クイーンサイズのベッド人気ランキング15選【ゆったり・ぐっすり】
2021/06/03 更新
目次
クイーンサイズのベッドについて
睡眠は、毎日約8時間前後取っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。毎日のことですから快適にぐっすり眠りたくはありませんか。そんな思いを持っていらっしゃる方が最近は増えてきたようです。
そんな大切な睡眠時間。なんと寝返りなど睡眠中の身体の動きに合わせて自動でその形状を変えるベッド・マットレスを扱っているメーカーがあるということです。一度は使ってみたいですよね。
そこで今回はクイーンサイズベッド及びマットレスの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、品質、価格、人気などを基準に作成しました。ご購入を迷われている方はぜひご参考にしてみてください。
クイーンサイズベッドの基礎知識
一口に「ベッド」と言ってもさまざまな種類があります。そのサイズによって名称が変わってきます。各ベッドのサイズもメーカーによっていろいろですが、ここでは日本国内の目安としてのサイズを用いたいと思います。
まず「シングルベッド」は、横幅約970mm×縦幅約1,950mmです。次に「ダブルベッド」は、横幅約1,400mm×縦幅約1,950mmです。そして「クイーンサイズベッド」は、横幅約1,700mm×縦幅約1,950mmとなります。クイーンサイズよりも大きい「キングサイズベッド」は、横幅約1,940mm×縦幅約1,950mmとほぼ正方形になります。
「クイーンサイズベッド」は一般的には2人で寝る用のベッドです。2人で寝る場合、理想的なのが「2人の肩幅の合計+60cm」で、日本人男性の平均型幅は約45cm、日本人女性の平均型幅は約41cmなので、理想的なベッドの横幅は約146cmになります。ダブルベッドでは約6cm足りません。なので2人で寝るにはクイーンサイズ以上のベッドが理想です。
クイーンサイズベッドの選び方
それでは、クイーンサイズのベッドの選び方は、その内部構造、硬さ、形などによって異なってくるので、それらの観点から見てまいりましょう。
内部構造で選ぶ
まずは、クイーンサイズのベッドのその内部構造からの選び方です。
安価なものがいいという方には「ボンネルコイル」がおすすめ
ボンネルコイルとは、バネが連結している構造のコイルタイプです。耐久性に優れ、比較的安価に作れますので、販売価格もそんなに高いものではありません。
デメリットとしては、バネが連結している構造上寝返りなどの振動が伝わりやすいことです。また、耐久性に優れてはいるものの劣化するとバネがギシギシ鳴ったりします。劣化には注意が必要です。
振動が伝わりにくいものがいい方には「ポケットコイル」が人気
ポケットコイルとは、バネが一つ一つ独立している構造のコイルタイプです。ボンネルコイルよりも、寝返りなどの振動が伝わりにくいというメリットがあります。またフィット感も高いです。
ただしデメリットとしてはたとえば毎晩同じ場所に寝ていると、独立しているバネなのでその部分だけ劣化が進んでしまいます。またボンネルコイルなどに比べると価格が高くなってしまいます。
硬めの感触がいい方におすすめなのは「高密度連続スプリング」
「高密度連続スプリング」は、日本国内でフランスベッドしかその製造権と販売権を持っていません。なので、高密度連続スプリングのマットレスを作れるのは、フランスベッドだけなのです。
高密度連続スプリングはバネが連続しており体重をかけた時にバネ同士が助け合うようになります。ラグビーで言うとバネがスクラムを組んでいるような感じです。つまりは、一部分だけの落ち込みや負担が少ないので、耐久性に優れていると言えます。
また、高密度連続スプリングはオープンコイル式のマットレスです。バネ同士の間が空いているので、通気性に優れているのです。寝汗をよくかく方やサラッとした環境で寝たい方に向いています。
より体にフィットするものがいい方には「ノンコイル」が売れ筋
ノンコイルタイプとは、ウレタンフォームやファイバー素材のものを言います。重量も軽く持ち運びに便利です。またコストのかかるスプリングコイルなどを使用していない分価格を抑えることができます。
