意味を知って驚く「山用語」ランキング 1位から10位

女性が山で用を足すこと。草むらにかがんでお花を摘む姿勢に似ていることから。

お金でなく「高度・距離をかせぐ」ためのきつい登り。道を間違えて無駄歩きで労力を大量に消耗したときにも使われる。

山で遭難した遺体のこと。南無阿弥陀仏が6文字だから、三途の川の渡し賃「六文銭」から、死んで「楽になる」が訛ったなど語源は諸説あり。

猟師がキジを撃つ姿に似ていることから男性が山で用を足すこと。男女の区別なく「大キジ」で大、「小キジ」で小便を表現する場合も。

箸、スプーン、フォークなどを指す。食事は命に係わるから、ロシア語の「ビューケ」から、戦場のような学生山岳部の食事風景から等の説がある。

2つの沢が合流する地点で「出合（であい）」と同意。一般的な地形用語としても使われ「二股」「二俣」の地名も多い。

幅が狭く左右が切り落ちて崖になったヤセ尾根。そこを行く登山者をアリに見立てていう。長野・戸隠山の難所の呼び名でもある。

朝早くに宿泊地を出発すること。山の天気は遅くなるほどくずれやすく、登山者は基本的にみな「早立ち」。

シャリ（＝ご飯）が足らずに運動してばてること。血糖値が下がり体に力が入らなくなる。

単調で面白みがなく、ただ疲れるだけの長い尾根道。関東だと丹沢・塔ノ岳への大倉尾根が有名。