世界的な人気を誇るソニーですが、最近は洗練されたデザインとエクスペリア対応の新型スマートウォッチが好評です。健康管理やスマホの着信チェックが簡単にできるため、新作の発売日が気になる方も少なくありません。

実はソニーのスマートウォッチは、wena2・wena3など新作シリーズになるにつれ機能が充実し、より快適になっています。アプリも豊富でXperiaと相性のいいスマートウォッチも多く、Androidスマホを使わなくても音楽がダウンロードできる機種もあります。

今回はそんなソニーのスマートウォッチを現役家電量販店店員のたろっささん監修のもと、選び方やwena3など新作を含めたおすすめ商品のランキングを紹介します。ランキングは・機能・価格・デザインなどの観点から作成しました。ぜひ参考にしてみてください。

ソニーのスマートウォッチは、一般的な「Android wear」OSを採用した文字盤をディスプレイとして利用するwena3といったモデルと、ソニーが独自に開発したバンド部分に必要な機能や電池などを搭載したハイブリッド型スマートウォッチがあります。

ベルト部分に機能を搭載しているので、時計部分を好みのものに付け替えが可能です。おしゃれにこだわりたい方や、今の時計に愛着がある方でもスマートウォッチを使用できるようになりました。また、スポーツ時はバンド部分だけで身軽に使うのもOKです。

時計と同じように腕にはめて使用をし、スマートフォンと連動させれば、使い方次第で電話の着信応対やメールやLINEなどのアプリ通知の確認・健康管理・音楽の再生・電子決済など幅広く役立てられます。

ソニーのスマートウォッチには3種類のシリーズがあります。それぞれ特徴がありますので、ご自身に合ったシリーズを選んでください。

コアと呼ばれる本体と気分に合わせて取り外しできるリストバンドからなるシリーズです。スマートウォッチ機能を備えたバンド部は柔らかいシリコンラバーで肌にフィットしやすく汚れも付きにくい素材なので、スポーツ時に使うのにおすすめです。

シンプルな黒や白のほかにビビッドな赤や女性にもおすすめのパステルカラーなど多くのカラーバンドがあるのも魅力になります。XperiaだけでなくiPhoneなどのiosにも対応しているので、iPhoneユーザーにもおすすめです。

世界初のバンドに電池や必要な機能を搭載した高評価のハイブリッド型です。クラウドファンディングで国内市場最高金額を集めた話題のシリーズになります。高級時計にも使用されるメタルバンド搭載モデルもあり、ビジネスで使いたい方におすすめです。

普段愛用している時計のベルトをwena wirstに変えるだけで、お気に入りの時計がスマートウォッチとして使用できます。いかにもスマートウォッチのようなデザインが苦手な方やファッションの一部として楽しみたい方にもおすすめです。

お持ちの腕時計をスマートウォッチにしてくれるwena3は、メタル・レザー・ラバー（ゴム）の3種類から好きなバンドを選べます。腕時計を複数お持ちの方は、気分やファッションに合わせてバンドを付け替えるだけでスマートウォッチに早変わりです。

また、普段使いしやすいシンプルなデザインなので、使用シーンを選ばないのも魅力になります。Suicaにも対応しているほか、バッテリー持続時間は約1週間と長持ちなので、忙しい方や旅行時などに毎日充電するストレスがないのも嬉しいポイントです。

現在wena3が新作シリーズとなっており、wena4の発売情報は今のところありません。

その名の通りスマートウォッチらしいスマートウォッチです。2と3の違いやほかのシリーズとの違いも比べてみましょう。

2013年10月に発売されたスマートウォッチ2・2014年11月に発売されたスマートウォッチ3どちらも6年以上前に発売された機種でありながら、未だに人気のあるシリーズです。長く愛されている点は使いやすく機能性も高い証拠だと考えられます。

スマートウォッチ2と3を比べてみると、2は連続使用時間が3・4日なのに対して、3は2日です。充電時間が長い方がいい方は2を選びましょう。防水性能は2のIP57に対し3はIP68と進化している点がうかがえるのも特徴です。

また使用しているOSにも違いがあります。2はソニー独自のOSを使用していましたが、新型3ではGoogle社が提供するAndroid Wearを使用しており、OSの変更により多くのアプリや機能が使用できるようになりましたので、いろいろ試したい方には3がおすすめです。