持ち運びに便利なものがいい方には「ウレタンフォーム」を
ウレタンフォームとは、石油を発泡させて作った素材です。コストが安く済むので、安価な製品が多いです。また低反発タイプを除いて重量も軽く、持ち運びに便利です。ただし安すぎるものは耐久性が著しく劣る場合があります。
清潔に使いたいという方には「ファイバー素材」がおすすめ
ファイバー素材とは、ポリエチレンやポリエステルを網目状に固めた構造の素材を言います。さまざまな方向に反発力が働くため寝返りが打ちやすいです。また空洞が多く通気性が抜群です。製品によっては洗えるものもあり、清潔に使えます。
ただし、ポリエチレンが材料のものは、熱に弱いです。よって電気敷布や電気毛布の使用はおすすめできません。また天日干しもできるだけ避けていただきたいところです。
硬さで選ぶ
クイーンサイズのマットレスにはふっかふかの雲のような柔らかいものから、地面に寝ているような硬いものまでさまざまな硬さのものがあります。ここではどちらがどういった方におすすめなのか見てまいりましょう。
「硬い」ものはおもに男性におすすめ
まずは硬いものです。これはがっしりした体格の方が多い男性に向いています。また寝姿勢で言うと仰向けに寝ることが多い方におすすめします。そして、どちらかと言うと平面的な日本人体型の方に良いでしょう。
「柔らかいもの」はおもに女性におすすめ
柔らかいものは、どちらかと言うと曲線的な体格の方が多い女性におすすめいたします。また、寝姿勢としては横向きが多い方に向いています。そして、メリハリのきいた体型が多い欧米人体型の方に良いでしょう。
形で選ぶ
クイーンサイズのベッドには、1枚からなる「一体型」と大抵は2枚からなる「分割型」があります。お好みですが、どういった場合にどちらが向くのか見てまいりましょう。
真ん中の継ぎ目が嫌な方におすすめなのは「一体型」
1枚からなる一体型は、メリットとしては真ん中あたりの寝心地が、継ぎ目がない分良いということが言えます。また、寝返りによる振動もポケットコイルやノンコイルタイプであれば、そこまで気にならないでしょう。
デメリットとしては、クイーンサイズの一体型のマットレスというのが種類が少ないことです。またボンネルコイルだと寝返りによる振動が伝わりやすいことが挙げられます。ただし、これは前述のようにコイルタイプによっては気にならないものです。
振動が伝わりにくいものがいい方には「分割型」が人気
たいていは2枚からなる分割型ですが、メリットとしては1枚1枚独立していますので、寝返りによる振動がコイルタイプによらず伝わりにくいということです。また一体型に比べれば1枚1枚は軽量で持ち運ぶときに便利です。
デメリットとしては、真ん中に継ぎ目があるので真ん中あたりの寝心地が良くないということが挙げられます。ただしすき間パッドを使用すれば、その継ぎ目も気にならなくなるでしょう。
ボンネルコイルベッドの人気おすすめランキング2選
口コミを紹介
組み立ては、思った以上に簡単で、一人で 1時間半から2時間ぐらいでした。
他の方のレビューを読んで、チャチな商品かと覚悟して買いましたが、今のところ何の不満もなく予想以上に満足してます。
ポケットコイルベッドの人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
こちらのマットレスは厚みがあるので体にフィットするかなと思い決めました!!思った通り体の形状に合わせて沈んでベストな寝心地を提供してくれました。翌朝も体の疲れや重さが無くて目覚めが快適でした!!別の友人にも勧めようと思います
高密度連続スプリングベッドの人気おすすめランキング1選
ノンコイルベッドの人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
届いた時は圧縮していた為か、思ったより薄く感じましたが、開封したら徐々に厚みが増してきて、これ一枚でも十分なぐらいしっかりした作りです。ニオイも本当に気になりません。また肌触りも良いので上からシーツを被せる必要がなく、寝る前にサッと敷くだけで手軽です。裏には滑り止めも付いていてベッドでも畳でも使えます。
