離婚コンサルタントに聞いた!夫婦のトラブルランキング 1位から10位

  • 1

    猟奇的な“妻”

     家に帰るのが怖いんです…。その夫はそう言って涙をこぼしました。日常的に妻から暴力を受けており、金属製のトレーで殴られたときには網膜剥離で全治一ヶ月のケガを負いました。また、別の事例では、妻に「死ね! 殺してやる!」と言われ、刃物で襲われた男性もいました。DVは夫から妻へ行われるとは限らないのです。私が受けた相談件数を見ましても、DV相談の半数近くが妻から夫に対してのものでした。

  • 2

    盗聴・張り込み…“探偵”になった夫

    「妻が浮気してるんです」。そう言ってその男性は拳を震わせました。理由を聞きますと、「このところ妙に服装が派手になったし、キレイになった」と言います。そして彼は“探偵”になりました。妻の携帯のチェックはもちろん、ぬいぐるみや風呂場の換気扇にも盗聴器をしかけます。そしてパートから帰る妻の尾行もしました。夫婦関係では疑うことで“オニ”が出るのです、疑心暗鬼のオニが。昔は「鬼」と書かずに「隠仁」と書いていたという話があります。オニは自分の心の中にこそ、潜んでいるのですね。

  • 3

    女王様妻

    「あれとって!」「これ持ってきて!」、妻の厳しい声が家に響きます。「髪の毛」とひとこと言えば夫はサッと妻の後ろに回って髪をもち、毎晩、言われずとも美容液とコットンを用意しなければ妻に怒鳴られる。家事からセックスまで夫を奴隷のようにこき使うのが“女王様妻”です。しかし“女王様と奴隷”の関係が悪いわけではありません。二人がそれでいいのなら、それがその夫婦のありかたなのです。しかしこの関係を変えたいのであれば難しい問題です。残念ながらこの妻は今後もこの女王様の座から降りることはないでしょう。ご主人が、自分の誇りをどこにもつのか、それをよく考えて決断することになります。

  • 4位

    夫の浮気相手がストーカーに豹変

     始めるのは簡単ですが、終わり方が難しいのが不倫です。男が「家族が大切」と言って別れを切り出したとたんに、女が彼の子どもを待ち受けて「○○ちゃんでしょ、プレゼントをあげる」と言って家族に接近してきたというケースもあります。その後も女は無言電話をしてきたり、彼の妻がつとめるパート先に頻繁に現れるようになり、彼の家族を苦しめました。ストーカーは警察も介入しづらい難しい問題です。不倫に走る前に、その危険を冒すに値するのか、一度よく考えることをおすすめします。

  • 5位

    パラサイト妻

    「君は僕の妻でなく、お義母さんの娘」。これは、妻の母が全てをしきり、その母のいいなりになっている妻に対して言った夫の言葉です。家を飛び出した夫に「愛してる」と妻の名で手紙を書いてきたのも実はこの義母でした。こうした“パラサイト妻”の問題は、その母親に原因がある場合がしばしば見受けられます。母と娘、お互いに親離れ、子離れが必要なのです。

  • 6位

    ネット不倫のときめき

     ネット上で知り合い、メールやチャットを通じて恋をして、オフ会で不倫に至る。こんな「妻たちのネット不倫」が急増しているように思います。誰にも話を聞いてもらえない妻が夜な夜なパソコンに向かって自分の存在を認めてくれる男性にハマっていくのです。私は不倫に対しては、「他人に迷惑をかけないで、責任を取れるような終わり方ができますか?」と問いかけるようにしています。また、ネットでの出会いは、しばしば刑事事件に発展する場合がありますので、注意が必要です。

  • 7位

    ロマンチックおやじ

     50代の夫が浮気をする相手は常に19歳。相談者である妻が結婚したのも19歳でした。「19歳のピュアさ」でなければ受け付けないとのこと。永遠に19歳を愛する“ロマンチックおやじ”というわけです。しかし、妻は愛されていないと自覚はしているものの、毎月100万円夫から渡され、一緒に暮らしていてなんの不自由もないと言います。ただ「楽しくない」と相談に訪れたのでした。この妻にはお金も時間もある。私は、勉強やビジネスなど、一人の人間として人生を楽しむことをおすすめしました。いま彼女はビジネスを立ち上げるべく生き生きと働いています。

  • 8位

    浪費妻

     夫の収入が1千万円を超えているのに貯金が20万円程度しかない。毎月100万円近く持って帰るのに一週間もすればほとんどなくなる。夫は妻が何にお金を使っているのか分からない。まさか、妻のブラウス一枚で自分のスーツが10着買えるであろう事など考えもしないのでしょう。毎晩食卓に並ぶ食事がデパ地下で買ったものだとも気づかない。
     こうした浪費妻は、特にバブル時代を謳歌した世代に多いようです。まだ“一人バブル”を続けているんですね。パートにでも出して、月に7万円でも8万円でも自分で稼がせてみるのが一番の解決方法です。

  • 9位

    ファザコン妻

     夫がステキな男性になってくれないんです…。そう言う妻は、夫と知り合ったとき、彼の洋服をすべて捨てさせ、彼女の好みのものに買い換えさせていました。その後、結婚してからも、夫に対する注文はつきることがありません。ある時、夫は妻の実家で義父のクロゼットを見て驚愕します。一瞬、自分のクロゼットかと思うほど同じ色調の服がそろっていたのです。彼女は、夫を自分の父のコピーにしようとしていたのでした。

  • 10位

    「財布」と「掃除機」のケンカ

    「あなた何よ、少しばかり給料が上がったからって威張って」「男は働いてるから偉いんだ。女はメシ作って、掃除してりゃいいんだよ」。………まるで「財布」と「掃除機」のケンカです。
     このような不満をぶつけ合う口論にはいい解決方法があります。「私は〜」という“Iメッセージ”で話すのです。「あなたは帰りが遅い!」と言う代わりに、「“私は”早く帰ってきて欲しい」と言えばケンカにならないでしょう。「あなたは話なんか聞いてくれない!」と言う代わりに、「“私は”話を聞いて欲しいのに」と言えばいいのです。これだけのちょっとした心がけで夫婦関係はかなり円満になります。ぜひ一度、試してみて下さい。

集計期間:2013年1月09日~2013年1月09日

池内ひろ美先生

【ランキングを作った人】

池内ひろ美
《プロフィール》
夫婦・家族問題コンサルタントとして「東京家族ラボ」を主宰。2万件を超える相談を受けてきた実績から、テレビ・新聞など大手メディアでも活躍。
著書に『結婚の学校』(幻冬舎)、『読むだけで「いい夫婦」になる本』(講談社文庫)、『妻の浮気』(新潮新書)他多数。
最近は「心の健康は体の健康から」との考えから“美と健康”のためへの提案も行っている。

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