【2024年】60人に調査|Python本のおすすめ人気ランキング27選【参考書や書籍も】
2024/01/19 更新
AIや自動化などで近年注目を集めるプログラミング言語のPython(パイソン)。勉強するなら大学生・初心者には入門書、中級者以降には実践的な参考書籍や問題集が向いています。今回はプログラミングを学ぶ男女60人におすすめのPython解説本をアンケート調査しおすすめ商品や選び方を伺いました。
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目次
- おすすめPython解説本を60人に調査!
- 機械学習をはじめるならPythonがおすすめ!
- 超初心者はイラストや図が多い入門書を選ぼう
- Python解説本の人気おすすめランキング24選
- アンケート後に人気が出たおすすめのPython本3選
- 通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
- そもそもPythonとはどんな言語?
- おすすめのPython解説本を学ぶメリット
- Python解説本の選び方
- 画像処理をしたい方はOpenCVがおすすめ
- 初心者でも取り組みやすい勉強法と順番
- 独学以外ならプログラミングスクールを活用しよう
- システム開発用語でよく使う本番環境と開発環境とは?
- Pythonエンジニアは年収いくら稼げる?
- まとめ
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おすすめPython解説本を60人に調査!
※サムネイルで使用した商品画像は同記事内で引用しています。
AI開発・自動化・データ分析・数値計算など、Pythonは多くのプログラマーから注目を集めるているプログラミング言語です。拡張性と汎用性の高さから、Python言語を習得しているかどうかが仕事の量を決めるケースも少なくありません。
Python言語を勉強するのは難しそうなイメージがありますが、自分のレベルに合った難易度の本を選べばスムーズに学習できます!初心者なら入門書、中級者ならより実践的な本や参考書がおすすめですが、書籍数が多くどれを選ぶか迷ってしまいますよね。
そこで今回はプログラミングを学んでいる60人にアンケートを実施しおすすめのPython解説本を調査しました。大学生向けなどPython解説本を選ぶ際に重視するポイントや、そのほかの選び方についてもまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
機械学習をはじめるならPythonがおすすめ!
機械学習のためにPythonを勉強する魅力・メリットをアンケート調査した結果、35%の方が「初心者でも勉強しやすい」と回答しました。次ぐ約32%の方が「コードがわかりやすく読みやすい」と回答しています。
Pythonはコードの記述がシンプルな言語なので、コードを書く時間が短くなり、エラー箇所がわかりやすいため修正も簡単なのがメリットです。約18%の方は「ライブラリが充実している」と回答しており、多様性が楽しめるメリットも挙げています。
Pythonを学ぶメリットについては以下のリンク先にも詳しくまとめているので、是非参考にしてみてください。
超初心者はイラストや図が多い入門書を選ぼう
今回のアンケートで60人に「超初心者におすすめするPython解説本」についてうかがったところ、「イラストや図が多い本」が45%、次いで「実践教材が含まれている本」が約28%、「例題が問題集が充実している本」が約18%を占める結果となりました。
ほぼ半数の方が「イラストや図が多い本」と回答しており、Pythonを初心者が学ぶ上でイラストや図の多さは特に重視されているのがわかります。初心者はわかりやすい解説本を選び、挫折しないようにしなければなりません。
また、サンプルコードが載っていたり問題集がついているなど、実践できる本であるのもポイントです。以下では特に重視されていた「イラストや図が多い」「実践教材が含まれている」「例題が問題集が充実している」について詳しく解説しています。
イラストや図が多い本・「入門書」がおすすめ
アンケート調査で1番多かったのはPython超初心者には「イラストや図が多い解説本・入門書」との回答でした。初心者は理論を並べられるよりも、イラストや図を見せられた方が直感的な理解ができます。
アンケートでは「プログラミングは膨大な文字と対峙しなければならないため、まずはイラストや図で概念を理解した方がいい」「イラストや図で視覚的に入っていった方が取り組みやすい」などの回答がありました。
Python超初心者の方は、イラストや図が多くてわかりやすく、とっつきにくさのない「入門書」を選びましょう。
イラストや図が多い本と回答した方の口コミ
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AI開発など「実践教材」が含まれている本
アンケート調査で2番目に多かったのは、「実践教材が含まれている解説本」との回答です。口コミでは「プログラミングの勉強そのものが目標になりがちなので、実際にものを作りながら学んだ方が継続しやすい」といった意見がありました。
「意味がわからなくても記述を促され、教材通りに動かしていたら感覚的に覚えられた」といった声も多くあります。仕組みを学んだところで、実際にアウトプットしてみなければ身につきにくいものです。
抽象的なコード例だけではイメージがわきにくいので、ぜひAI開発などの「実践教材」が含まれている解説本を使って、実際にプログラムを動かしながら学んでみてください。
実践教材が含まれている本と回答した方の口コミ
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例題や「問題集」が充実している本