口コミを紹介
朝起きた時の腰の痛みがなくなり、柔らかな感触が気に入っています。
一体型ベッドの人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
日中はたたんでコンパクトにしておけるので場所をとりませんし、かなりの大きさなので2人でも余裕があります。敷きパットを購入しようと思っているのですが、そのままでも肌触りが良い素材と形状をしていて気持ちが良いので、何となくそのまま寝てしまっています。耐久性は今後経過をみていこうと思いますが、全般に質感も良く大変満足しています。
口コミを紹介
あまり期待せず、試しにという気持ちで購入してみたわけですが、デザインは、少し高級感があって、気持ちがいいし、個人的な感想ですが、朝の辛さが、あまり感じなくなりました。とっても気に入ってます。
以下の記事では、クイーンサイズ敷布団の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
分割型ベッドのすき間パッドのおすすめ商品比較一覧表
口コミを紹介
無印良品のベットを繋げてクイーンサイズにしていますが、この隙間パットをはめこみ、クイーンサイズの敷きパッドとボックスシーツをかけています。
今のところズレもなく、段差も気にならないのでとても快適に過ごせています。
値段もお手頃なので、買って良かったです。
口コミを紹介
縦の長さは195㎝でピッタリサイズでした。固定ベルトは長さ調節可能で、こちらも長さは大丈夫。マットにぐるりとはめて完成、なので簡単に着脱できます。しっかり固定してくれるのでパッドがずれることはく、ウレタンの素材で柔らかいですが寝ていて沈んでしまうこともないです。
口コミを紹介
うちのベッドはマットレス2つセットのため、ずれることが多かったです。前は固定ベルト付かないタイプの隙間パットを買ったことがありますが、結局隙間の問題を解決しなかった。
この固定ベルトは結構長くて、うちは90cm x 2のマットレスに全然余裕が残っている。悩んでいた隙間問題を解決できてよかった。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
クイ―ンサイズのベッドのメリットとデメリット
クイーンサイズのベッドには、メリットもあればデメリットもあります。さまざまな観点から見てまいりましょう。
クイーンサイズのベッドのメリット
まずはクイーンサイズのベッドを使うことによるメリットです。さっそく見てまいりましょう。
「2人」で十分広く寝られる
クイーンサイズは大きいので、2人で十分広くゆったりと寝ることができます。一体型であってもポケットコイルタイプやノンコイルタイプを選べば、寝返りによる振動も伝わりにくいですし、2人で快適に寝ることができます。
また2人で寝ることを前提とするのであれば、分割型を選択するのも一案です。分割型なら、寝ているときに気になる寝返りなどによる振動などが一緒に寝ている方に伝わりにくいです。
「家族」でゆったり寝られる
たとえばお子さん1人ぐらいだったら、クイーンサイズのベッドで「川の字」になって眠ることができるでしょう。その場合には、1枚からなる一体型のタイプをおすすめいたします。分割型だと真ん中の継ぎ目に落ち込んでしまって寝づらいからです。
ただし、もともと夫婦で分割型を使っていてお子さんが生まれて川の字で寝るという場合には、ランキングでもご紹介した「すき間パッド」を試してみましょう。簡単にマットレス同士の継ぎ目を気にならなくしてくれます。
クイーンサイズのベッドのデメリット
クイーンサイズのベッドを使うことによって生じるデメリットもあります。見てまいりましょう。
「種類」が少ない
シングルサイズやダブルサイズのマットレスやシーツ、布団などは豊富に品ぞろえがありますが、クイーンサイズのものは種類が多くありません。お好みの柄や素材のものでクイーンサイズのものがないということはよくあることです。
お好みの柄や素材については、ある程度妥協することも必要になってきます。しかし比較的寝具の専門店の通販サイトなどではさまざまなタイプのシーツや布団を販売していますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