スマートウォッチ3が発売されてから5年が経っています。未だにスマートウォッチ4の発売日の発表はありません。なかなか発売されないため、スマートウォッチ業界から撤退するのではないかと噂まで流れたほどです。

ほかの2シリーズとはまた違うタイプのスマートウォッチです。豊富な機能や使いやすい画面が特徴で人気もあります。iOSに対応したものや女性が使いやすい小型サイズなど、更に進化したスマートウォッチ4がいつか販売されると嬉しいポイントです。

また、次期モデルであるwena4の発表もありません。なお、wena3などにあるSuica以外の電子マネーサービス『おサイフリンク』が2023年12月31日でサービスが終了します。その点も踏まえて新作wena4では、どう展開していくのか期待したいポイントです。

スマートウォッチシリーズとほかの2シリーズの大きな違いは、機能を司るコアや電池などが、バンド部にあるか、時計部分にあるかです。バンド部分にコアがあるSmartBandやWenaWristは、サイズさえ合えば自分の好きな時計をつけられます。

また、バンド部分だけで使用も可能ですので、ゴルフをする際やランニング時などに手軽に使用可能です。一方時計のヘッド部分にコアがあるスマートウォッチシリーズは、多用なアプリや機能が魅力になります。

スマートフォンと接続しなくても時計として利用できるので、使う方に合わせた多様な使い方ができるのも魅力です。後述のランキングではさまざまなシリーズを紹介していますので、ぜひ比較して参考にしてみてください。

ソニーのスマートウォッチを検討している方の中には、現在Xperiaスマホを使用している方も多いはずです。ソニー製スマートウォッチの中でも、wena3のSmartBand・SmartWatch2は連携がしやすく、Xperiaと相性のいいスマートウォッチです。

ここからは、ソニーのスマートウォッチを選ぶ上でのポイントとなる点を紹介します。シリーズや使うシーンに合わせて選んでみてください。

ソニーのスマートウォッチには「Wena」「SmartBand」「SmartWatch」の3種類があります。それぞれ特徴がありますので、自分の用途や好みに合ったものを選びましょう。

Wenaシリーズはシンプルなデザインと高級感が特徴です。あらゆるビジネスシーンで使えるスマートウォッチになっています。Suicaや電子マネーを使用できるので、通勤やちょっとした支払いにいいです。

Smart Bandシリーズは軽量でスポーツ時に使いやすくなっています。バンド部分を気分に応じて変更できるのも特徴の一つです。かわいいデザインも揃っていて、女性も使いやすいので、ぜひ使ってみてください。

機能性にこだわる方におすすめのスマートウォッチです。大画面で操作しやすく、ラインやメールのチェックができます。また、動画も見られるのも大きな特徴になります。最新機能を使いたい方はぜひチェックしてください。

まずは、普段どのような状況でスマートウォッチを使いたいかを考えましょう。使うシーンに合わせて適切な機能が搭載されているものを選ぶのがおすすめです。

財布を出さずに、サッと会計を済ませられるのが電子決済です。Suicaや楽天Edy、iDなど最近では多くの店舗が導入をしているため、すでに利用している方も多いはずです。電子決済機能付きなら、財布だけなくスマートフォンを取り出さなくてＯＫです。

腕にはめたスマートウォッチをかざすだけなので、より簡単にスムーズに会計を行えます。コンビニなどの利用が多い方にもおすすめの機能です。なお、wenaシリーズにある電子マネーサービス『おサイフリンク』は、2023年12月31日をもってサービス終了となります。

新システム導入の発表はありませんが、今後に新シリーズに期待したいところです。

鞄の中にスマートフォンを入れていると、意外と気が付きにくいのが電話やメールの着信です。また、満員電車に揺られているときやランニングの途中などは、通知に気が付いてもなかなか確認できません。

そんな方は、電話やメールの着信機能が付いたものを選びましょう。バイブレーションで通知してくれますので、大切な電話やメールも見逃しません。マイク付きのものは電話応対も可能ですし、メールやLINEなどの返信もできる機種もあるのも魅力です。

