埼玉は東京都の北部にある県です。関東圏内でも東京都、神奈川県に次ぐ人口を誇ります。野菜供給県としても有名で、首都圏で消費される野菜の供給県として重要な役割を担っています。なかでも小松菜の生産量は全国1位です。

また、政令指定都市を有する都道府県としては唯一海がないのが埼玉県です。しかし、県内を流れる川の数は日本一多いです。つまり、水辺に恵まれた県であるのです。中でも荒川は日本一の川幅を有することで知られています。

埼玉県の葬儀・お葬式の事情・特徴についてみていきましょう。お葬式自体にかかった費用 1,007,692円が平均です。飲食費 300,000円、返礼品費用 292,308円、会葬者の人数 43人、参列者からのお香典の合計611,538円です。

埼玉県とそれ以外の都道府県では、お葬式事情は異なります。それは、一部を除き、ほとんどの地域に葬儀式場を併設した公営の火葬場があることです。公営斎場のない川口市、蕨市は民間の戸田斎場を利用します。鳩ヶ谷市、草加市は谷塚斎場を利用するようです。

どちらの斎場も葬儀式場を併設しているため、設備も充実し利用しやすいのがメリットです。その反面で、一般的な火葬炉の火葬料と控え室料で約8万円かかります。式場利用料金も公営斎場に比べ割高です。

同じ県民でも不公平な気がしますが、土地の確保や環境アセスメントの問題もあり、新しく火葬場を新設するのは難しい状況です。ですので、民間の施設に頼るのが現状となっています。

また、通夜の翌朝、葬儀・告別式の前に火葬を行う「前火葬」の地域と、葬儀・告別式の後に火葬を行う「後火葬」の地域があるのです。火葬場の少ない地域もあり、友引明けの午前中などは、混み合って希望が通らないこともあり、希望通りに受け入れてもらえないこともあります。

そのため、地域に火葬場のない寄居町などでは、受け入れてもらえないと困ってしまうので、葬儀・告別式の後に火葬を行う「後火葬」が主流のようです。

数ある葬儀社の中でも、特におすすめできる業者を以下にご紹介しています。ご自身の葬儀プランに合わせてお選びください。

【目次】

・光彩セレモ

・株式会社メモリード（埼玉）

・あすかホール

・葬儀会館ティア【埼玉】

・株式会社川口典礼

創業以来60有余年、さいたま市を中心に葬儀を執り行う博愛社では、一般葬や家族葬をはじめ、社葬・団体葬など各種葬儀に対応しております。ご依頼は24時間受け付けており、迅速かつ丁寧な対応ができる体制を整えています。

自社ホールでのお葬式をはじめ、ご自宅や斎場、ホテルでのお葬式も承っており、形式も宗派に則った厳かなものから、無宗教のもの、音楽葬など、故人やご遺族様のご意向に合わせてご提案させていただきます。

葬儀料金に対する不明瞭・不明朗さを一掃し、ご納得いただける価格を提示してくれたり、葬儀に対する故人の意思やご遺族様の意思を大切にするために、まずご遺族の想いに耳を傾けたりします。

光彩セレモは、「お葬式で絆が深まる」という心を一番大切にし、さいたま市を中心に「アットホームな葬儀屋さん」を目指している葬儀社です。

さいたま市にある浦和ホール、上尾市にある上尾ホール、川口市にある川口パレスの3つの直営葬儀式場をはじめ、お近くの公営斎場・寺院・ご自宅・集会場等におきましても執り行います。

出来合いの祭壇カタログはありません。なぜなら家族の想いを形に、故人らしさを重視する祭壇を1つ1つオリジナルで制作するからです。埼玉でいち早く生花祭壇を取り入れ、埼玉有数の技術と長年の実績により実現させました。

また、生活者にやさしい葬儀式を執り行うにあたり新生活葬送システムを取り入れています。このシステムは、葬儀社が費用を設定するのではなく、お客様のご予算に合せた葬儀プランをご提供する生活者サイドのご葬儀です。

メモリードなら、葬儀・法事はもちろんアフターサービスも万全です。人生のフィナーレを飾るお葬式。悲しみをもたらす「その時」は、同時に“感謝”のあたたかい心をもたらします。

また、ご供養の節目となる法事をはじめ、お盆やお彼岸、お墓・お仏壇、遺品のご供養など、経験豊かなスタッフがさまざまなご相談を承っております。

さらに、メモリード会員システムを採用しています。これは人生のための大切な備えです。事故や病気を保険で備えるように、冠婚葬祭には『メモリード会員システム』で備えるのが安心です。