また以下の記事では、ダブルベッドの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
モノによっては寝返りなどの「振動」が伝わりやすい
たとえば一体型でボンネルコイルだと、2人で寝るときに1人が寝返りを打つともう1人にその振動が伝わり、起こしてしまうといった事態が考えられます。しかしこれらの注意点はポケットコイルやノンコイルにしたり、分割型を使用したりすれば解消するでしょう。
「搬入時」に注意すべき点がある
クイーンサイズのベッドは大きいです。そのため搬入時にはドアから入るか階段は登れるか高い階にお住みの方はエレベーターには乗るかなどといった注意すべき点が数多く出てきます。ただしこれらは組み立て式だと大抵の注意点が解決することも多いです。
クイーンサイズのベッドの使い方
クイーンサイズのベッドの使い方はさまざまです。ここではおもに人数に着目して見てまいりましょう。
2人で使う
まずは王道の「2人」での使い方です。
「カップル」で使う
カップルで半同棲または同棲中のカップルがクイーンサイズのベッドを使う場合、やはりくっついて寝たいという方も多いのではないでしょうか。その場合真ん中の寝心地を気にせず寝られる一体型をおすすめします。
ただし一体型と言ってもボンネルコイルタイプよりはポケットコイルタイプやノンコイルタイプを選びましょう。なぜならボンネルコイルタイプよりもポケットコイルタイプやノンコイルタイプをのほうが寝返りなどの振動が伝わりにくいからです。
また寝返りなどの振動が気になる方は、あえて分割型にしてすき間パッドを利用するというのはいかがでしょう。これならマットレス同士の継ぎ目を気にせずくっついても眠れるし、振動も気にならないでしょう。
「夫婦」で使う
次に新婚夫婦ならいざ知らずある程度年数がたった夫婦が2人一緒にクイーンサイズのベッドに寝るということになれば、やはり寝返りなどの振動が伝わりにくい分割型をおすすめいたします。
またもし一体型を選ぶのであれば、ポケットコイルタイプやノンコイルタイプを選択肢に入れましょう。なぜならポケットコイルタイプやノンコイルタイプはボンネルコイルタイプよりも寝返りなどの振動が伝わりにくいからです。
「家族」で使う
たとえばお父さんお母さんお子さん1人といった3人家族でクイーンサイズのベッドを使う場合には、一体型をおすすめします。なぜなら分割型だと川の字で寝た時に真ん中のお子さんが継ぎ目に落ち込んでしまうからです。
ただ夫婦で分割型を使っていて、お子さんが生まれて川の字で寝るとなった時には、ランキングでもご紹介した「すき間パッド」を利用してみてはいかがでしょうか。そうすればマットレス同士の継ぎ目もあまり気にせず快眠できるかと思います。
思い切って「1人」で使う
最後に、思い切った超贅沢なご提案です。お1人でゆったりとクイーンサイズのベッドに寝てみるというのはいかがでしょうか。どんなに寝返りを打っても、どんなに寝相の悪い方でも決してベッドから落ちることなくのびのびと寝ることができます。
まとめ
さて、ここまでクイーンサイズのベッドの選び方や人気ランキングを見てまいりましたが、いかがでしたでしょうか。クイーンサイズは大きくて、と敬遠していらっしゃった方々にもそのメリットが伝わっていると良いと思います。そしてクイーンサイズのベッドのご購入までお考えになられたら良いと思います。ご家族のカタチを考えてクイーンサイズのベッドはいかがでしょうか。
また以下の記事では、キングサイズベッドの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年06月03日)やレビューをもとに作成しております。
こちらは、セミシングル+セミシングルでクイーンサイズのベッドになっています。またすのこ製なので通気性に優れています。そして、ロータイプなので小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも安心して使いたい方におすすめです。