たとえばwena3には、メールやLINEなどの通知や機能の呼び出しが可能なシリーズとなっています。

日々健康に配慮した生活をしている方におすすめなのが、活動ログ機能です。スマートフォンと連動させると、歩数や消費カロリーなどの運動量や心拍数を管理してくれます。睡眠管理もしてくれ、眠りの浅いタイミングや深いタイミングを可視化も可能です。

またストレスレベルも測定してくれるため、自分がどのような状況でストレスを感じるかも確認できます。特にwena3には睡眠の深さや歩数、ストレスレベルなどデータが計測できるのでおすすめです。

ジムなどのトレーニングで汗をかく方や屋外で使用時の雨が心配な方は、防水防塵機能付きの機種を選びましょう。防水機能はIPX0からIPX8まであり、数字が大きい方が性能が高くなります。一般的な使用の際はIPX5を目安にするのがおすすめです。

また、防塵性能はIP0XからIP6Xまであり、こちらも数字が大きくなるにつれ性能が高くなります。屋外で使用する際はIP5xを目安に選んでください。ソニーのスマートウォッチは、防水性能をIPXではなく気圧で表している機種もあります。

3気圧で日常的な汗やにわか雨、5気圧が日常的な水仕事に耐えられる性能です。

スマートウォッチのデザインを変えると気分も変わります。いろいろなデザインを楽しみたい方は、画面がカスタマイズできる機種を選ぶのがおすすめです。ソニーのスマートウォッチには「ウォッチフェイス」と呼ばれる文字盤が豊富にあり、自由に変更ができます。

デジタルとアナログの切り替えはもちろん、クラシカルなデザインや天気と連動して画面が変化するフェイスなどもあるのも魅力です。いろいろ楽しんでみたい方はぜひウォッチフェイスが使用できるスマートウォッチを選びましょう。

スマートフォンで音楽を楽しむ方は多いです。ソニーのスマートウォッチには、スマートフォン内の音楽の再生や停止、曲送りなどができる機種があります。また、スマートウォッチ本体に音楽プレイリストを直接ダウンロードできる機種も魅力です。

特にwena3には、ミュージックコントールが搭載されており、スマートフォンの音楽アプリをwena3で制御できます。そのため、スマートウォッチとワイヤレスイヤホンをつなげて、スマートフォンがなくても音楽を快適に楽しめます。

下記の記事では、スマートウォッチで音楽を聴く際におすすめのソニーのワイヤレスイヤホンを紹介していますので、参考にしてください。

初めての場所を訪れる際は、きちんと目的地に着けるか不安になります。いつも迷ってしまう方は地図機能やナビ機能がついたスマートウォッチがおすすめです。わずらわしいスワイプやピンチ操作せずに、わかりやすい矢印でナビしてくれます。

スマートフォンを取り出して地図アプリを操作するよりも安全でスマートです。

料理中に煮込み時間などを計りたい場合や、仕事中に15分ほど仮眠を取りたい時にいいのがタイマー機能です。スマートウォッチのタイマー機能を利用すれば、時間が来るとバイブレーションでお知らせしてくれます。

仮眠中でも音が鳴らないため周りに迷惑をかけません。また防水機能がついているものを選べば、料理中水に濡れても安心です。

通勤中にニュースや動画を楽しんでいる方で、混んだ車内でスマートフォンを落としそうになった経験があるはずです。そこで電車通勤をしている方にはミュージックアプリや動画アプリ、ニュースアプリに対応した機種がおすすめです。

スマートフォンと違い片手でコントロールできますので、つり革につかまったままでもスムーズに操作ができます。

スマートウォッチは充電式なので、稼働時間を事前にチェックするのが重要です。短いものでも2日間、長いものだと1週間連続で使用できます。

ソニーのスマートウォッチが使いたい女性の方におすすめなのが、レディースらしい柔らかい色合いのスマートウォッチです。定番の白のほか、バンド部分がパステルカラーのものに変更できるタイプもおすすめします。

表示画面が少し大きいものもありますので、購入時にはサイズや重さなども確認しておくと安心です。下記の記事では女性向けのスマートウォッチの選び方やおすすめの商品をランキング形式で紹介しています。ソニー以外の商品もありますのでぜひ参考にしてください。