アンケート調査で3番目に多かったのは「例題や問題集が充実している」といった点です。実践教材と同様に「読むだけでは身につかない」「コードを入れるとどんな結果になるかがわかるのがいい」などといった意見が多く見られました。
しかし自由に動かせるパソコンがない方には実践教材は向いていません。パソコンを所有していない方の口コミでは「実践ができないため、例文と問題で内容を理解しているかどうかを確認できた」といわれています。
学習環境によっても適した解説本は異なるので、この点を念頭において選びましょう。例題や「問題集」の充実度は環境に関係なく重要なポイントなのでぜひチェックしてみてください。
例題や問題集が充実している本と回答した方の口コミ
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「専門用語」が充実している本
アンケート調査では「専門用語が充実している本」をおすすめした方も3%ほどいました。「Pythonはシンプルな言語であるため、今後につながる実用的な内容になっている本がおすすめ」「イラストや図は不要」といったような意見です。
「専門用語」がわかっていないと、解説本の本文で当然のように使われてしまい、挫折しやすくなってしまいます。初心者が挫折しないように視覚的な情報を重視する方もいましたが、視覚情報よりも専門用語の理解を重視した本をおすすめする方もいました。
専門用語が充実している本と回答した方の口コミ
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「基本構文を網羅・サンプルコードが多い」などその他のポイント
アンケート調査で「その他」の回答をした方は3%ほどいました。そのほかの意見としては、「基本構文を網羅し、ライブラリを紹介している本がおすすめ」「サンプルコードが多く記載されていて実践しながら学べる本がおすすめ」などです。
必要最低限の基本構文やライブラリの使用例が載っている解説本は初心者でも学びやすく、サンプルコードが多く記載される解説本であれば、実際に入力して実行・修正ができるため理解しやすくなります。
その他と回答した方の口コミ
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Python解説本の人気おすすめランキング24選
プログラミングを学ぶ60人に「一番おすすめのPython解説本」を選んでいただきました。得票数を元にランキングを作成したので是非購入する際の参考にしてみてください。
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インプレス
スッキリわかるPython入門
イラストや図・練習問題とエラー対策が魅力の入門書
【最初に学ぶ本としておすすめで感覚的にもわかりやすい構成が高評価】
アンケートでは「イラストが多いため感覚的にわかりやすい」「わかりやすいので入門におすすめ」など、初心者がつまずきやすいところをわかりやすく解説していると高評価でした。
【楽しいストーリーで学べて練習問題やエラーへの対処法も】
キャラクターの対話形式になっており、イラストや図とあわせて視覚的・感覚的な理解が深められます。学んだ知識を確認できる練習問題や、エラー対策をまとめた項目もあるため、挫折しにくい構成も魅力です。
対象レベル | 入門 |
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ページ数 | 376ページ |
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技術評論社
3ステップでしっかり学ぶ Python 入門
機械学習において注目されているPythonの入門書
【予習・体験・理解の3ステップで学べる点が高評価】
3位を獲得したのはPythonを3ステップで学ぶ本書です。アンケートでは「イラストも多めで初心者にも理解しやすい」「体験して理解できる」などと評価されていました。
【イラストのおかげでとっつきやすく練習問題も用意されている】
初心者がとっつきやすいようにイラストで説明されており、易しい仕様になっています。基礎を固めつつ、最後には練習問題もついており、理解した内容の復習・到達度の確認も可能です。
対象レベル | 入門 |
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ページ数 | 304ページ |
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リックテレコム
みんなのRaspberry Pi入門 第4版
Raspberry Piの設定方法なども学べる参考書
Python3に対応した初心者から中級者まで学べる解説本です。プログラミングだけでなく、プログラミングを学ぶ環境にぴったりなRaspberry Piの準備など電子工作についても教えてくれます。
Pythonだけでなく、Raspberry Piの設定がわからない方にもおすすめです。口コミでは「自分の書いたコードが動いているのを体感できる」「わかりやすく見飽きない」などRaspberry Pi使用者に好評を得ています。
対象レベル | 初級者~中級者 |
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ページ数 | 338ページ |
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秀和システム
Pythonプログラミングパーフェクトマスター Python3/Anaconda/PyQt5対応 第3版 (Perfect Master)
基礎から実用的なAIプログラムまで体験しながら学べる
Pythonの基礎から深層学習まで実践的に学べる解説書です。チャットボットの開発を体験しながら学べます。Anaconda・Jupyter Notebook・Spyderを使用しQt Designerでの解説をしているので、それらの使い方も身に付くのが特徴です。
