スプレッド水準の低いおすすめの人気FX会社ランキング10選
2020/11/13 更新

スプレッドとは
ランキングを紹介する前に「スプレッド」とは何かについて紹介していきたいと思います。スプレッドとは日本語で広げるとか延ばすという意味で、FXでは買値と売値の差のことを指します。
ちなみにこの差額はFX会社に支払うことになっていて、簡単に言うのなら取引の際の手数料のようなものです。ですのでスプレッドが小さいほど、トレーダーの利益が削られずに済むので一般的にスプレッドが小さいFX会社を選ぶのが良いと言われてます。
とはいえFX会社は種類が多く、スプレッドも様々で選ぶのはなかなか難しいです。そこで今回は、スプレッドの狭さや提示率を基準にランキング形式で10選紹介していきたいと思います。FX初心者にもおすすめなのでぜひ参考にしてみてください。
スプレッドの選び方
スプレッドの狭さで選ぶ
スプレッドにも原則固定と変動制という種類があります。2種類のスプレッドでは発生する利益やリスクが違ってくるので確認しておきましょう。
初心者におすすめは「原則固定」
FXを始めたばかりの初心者におすすめなのが、原則固定と呼ばれる種類のスプレッドです。原則固定とは国内のほとんどのFX会社が取り入れてる種類のスプレッドでその名の通り、原則としてスプレッドが変動せず、提示された幅で継続的に取引できる制度です。
スプレッドが広がることがないので、取引のタイミングや相場観がつかめていなくても取引コストが膨張するリスクを防ぐことができるので安心して取引をすることができます。ちなみに例外として要人発言や経済指標が発表されて相場の変動が大きいときや、日本時間の朝など取引量が減って流動性が下がった時はスプレッドが広がるので注意が必要です。
慣れてきたら変動制に
変動制は原則固定と違い、常に変動する種類のスプレッドです。常にスプレッドの幅が変動しているので一時的に原則固定よりもコストが安くなる時もありますが、逆にコストが高くなる時も多いのであまり初心者にはおすすめできません。
またスプレッドの水準もFX会社で違いがあって、最狭とそうでないのとで1年間のコストを比べると7,000円と48,000円と約7倍の差とコストにかなりの違いが出てくるので最狭水準のスプレッドで取引できるFX会社を選びましょう。
スプレッドの提示率で選ぶ
先ほど紹介したスプレッドの幅はFXで最も重要な要素です。しかし業界最低水準という看板を掲げているFX会社でも、実際に取引してみるとその通りのレートではなかったということもあるのでスプレッドの提示率もしっかり確認しておきましょう。
提示率とは
それではまずスプレッドの提示率について紹介していきたいと思います。スプレッドの提示率とは期間中に占める公示スプレッドの提示割合のことを指します。例えばスプレッドの水準が0.3%で取引できるFX会社の場合、1ヶ月間の間で0.3%から一度も変動がなかったらその期間中のスプレッドの提示率は100%になります。
逆にその期間中にかなり変動して2回に1回しか0.3%で取引できなかった場合は、スプレッドの提示率は50%になります。
出来るだけ高い提示率のFX会社選ぶのがおすすめ
先ほど紹介した通りスプレッドの提示率は、FX会社が公示した水準でどの程度取引できるかを判断する重要な指標になってきます。特に国内のFX会社の主流である原則固定は、日本時間の朝など市場の流動性が低下した場合や大きな経済指標の前後に変動する例外があるのでこのスプレッドの提示率が重要な指標になってきます。
本来スプレッドの提示率は公開する義務はないのですが、国内の主流なFX会社のほとんどは90%後半という高い数値を誇っています。
約定力で選ぶ
隠れたコストといわれている約定力も、FX会社選びでは非常に重要な要素になってきます。ここがしっかりしていないFX会社を選ぶと、コストによる損失に大きな違いが出てくるのでしっかりと選ぶようにしましょう。
約定力とは
まずは約定力とは何なのかという点から紹介したいと思います。約定力とは注文をしてから注文が成立するまでの速度のことを指します。実はFX会社によってはシステムの問題やカバー先の数の影響で注文をしてもすぐに成立しない場合があります。
相場は常に動いているので、このラグが大きければ大きいほど余計な損失コストが増えていってしまうのです。
約定力が高いと思い通りに取引できる
約定力が高いとトレーダー側にはかなりのメリットがあります。まずはスリッページが無くなるということです。スリッページとは値が滑るとも言われていて取引をしたいと思い、ボタンを押した時点の金額と実際に取引する際の金額に相違がある状態のことを指します。
約定力が高いと、このスリッページの発生率を抑えることができるので、トレーダー側は自分の思った通りの取引をしやすくなります。
取り引きコストを抑えられる
スリッページは直接スプレッドの広がりになるので、1回あたりの取引手数料が高くなってしまいます。約定力が高いとそのスリッページの発生率を抑えられるので、スプレッドを狭くできて1回あたりの取引コストを抑えることができます。
平均スプレッドや最小スプレッドが良い数値のFX会社は、約定力が高い可能性があるので基準にしてみてください。
ストレスの軽減になる
スリッページが原因で損失を出したり、自分の思った通り取引が進まないと1回1回の取引がストレスに感じてくると思います。FXはお金が絡んでくるのでそういったストレスはかなりのものですし、ストレスがたまり始めると冷静な判断ができなくなり損失を出してしまう悪循環に陥りがちです。
