【L-92乳酸菌】はヨーグルトメーカーで作れる?自家培養のコツ!
2023/09/07 更新

L-92乳酸菌は乳酸菌飲料やヨーグルトと牛乳、ヨーグルトメーカーで作れます。しかし、自家培養にはコツが必要で失敗するとゆるくなってしまったり、最悪の場合は食中毒になってしまう場合も多いです。そうならないために本記事では作り方とおすすめのヨーグルトを紹介します。
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目次
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L-92乳酸菌ヨーグルトはヨーグルトメーカーで作れる!
健康志向ブームで乳酸菌や発酵食品に注目が集まり、ヨーグルトメーカーもたくさん販売されています。ヨーグルトを自宅で手軽に作れるだけでなく、甘酒やローストビーフなどヨーグルト以外のメニューも作れるなどメリットが多いです。
ヨーグルトを作る上で欠かせない乳酸菌のなかでも注目を集めているのが、L-92乳酸菌(正式名称:ラクトバチルス アシドフィラス L-92株)です。この乳酸菌は一般的な乳酸菌と異なり、腸の免疫細胞を介し身体に働きかけてくれると知られています。
そんなL-92乳酸菌入りのヨーグルトやサプリは多く販売されていますが、実は自家培養も可能です。今回はヨーグルトメーカーを使って手軽に作る方法と注意点をご紹介します。カルピスなど乳酸菌飲料
自家培養ヨーグルトの作り方
使用するヨーグルトメーカーによって時間や分量が異なりますが、一般的には以下のような作り方です。スーパーやコンビニで販売されている1,000mlの牛乳パックを用いる方法ですが、半分量の場合はヨーグルトの量も半分にして作ります。
<材料>
1.1,000mlの牛乳(使うのは900ml)
2.市販のヨーグルト100g
<作り方>
1.牛乳パックに市販のヨーグルトを入れて、ヨーグルトの形が崩れよく牛乳に溶け込むように混ぜます。
2.ヨーグルトメーカーに牛乳パックをセットして、メーカーごとに設定された時間と温度に調節します。
3.完成を待つ。
たったこれだけの簡単な工程で自家培養ヨーグルトは作れます。L-92乳酸菌入りヨーグルトやカスピ海ヨーグルト、豆乳ヨーグルトなど種菌が異なるヨーグルトを作る場合も、同様の方法で作成可能です。使うヨーグルトを目的に合わせて選んでみてください。
乳酸菌ヨーグルトを作るのにおすすめな乳酸菌飲料・ヨーグルト
乳酸菌といっても、その種類は多いです。そこで数ある乳酸菌のなかでも簡単に作りたいおすすめの乳酸菌の入った乳酸菌飲料やヨーグルトをご紹介します。
明治
プロビオヨーグルトR−1ドリンクストロベリー
豊富な味から手軽に乳酸菌を摂取!
明治から発売されている商品です。お菓子のイメージが強い明治ですが、2014年以降はパリにある生物学・医学研究を行うパスツール研究所と乳酸菌の研究を行なっています。また、健康志向の商品でも味に妥協していないところは流石の明治です。
プレーンタイプの自家製ヨーグルトに飽きたら、ブルーベリーやストロベリーなどの味を試すのもおすすめです。元の商品より味自体は薄くなりますがR-1乳酸菌はしっかり含まれていますし、ほのかなフレーバーとして風味を楽しめます。
容量 | 112ml | タイプ | ドリンク |
---|---|---|---|
乳酸菌の種類 | 乳酸菌R-1 | 味 | さっぱりとした甘さ |
ヨーグルトメーカーで失敗する&ゆるい場合の原因と対策
ヨーググルトメーカーの使い方どおりに作ったつもりでも、失敗してしまう場合があります。材料や時間を無駄にしないためにも、以下の原因と注意点をふまえるのが大切です。
牛乳と乳酸菌のかき混ぜ不足
硬さが均一なヨーグルトを作るためには、種菌となる乳酸菌と牛乳をしっかりと混ぜるのが大切です。特に、牛乳パックをそのままセットして作れるヨーグルトメーカーは楽ですが、容量が大きい分混ぜきれていない場合もあります。
牛乳と乳酸菌がしっかりと混ざっていないと、硬さにばらつきが出たり、ゆるいヨーグルトになってしまう可能性があります。ほんの一手間で1パックが無駄になるのを防げますので、牛乳パックの底まで届くスプーンや攪拌機を使ってしっかりと混ぜてください。
容器や器具の洗浄不足