AIプログラミングに興味があって、楽しく学びたい方に向いています。
対象レベル | 初級者~ |
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ページ数 | 708ページ |
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Python解説本のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 対象レベル | ページ数 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
最も多くの回答を集めた解説本は親切な内容が高評価 |
入門 |
192ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
イラストや図・練習問題とエラー対策が魅力の入門書 |
入門 |
376ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
機械学習において注目されているPythonの入門書 |
入門 |
304ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
基礎から実践まで4部構成でデータ分析を学べる問題集 |
初級者~中級者 |
272 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
独学で勉強する際に便利 |
初級者~ |
322ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
リファレンス本としても使える初級者向けの入門書 |
入門 |
800ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
子どもから大人まですんなり理解できるスクレイピング解説本 |
初級者以上 |
192ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
最新のPython 3にも対応した初心者向けの1冊 |
入門 |
352ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
難易度が低く子どもでもわかりやすい入門解説本 |
入門 |
288ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
初心者や挫折してしまった方にもおすすめの入門書 |
入門 |
256ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
Excel・Googleスプレッドシートを自動化し効率化できる |
初級者~ |
240ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
Raspberry Piの設定方法なども学べる参考書 |
初級者~中級者 |
338ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
目標を設定して学べる実用的な1冊 |
初級者~中級者 |
616ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
Pythonの基礎を身につけたい大学生や再入門者におすすめ |
初級者~中級者 |
568ページ |
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Amazon |
Pythonの基礎を学び終えた中級レベルの方におすすめ |
中級レベル |
136ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
機械学習・深層学習の分野から画像認識に重きを置いた入門書 |
初級者~ |
463ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
実践的なコードを身につけるスクレイピング本 |
初級者~ |
440ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
ゲーム開発が勉強できる入門書 |
初心者 |
376ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
絵が多用された予備知識浮揚のPython入門書 |
初心者 |
216ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
基礎から実用的なAIプログラムまで体験しながら学べる |
初級者~ |
708ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
プログラミングの基礎から応用まで順番身に着けられる解説本 |
中級レベル |
368ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
さらに深く知りたい中級・上級者向けの実践本 |
プロフェッショナル |
520ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
プログラミング超初心者も学べる書籍 |
初心者~ |
192ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
Pythonのいろはを学べる1冊 |
初級者 |
416ページ |
アンケート後に人気が出たおすすめのPython本3選
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
そもそもPythonとはどんな言語?
