノサイトを活性化させる「プラスミン」を抑えることで
メラニンによる色素の沈着、シミやそばかすの発生を抑える効果が期待されます。

肝斑の治療

肝斑は女性ホルモンの乱れが原因と言われていますが、
トラネキサム酸が直接女性ホルモンに働きかけるわけではありません。
メラニンの発生を抑制し、その結果肝斑を薄くする効果があると言われています。
クリニックでは肝斑治療のためにトラネキサム酸の内服薬が処方されることがあります。

止血効果

メラノサイトを活性化させる「プラスミン」は血液の凝固を阻害する成分でもあるので、
トラネキサム酸は止血や抗炎症剤として処方されることもあります。

トラネキサム酸の取り入れ方は?

化粧品

トラネキサム酸を配合した化粧水や美容液、クリームを使うことで取り入れることができます。部分的に使う場合はクリームや美容液がおすすめです。商品によっては高濃度でトラネキサム酸を配合しているものもあります。

 

シミ・美白への即効性は期待せず、最低でも数ヶ月ほど使ってみることがおすすめです。

ジェネリック医薬品(内服薬)

トラネキサム酸の内服薬は肝斑の治療で使われることが多いです。
比較的人体への影響が少なく、肝斑がない人が服用しても悪影響が出にくいので
シミ・美白対策用の内服薬もあります。

内服薬は副作用に注意

比較的悪影響が少ないと言われていますが、
まれに食欲がなくなったり胸焼け、眠気、発疹などの
症状が副作用として出ることがあるので、注意してください。

トラネキサム酸配合の化粧品の選び方

効果がある商品を選ぶ

トラネキサム酸の濃度と効果は関係ある?

代表的な美白への有効な成分は、ビタミンC誘導体やアルブチン、4MSK、プラセンタエキスなどです。
より高い美白効果(※)を期待したい方は、他の美白に有効な成分が配合されているかどうか確認することもおすすめです。
※美白効果とは、メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを予防する効果のことです。

指マーク

POINT1

美白有効成分と美白効果の違いを意識する

コスパがいいかどうか

価格

美白化粧品はすぐに効果が現れるものではないので、
数ヶ月間使い続けられる価格のものを選ぶことをおすすめします。
また、化粧水やクリームは比較的安価なものから、デパコスのようのものまであるので、
自分にあった価格の化粧品を探したい方にはおすすめです。

内容量

化粧水や全顔につけるクリームの場合、 もったいないからとメーカーの推奨量より減らして使うことで シミ・美白への効果が減ってしまうことがあります。長期間心おきなく使える容量のものを選ぶこともおすすめです。

指マーク

POINT2

メーカーの推奨量の分使えるものを購入する

副作用の心配がないかどうか

自分にあった化粧品のタイプを選ぶ

化粧水

化粧水は朝夜全顔に使うもので、比較的使用量も多いので、
自分が使いやすい価格、思い切り使える内容量のものがおすすめです。

美容液

美容液はスペシャルケアをするときに取り入れる化粧品です。
美白に特化した商品が多いので、
シミに特化したスキンケアをしたい時におすすめです。

乳液

乳液とクリームの違いは水分と油分のバランスです。
脂性肌の方はクリームと併用しない使い方もおすすめです。

クリーム

クリームの場合は特にシミに集中的に塗れるタイプのものと、
保湿の役割も担うタイプのものがあります。
特にシミにアプローチしたい場合は前者のタイプがおすすめです。

美白有効成分を取り入れるときの注意点

そもそも「美白」とは

「美白」とは、「メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ」 「日焼けによるシミ、そばかすを抑える」ことであると定められています。 一般的に考えられる「肌を白くする」ことや、「シミを消す」ことではないので、注意が必要です。

「美白」を謳って良い商品とは

「美白」を謳う時は必ず注意書きが必要です。
この時、医薬部外品であれば「メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ」
「日焼けによるシミ、そばかすを防ぐ」という注意書きをすることができます。
医薬部外品とは、厚生労働省が認めた有効成分が配合された商品です。
パッケージに「医薬部外品」の記載があるかどうかも、一つの商品判断の基準としておすすめです。

トラネキサム酸に関する疑問をプロの専門家がQ&Aで回答

Q1.ハイドロキノンのように、トラネキサム酸を塗ったあとは紫外線に敏感になるなど、注意すべきことはありますか?

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花田真理

大きな注意点はありません。

Q2.トラネキサム酸の飲み薬との飲み合わせで注意すべきことはありますか?

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花田真理

止血薬である「トロンビン」との併用は不可です。他の市販薬にトラネキサム酸が配合されている場合は注意が必要です。

ピルは血栓が出来る副作用があり、トラネキサム酸は出来た血栓を分解されにくくする作用作用があるため、飲み合わせが良くないのは事実です。

Q3.トラネキサム酸の副作用はほとんど出ないと聞きましたが、どれくらいの確率で発症しますか?

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花田真理

1%未満です。

Q4.トラネキサム酸が配合されている化粧水に独特の匂いがあるというのは本当ですか?

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トラネキサム酸自体に特異臭はないので、あるとしたらトラネキサム酸のにおいではなく、別の成分のにおいだと思います。

Q5.mトラネキサム酸とトラネキサム酸の違いは何ですか?

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花田真理

m-トラネキサム酸は資生堂が独自に呼んでいる名称で、m-トラネキサム酸とトラネキサム酸は同じものです。

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