約定力が高いとスリッページの発生率が抑えられ、思い通りに取引できるのでストレスが軽減され冷静に取引をすることができます。
最低取引単位で選ぶ
最低取引単位は取引に参加するのに、最低でもどれだけのコストがかかるかを判断するのに必要な指標となる数値です。この数値によって最低限必要な資金の金額が決まってくるのでよく確認しておきましょう。
最低取引単位とは
最低取引単位とは文字通り、最低限取引できる単位のことを指します。FXも株のように1単位で取引するのではなく、ある程度ひとまとまりになったセットで購入するのが基本になります。
身近なもので例えるなら、スーパーマーケットで卵は1個ずつではなく1パックで販売されていますよね。FXや株もその様な感じである程度まとめられたものを取引しているのです。
最低取引単位の相場は
結論から言うと最低取引単位の相場は1,000通貨が基本になっています。FX会社によっては多いところで10,000通貨だったり、少ないところでは100通貨や1通貨から取引できる所もあります。
ちなみにFX会社によっては、このセットを減らせる単元未満サービスというものが使えるので気になる方は調べてみてください。
スワップポイントで選ぶ
大きな金額は出ませんが、毎日付与されるので魅力的な利益になるスワップポイントはFXで利益を出すための方法として見直されてきています。ですのでスワップポイントの高さはFX会社を選ぶ上では欠かせないポイントになっています。
スワップポイントとは
スワップポイントとは日本語で金利調整分と呼ばれるもので、2国間の金利差から生まれる利益のことを指します。例えば金利の低い日本円(0.1%)を売って金利の高い豪ドル(1.5%)を買うと1.5%ー0.1%で1.4%の金利差を毎日受け取ることができます。
スワップポイントは最近では豪ドルやカナダドルといった資源国通貨の復権もあり、利益を伸ばす方法として見直されつつある要素になっています。
資源国通貨はスワップポイントの高い会社を選ぶのがおすすめ
先ほど紹介した豪ドルを始めトルコリラや南アフリカランド、メキシコペソなど金利の高い通貨で取引をする場合にはスワップポイントの高いFX会社を選ぶことをおすすめします。というのも南アフリカランドを例に説明すると、高いところは1日で150円ほどの値が付きますが、安いところは110円台とかなりの差が出てきます。
この差額を利用してポイントの高いFX会社で南アフリカランド円を買って、ポイントの安いFX会社で南アフリカランド円を売るサヤ取りと呼ばれる取引手法も出来るのでFX会社を選ぶ基準として理解しておくのがおすすめです。
スプレッドのおすすめ人気ランキング10選
スプレッドのおすすめランキング一覧
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初心者には自動売買もおすすめ
初心者でよくありがちなミスが買いや売りの絶好のタイミングだったのに、もっといいタイミングがあるかもしれないと感情に流されて損をすることです。
自動売買ツールを使うことでその悩みを解決できる場合があるので、自動売買ツールの導入を検討するのも悪くないと思います。
自動売買ツールとは
あらかじめ入力した設定に従って売り買いをするプログラムで、人間と違い感情を挟まないで取引ができるのでうまく使うことで利益を上げることができます。
FXの自動売買ツールにはリピート系注文と、選択型自動売買と呼ばれる2種類の自動売買ツールが存在するので自分に合った方のツールを使用しましょう。
自動売買ツールのメリット
自動売買ツールを利用することで、感情を挟まず取引ができる以外にも24時間自動で取引を行ってくれるため、画面に張り付いている必要がなく拘束時間が少なく済んだり、FX会社によっては有名トレーダーのアルゴリズムを使えるので初心者でも上級者の様な取引をすることができます。
自動売買ツールのデメリット
自動売買ツールにはメリットだけではなくデメリットも存在します。まず実質手数料が高いという点です。ほとんどの場合スプレッドだけではなく売買手数料もかかるので取引のコストが高くなります。
次に相場の変化を見極めないといけない点です。自動売買ツールといっても完全放置していればいいわけではなく、相場が大幅に変動しそうな場合は自動売買を停止しなければ大きな損を生む可能性があります。
最後にアルゴリズムによって利益に差が出てくるという点です。どのアルゴリズムを使ってる自動売買ツールを使っても稼げるかというと残念ながらそうではなく、どうしても自動売買ツールによって利益に差が出てきてしまいます。ですのでまずはリスクを減らすためにも大手のFX会社の自動売買ツールを使うことをおすすめします。
まとめ
今回はスプレッド水準の低いFX会社をランキング形式で10選紹介してきました。少しでも取引の際のコストを抑えるという点ではスプレッド水準は最も重要なポイントのなってきます。うまく選択することでかなりの額の取引コストを節約することができるのでぜひこのランキングを参考にしてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月13日)やレビューをもとに作成しております。
20年以上サービスを続けているFX業界の老舗で、ループ・イフダンと呼ばれる自動売買ツールで長期的にコツコツと利益を上げられるのが特徴です。
簡単な設定で利益を上げられるツールは魅力的ではありますが、取引コストが高かったり24時間サポートを受けられないなどのデメリットも存在するので注意が必要です。