シミができる原因とシミを防ぐ方法とは?シミ消しのセルフケア商品まで紹介!【シミ・美白】

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肌の美白を保つためには、シミへの対策は欠かせません。しかし、シミの原因や正しい対処法を知らずに自己流で行なってしまうと、かえって肌の環境を悪化させてしまうことも。今回は、シミの原因や予防法、シミ消しのセルフケアに役立つ商品を詳しくご紹介します。

▼この記事を監修した専門家

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取材協力

高畑もなみ

日本化粧品検定1級

美容ライターとして活動

大学生2年生で日本化粧品検定1級を取得し、現在は美容ライターとして活動中。

正しい知識で美容を楽しんで欲しいとのもと、日々執筆をしております。

シミの原因は?

シミを予防・改善するためには、シミができる原因を知ることが大切です。ここではシミの原因やメカニズムなど、シミに関する基本情報を詳しくご紹介します。

シミのメカニズムと原因を紹介

シミは生成されたメラニンという茶色い色素が、肌に蓄積することで現れます。皮膚の代謝が正常であれば、メラニンは古い角質とともに剥がれ落ちていきます。しかし皮膚の代謝が乱れていたり、メラニンの生成スピードが早かったりするとメラニンが蓄積してしまいます。

紫外線

肌トラブルの原因のほとんどが紫外線だと言われるくらい、紫外線は肌にダメージを与えます。紫外線にはUVAとUVBの2種類があり、どちらもシミの原因になるものです。UVAは日焼け止めのPA、UVBはSPFの値が高いものによって防ぐことができますよ。

紫外線の種類

肌へのダメージ

UV-A

皮膚の深いところまで達し、メラニンを生成するメラノサイトを刺激する。コラーゲンなどを作り出す細胞を傷つけるため、しわや垂水などの老化現象にもつながる。

UV-B

皮膚の浅いところで火傷のような炎症を起こす。炎症後に起こるメラニンの沈着によるシミの原因になる。

女性ホルモンの変化

生理中、妊娠、出産時には女性ホルモンが変化し、一時的にメラニンの生成が増えるといわれています。そのため、女性ホルモンによってもシミが増えたり、シミが濃くなったりすることがあります。

活性酵素

活性酵素は、細菌などを分解する働きがありますが、シミの原因にもなります。活性酵素が増えると肌内部で炎症が起きてメラニンが生成され、生成された活性酵素によってメラニンの酸化が進むことで、黒く色素が沈着してしまうのです。活性酵素の原因には、紫外線やストレス、大気汚染、喫煙などが挙げられます。

シミの種類と原因

実はシミには、さまざまな種類が存在します。効率よくシミのケアをするためには、自分の肌にできたシミがどのタイプなのかを見極めて、それぞれに合った対処をすることが大切です。

 

シミの種類

原因

セルフケア

有効成分

老人性色素斑

紫外線、ターンオーバーの乱れ、ストレス

L-システイン、ビタミンC、ハイドロキノン

炎症性色素沈着

傷跡やニキビ跡

ビタミンC,レチノール、トラネキサム酸、アルブチン、ハイドロキノン

肝斑

紫外線やホルモンの乱れ

トラネキサム酸

そばかす

遺伝、紫外線

脂漏性角化症

加齢、紫外線

×

花弁状色素斑

紫外線

×

美白の仕組みを紹介

そもそも美白とは

美白とは「肌を白くすること」や「シミを消すこと」だと思っていませんか?実はスキンケア用品に記載してある「美白」とは、「メラニンの生成を抑制し、シミ・そばかすを防ぐ」という予防効果が認められた有効成分が医療配合されている、という意味です。

 

つまり美白化粧品単体では、肌を白くしたりシミを薄くしたりする効果はないので、UVケアなどど組み合わせてケアするのがおすすめです。

美白の仕組み

美白有効成分には、メラニンが生成される時に働く酵素チロシナーゼを阻害することでメラニンの生成を防いだり、ターンオーバーを促すことでメラニンが排出されるようにしたりする働きがあります。さらに、ビタミンC誘導体やハイドロキノンはメラニンを還元する働きもあるので、既にシミができてしまった方におすすめです。

美白有効成分を紹介

ここで、美白効果のある化粧品に使われている代表的な美白有効成分を紹介します。美白化粧品を選ぶときに、ぜひ参考にしてみてください。

 

主な美白有効成分

メラニンの生成を防ぐ

メラニンを還元する

メラニンの排出を促す

ビタミンC誘導体

プラセンタエキス

トラネキサム酸

カモミラET

ルシノール

アルブチン

4MSK

ハイドロキノン※

 

※ハイドロキノンは非常に効果が高い美白有効成分として有名ですが、同時に白斑などの副作用も報告されている成分です。そのため、使い始めるときは低濃度のものから始めたり、パッチテストをしたりすることをおすすめします。