ヨーグルト作りで使う容器や器具は清潔でなければなりません。せっかくこだわりの乳酸菌を使ってヨーグルトを作ろうと思っても、雑菌が邪魔をしてしっかりと固まらなかったり、失敗に終わってしまう可能性があります。
牛乳パックのまま作れるヨーグルトメーカーの場合は、乳酸菌と混ぜる際のスプーンや攪拌機を消毒してください。牛乳を専用の容器に移し替えて作るタイプの機械は、しっかりと容器の洗浄を行うのが大切です。
消毒方法はお鍋に湯を沸かして行う煮沸消毒や、機器が電子レンジ使用可能なら耐熱容器に入れてチンするだけでOKです。時間は5分ほどが目安ですが、道具の素材によっても異なりますので心配な方はヨーグルトメーカーの説明書きをよく読んでから行ってください。
乳酸菌の量が多すぎるor少なすぎる
種となる乳酸菌の量も重要です。ほとんどのヨーグルトメーカーは、乳酸菌と牛乳が1:9の割合で作るときが多いです。こちらの分量を誤ると、ヨーグルトがゆるすぎて固まらなかったり固すぎるなど失敗の原因となります。
慣れてきたり、目分量でうまくいった経験がかえって失敗を招く場合もあります。秤を使うのを面倒と思わず、きちんと分量どおりに作ってください。
純粋な「牛乳」を使っていない
スーパーで牛乳が販売されているコーナーには、牛乳のほかに加工乳や乳飲料などが一緒に売られているときも少なくありません。そういった製品は成分が調整されていたり、コーヒーなどが足されていたりするため固まりにくく注意が必要です。
また、豆乳でヨーグルトを作る際も注意が必要です。成分調整豆乳や砂糖やフレーバーが加えられている豆乳は固まらない場合が多い一方で、成分無調整と書いてある豆乳は固まりやすいです。
古い牛乳を使っている
古い牛乳を使用するのも失敗につながる場合があります。牛乳の賞味期限が切れていたり、開封してから時間が経ったものを使うと、成分が劣化しておりうまく固まらない可能性が高いです。賞味期限や開封後の期間を確認してから作るようにしてください。
ヨーグルトメーカーでL-92乳酸菌ヨーグルトを作る時の注意点
自宅で簡単にL-92乳酸菌ヨーグルトを作れるのは魅力的ですが、気をつけななければ食中毒の危険性もあります。注意点を押さえてL-92乳酸菌ヨーグルトを作ってください。
食中毒の危険
食中毒は黄色ブドウ球菌などが元となり発熱・腹痛・嘔吐などが起こる病気になります。実はこの黄色ブドウ球菌が増殖しやすい温度が、37〜43度とお家でヨーグルトを作る際に設定する温度とほとんど同じなのです。
つまり殺菌していない器具の使用や、古い牛乳や開封後時間の経った牛乳の使用は、乳酸菌とともに黄色ブドウ球菌も培養してしまい食中毒に繋がります。市販のヨーグルト製品は温度管理と殺菌処理が徹底されるため安全ですが、自宅で作る際は注意が必要です。
1.器具の消毒を行う
2.素手でヨーグルトに触らない
3.温度はヨーグルトメーカーの説明書きにある指示通りに設定する
こちらの3点を守れば、お家でも食中毒を防げます。
継ぎ足しはしない方がいい
ヨーグルトメーカーを使ったヨーグルトはコスパがいいです。そこで、作ったヨーグルトを元に、再度牛乳を継ぎ足しを考えた方もいると思います。しかし、継ぎ足しの過程で雑菌が混入したり、成分の劣化が生じる可能性があるため危険です。
開封や接触を繰り返すと、温度変化が生じて食中毒の原因菌が繁殖・混入するのに繋がります。2回程度なら継ぎ足してうまくできても、3回以上となると雑菌が混ざり当初のヨーグルトに含まれていた菌以外が入っている可能性が高いです。
まとめ
ヨーグルトメーカーを使って、l-92乳酸菌入りヨーグルトを作る方法を紹介しました。感染症や健康維持、免疫力アップなど高まる健康意識に取り入れたい食品です。満足のいくl-92乳酸菌入りヨーグルトを作るためには、注意点をふまえて作ってみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年09月07日)やレビューをもとに作成しております。
長年乳酸菌飲料カルピスを販売しているアサヒ飲料から販売されており、2013年の発売以来、日々の生活にL-92乳酸菌を手軽に摂取したい方々から愛されている商品です。コンビニやスーパーで手軽に購入できるのも嬉しいポイントになります。
液体タイプなのでしっかり固まるのか心配かもしれませんが、牛乳としっかり混ぜるときちんとヨーグルトの形になります。完成した直後は一般的なヨーグルトよりゆるく感じるかもしれませんが、冷蔵庫で冷やすと固まりますので、ぜひトライしてみてください。