結婚式やお葬式、成人式・法事など出費が大きい『儀式』の費用の一部を、毎月少しずつお積み立てをしていき、家族の大切なセレモニーの出費の負担を軽減するシステムです。

お葬式は、故人に対する思い遣りを表し、故人との最後のお別れをする大切なセレモニーです。対応エリアは、春日部市・蓮田市・杉戸町・さいたま市岩槻区・宮代町・白岡市です。

あすかホール の経験豊富なスタッフが、仏式・神式・キリスト教式などあらゆる宗旨宗派の葬儀をサポートしてくれます。

そして、あすかホールが支持される理由は、親切・丁寧なスタッフのサービスです。お亡くなりになってから葬儀の執り行いまで、一貫して一人の専属のスタッフが対応しています。

きめ細やかな対応で、遺族の思いを大切にし、参列いただいた方々の心に響く葬儀を提供することをコンセプトにしています。

葬儀会館ティアは全国展開されています。葬儀会館ティア【埼玉】は、越谷・春日部エリアを中心に葬儀を受け持ちます。「一人ひとりの想いに寄り添った葬儀のために」をモットーに親切丁寧に対応してくれます。

人生を終えられた大切な方との、最期のお別れの場。たった一度しかない葬儀です。ティアでは、故人の想いを汲み取り、ご遺族の想いに寄り添う葬儀を心がけています。

お客様にとって後悔のない葬儀を実現するために、祭壇や霊柩車はもちろん、保冷剤に至るまで、葬儀にかかるすべての価格を明示しています。

お客様が納得して葬儀をまかせることができるような価格体系です。このような、明瞭な価格体系と質の高いサービスが支持されています。

川口典礼は3つの安心を掲げています。まずは、業界トップクラスの安心な料金体系であることです。突然のことで動揺し、冷静に考えられない時です。しかし、わかりやすい料金表示と、ご利用者様が納得いくまで丁寧にご説明してくれます。

次に、経験豊富な《安心スタッフ》が、マニュアル通りの対応とは違う、すべてのご利用者様にご満足のいくお見送りを執り行っています。川口典礼では、目に見えないサービスでも、最高の満足度を目標としています。

そして、川口典礼は安心の川口市葬祭事業委託業者です。川口市では、葬祭事業を行う際、市民の皆さんの負担を軽減する制度を設けています。

川口市葬祭事業委託業者とは、亡くなられた方に礼を尽くし、できるだけ経費をかけないで葬儀ができるよう、祭壇の貸し出し・飾り付け・撤収、霊きゅう自動車の手配・運行、納棺業務、祭具の貸し出し等を川口市から委託を受けて行っている事業者のことを言います。

ですので、価格も抑えられて、葬儀を済ませたいと、川口市近辺で葬儀社をお探しの方には、おすすめです。

埼玉県における葬儀の風習・しきたりには火葬の順番が異なる場合など、さまざまなものがあります。事前に確認しておきましょう。

【目次】

・火葬を行う順番が異なる

・葬儀の参列者に「金剛杖」を配る

・「かんむり」を身につけて葬儀に参列する

・香典に紅白の水引きを使用する

埼玉県は場所によって火葬の順番に違いがあります。主に前火葬と後火葬の地域に分かれます。火葬場から遠い場所は後火葬が多く、秩父地域などでは前火葬が多いです。事前に確認しておきましょう。

埼玉県では参列者に金剛杖が配られます。金剛杖は空海の体を表し、旅の道中の厄災や妨げになるものを祓うと言われています。納棺の際には、故人様の利き腕付近に金剛杖を入れる地域もあります。

埼玉県の西部や北部地域などの葬儀では、かんむりやとも白髪を身に着けて参列する習慣があります。かんむりは天冠を、とも白髪は撚った麻糸をに見立てています。主にかんむりは男性、とも白髪は女性が身につけます。

秩父地域では香典に紅白の水引をかけて、お見舞いの表書きをした袋を準備することがあります。「入院中にお見舞いに行けず、申し訳ございません。今になってしまいましたが、お見舞いの気持として受け取ってください」という意味から来ている習慣です。

最近では、ほとんどの方が一般的な香典袋のみを持ち込むケースが多いです。地域やご家族によっても異なるので、伺われる際には事前に確認しましょう。