美容医療でのシミ治療を紹介

美容医療はサロンとは異なり、国家資格を持った医師による美容のための治療を受けられる医療です。ここでは、美容医療における代表的な治療方法をご紹介します。

レーザー治療

レーザー治療は、シミ治療の中でも代表的な治療方法です。メラニンの色素に反応するレーザーを照射すると、数日後にシミの部分がかさぶたになります。そのかさぶたが剥がれるとシミが綺麗に除去された皮膚が現れる、という仕組みです。

 

施術後は、治療部位が紫外線の影響を受けやすくなってしまうので、UVケアやハイドロキノンを使った処方を行ない、シミの再発を防止します。

内服薬の処方

内服薬の処方は、肝斑の治療で多く用いられます。肝斑の治療では、トラネキサム酸を主とした内服薬を処方されることが多いです。症状によっては、ハイドロキノンやビタミンC誘導体配合の塗り薬と合わせて使うこともあります。

シミのセルフケア方法を紹介

セルフケアの基本は、新たなメラニンの生成を抑え、肌のターンオーバーを促し既にあるメラニンを排出させる、という流れです。ここでは、シミに対するセルフケアの具体的な方法をご紹介します。

美白化粧品を使う

シミに対して一番直接的な美白効果が期待できるのは、美白化粧品を使うことです。しかし美白有効成分が含まれているものや、継続して使えるものでないと、期待される美白効果が得られなくなってしまいます。

美白有効成分が配合されているものを選ぶ

美白化粧品を選ぶ際には、美白有効成分が配合されているものを選ぶようにしましょう。美白有効成分が一定量以上配合されているものには、「医薬部外品」という記載があります。より効果があるものを選ぶための、一つの基準として参考にしてみてください。

継続して使う

美白効果とは、短期間ですぐに現れるものではありません。しっかりとシミを治すためには、最低でも1~2ヶ月は継続する必要があります。ですから、少なくとも数ヶ月使い続けられる内容量・価格の化粧品がおすすめです。

自分のスキンケアに取り入れやすいタイプのものを選ぶ

美白化粧品は毎日継続して使うものなので、日常のスキンケアの中でストレスなく使えるタイプのものがよいでしょう。美白化粧品も他の化粧品と同じように、化粧水や美容液、乳液、クリームなどさまざまなタイプがあります。美白に集中的に特化したケアをしたい方には、美容液やクリームがおすすめです。

UVケアをする

紫外線は、メラニン生成の主要な原因となるものです。新たにメラニンが生成されてしまうと、美白化粧品の効果は減少してしまいます。紫外線は曇りの日や冬でも降り注いでいますから、屋外で活動するときは天気・季節を問わずUVケアをするのがおすすめです。

食べ物で美白ケア

身近なところから気軽に始めたいという方は、食べ物に気を使うところから始めてみるのもよいでしょう。肌のターンオーバーを助けてくれる、ビタミンCやビタミンE、L-システインが含まれている食べ物がおすすめです。

シミの原因・対策に関する疑問をQ&Aで回答

Q1.ニキビ跡の色素沈着も、他のシミと同じようなケアが有効ですか?

Q2.美白化粧品はどれくらいの期間使用し続けられることで効果が得られますか?

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花田先生

最低でも1〜2ヶ月使用することがおすすめです。しかし、効果の感じ方には個人差があります。

Q3.美白化粧品を使っていて副作用が出ることはありますか?

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花田先生

市販の化粧品の刺激は弱いものが多いですが、敏感肌の場合はまれに赤みや痒みが出ることがあるので、その場合は使用を中止してください。また、ハイドロキノンが配合されたものの場合は特にパッチテストを行ってから使うことがおすすめです。

Q4.美容医療のシミケアで副作用がでたり、シミが悪化する可能性はありませんか?

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花田先生

美容医療のシミ取りの副作用で考えられるのはレーザー照射後の色素沈着です。医療機関でも紫外線ケアをするように言われたり、ハイドロキノン配合のクリームが処方されたりしますが、レーザー照射後の肌は紫外線に敏感になっているので注意が必要です。

Q5.美白化粧品や美白にいい食べ物には、塗った後や食べた後に紫外線にあたってはいけないものがあると聞きましたが、どんなものですか?

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花田先生

ビタミンCが豊富に含まれる柑橘類はソラレンという成分を含んでいます。ソラレンは紫外線の吸収を促してしまうので、柑橘類は紫外線に当たる前には避けることがおすすめです。

まとめ

シミにはさまざまな種類があり、自分のシミの種類を知って原因を特定することで、セルフケアもしやすくなります。ほとんどのシミはUVケアで予防可能ですが、どんなに防いでいても、シミができてしまうこともありますよね。美白化粧品を使ってもなかなか薄くならない場合は、美容医療にかかることをおすすめします。

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