人とちょっと差をつけたい方は、アニメやファッションメーカーなどとコラボしたスマートウォッチを選んでみるのもおすすめです。今までにスターウォーズやエヴァンゲリオン、ファッションブランドBEAMSなどとコラボしたスマートウォッチを販売してきました。

現在では、wena3とアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」のコラボモデルが発売されています。さらには、映画「シン・ウルトラマン」の世界観を踏襲したモデルもあるので、合わせてチェックしてみてください。

なお、コラボ商品は数量限定の場合が多いため、欲しい場合は早めの購入がおすすめです。

ソニーのスマートウォッチは、その品質から最新型や限定品などは価格が高い傾向があります。価格を抑えてソニーのスマートウォッチが欲しい方は、1つ前の型などの購入も検討してみましょう。型落ちした商品でも使いやすいものも多く値段も安いので意外とお得です。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

機能も豊富で便利なソニーのスマートウォッチですが、いくつか注意をしておきたい点があります。購入前に確認しておきましょう。

幅広い電子マネー決済に対応しているのがソニーのスマートウォッチです。そのためSuicaも使用できるように感じてしまいます。しかし、今のところソニーのスマートウォッチはSuicaには非対応です。普段利用している方は気を付けてください。

Suicaに限らず、機種によっても対応している電子マネーは違いますので、購入前に仕様書などを確認しておくと安心です。なお、wena3はwenaアプリでSuicaを発行でき、使用可能となっています。

ソニーのスマートウォッチではiOSのみの対応です。ソニーのスマートウォッチですから、Xperia（エクスペリア）で使用ができると考えてしまいます。しかし、OSがAndroidのみ対応の機種では使用ができませんので気を付けてください。

また、AndroidとiOSどちらも使用できる機種だから、電子決済が使用できると思った方も注意する点があります。実は初期設定の際にはiOS端末が必要です。iPhoneを一時的に借りて設定できるので、家族に借りるなどして設定するのをおすすめします。

下記の記事では、Androidに対応したスマートウォッチの選び方やおすすめの商品をランキング形式で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ソニーのスマートウォッチの充電は付属のmicroUSBケーブルを使用するものと、専用充電クリップを使用するものがあります。また、中には充電不要タイプのものもありますので、充電が手間だと考える方はそのようなタイプを選ぶのもおすすめです。

また、電池の交換はヘッド部分に電池が入っている機種は時計店などでの交換が可能です。ただし、バンド部の電池交換は気密性能を確保するためにできないようになっています。安全のためにも無理やり解体するのはおすすめしません。

ソニーのほかにもさまざまなメーカーがスマートウォッチを販売しています。ほかメーカーとソニーのスマートウォッチの違いが気になる方もいるはずです。まず、AppleのスマートウォッチはやはりiPhoneユーザーにおすすめします。

理由としては、iPhoneとの親和性が高いため、多くの機能をより快適に使用できるからです。なお、韓国メーカーのサムスンは、Galaxyシリーズを使われている方に、防水性や耐久性を兼ね備えたカシオのスマートウォッチはアウトドアが好きな方に適しています。

下記の記事では、サムスンとカシオのスマートウォッチを紹介しています。選び方やおすすめ商品をランキング形式で紹介していますので、きっと参考になるはずです。ぜひご覧になってソニーのスマートウォッチとの違いを比べてみてください。

スマートウォッチを便利に使うために欠かせないのがアプリです。ソニーのスマートウォッチではさまざまなアプリに対応しています。ただし、機種によって使えないものもありますので、仕様書などを確認してからダウンロードしてください。

Androidを使用している方はGoogleplayでのダウンロードが可能です。iPhoneの場合はAndroidWearをインスト―ルしてから使用しましょう。入れておきたいのが活動ログの管理アプリで、日々の生活をスマートウォッチが管理してくれるのも魅力です。

また、ニュースや動画、音楽のアプリもスマートウォッチを楽しく使用するには欠かせません。地図やナビアプリも旅行が多い方にはおすすめです。多くのアプリやフェイスなどがありますので、いろいろと試してみて自分に合うアプリを選んでみましょう。

ソニーの新作wena3などのスマートウォッチは、電子決済や生活リズムの管理をしてくれるといった、さまざまな機能を持っています。スマートウォッチを使えば生活が、より便利に楽しくなるはずです。今回の記事を参考に素敵なスマートウォッチを選んでください。