Pythonとは、1991年にグイド・ヴァン・ロッサム氏によって開発されたオープンソースの高水準プログラミング言語です。大量のプログラミングタスクを簡単に処理できるよう設計されており、プログラマーにとって扱いやすい構文と豊富なライブラリを提供しています。
おすすめのPython解説本を学ぶメリット
Python以外にも学べるプログラミング言語の選択肢はたくさんありますが、そのなかでもPython解説本を選んで学ぶのは大きなメリットがあります。
コードがわかりやすく読みやすい
Python言語はコードが非常にわかりやすいのが大きなメリットであると知られています。例えば画面上に「こんにちは」と表示させる場合、Javaでは3行程度の記述が必要です。一方Python言語であればたった1行の記述だけで済んでしまいます。
もちろん簡素なのはこの記述だけではありません。何をするにしてもPython言語は非常に楽で、覚えやすいのが魅力です。そのため初心者がプログラミングを触るためには最も適した言語といえます。
コンパイル作業が必要ない
コンパイルとは簡単にいえばプログラミングを実行するための準備作業です。多くのプログラミング言語ではコンパイル作業を行いファイルを作成し、読み込みプログラムを実行します。ところがPythonではコンパイルをする必要がありません。
コンパイル作業は初心者にとっては大きな障壁となって立ちはだかります。大量のエラーが吐き出され、プログラミングを諦めてしまいがちです。Pythonならコンパイルが必要なく、コーディングさえすれば初心者でも簡単にプログラムを実行できます。
ライブラリが充実している
ライブラリとは簡単にいえばプログラミングの部品を大量に集めたファイルです。ライブラリを活用するとより幅広いプログラムを速く処理できます。Python言語はライブラリが非常に多く、多様性を楽しめる点がメリットです。
汎用性の高いプログラムを組んだり、簡単なプログラムを組んだりできるようになります。言語ごとに得意な範囲は決まっていますが、Pythonはライブラリが充実しているので、作成できるプログラムが広いです。
拡張モジュールを作成しやすい
Python言語はC言語やC++のライブラリと簡単に連携でき、拡張モジュールを容易に作成できます。C言語やC++は非常に処理が速く、しかもメジャーな言語なので把握している方も多い言語です。
Pythonは手軽にそれらのライブラリを呼び出し、活用できます。拡張性の広いPythonが、より高い拡張性を実現できるのです。Pythonを扱えれば、それまでの経験を活かして新しいものを作れます。
Webスクレイピングの活用ができる
Pythonを勉強するメリットには「Webスクレイピングの活用」が挙げられます。WebスクレイピングとはWeb上から抽出したデータを分析して、格納可能なデータにする作業です。Pythonはライブラリが充実しているためゼロからプログラミングする必要がありません。
Excel作業の自動化ができる
Pythonを勉強するメリットには「Excel作業の自動化」ができる点も挙げられます。PythonではExcelやGoogleスプレッドシートにおける作業の効率化が可能です。面倒な作業をプログラミングによって自動化して、日常の仕事を効率化できます。
Python解説本の選び方
ここではこれまでで紹介しきれなかった選び方の詳細をご紹介します。まだ商品が決め切れていない方は是非参考にしてみてください。
難易度で選ぶ
Python解説本には超初級者・初級者・中級者・上級者などのレベルがあります。知識や技術を身につけるために、自分のレベルに合わせた難易度の解説本を選びましょう。
未経験の大学生・初心者にはオライリーなどの「Python入門書」がおすすめ
プログラミングに触った経験があるものの、Pythonを学んだ経験がない方や大学生にはPython入門書がおすすめです。Python入門書では初級レベルの導入や文字列・数字などの初歩動作を学べます。初心者レベルから簡単なレベルに到達するのが目標です。
Python入門書は基礎作りから始めたい方に向いています。Pythonの基本中の基本から、簡単なデータを使用したプログラムまで学べるのが利点です。コツコツと基礎を伸ばせば明確な目標が見つかり一直線に成し遂げられます。
特にオライリーは超入門から上級者レベルまで幅広いレベルの本を出しており、上級レベルまでステップアップしていきたい初心者の方はチェックしてみてください。
中級者の方は「機械学習」の実践本がおすすめ
Pythonの基礎を学んだ中級者には実践向きの内容を選ぶのがおすすめです。中級レベルになるとPythonを使って仕事をしたり、物事を解決したりできるようになります。自分で調べたり聞きながら使えるようになったりすると便利なので実際の仕事に活用してみましょう。
中級者レベルの方には「機械学習」やデータサイエンスの解説本・実践本がおすすめです。Pythonを使って身近にある退屈な作業や面倒な仕事の効率化から始めてみましょう。毎日の仕事や生活に役立てつつ、プロレベルのエンジニアを目指せます。
学びたい内容で選ぶ
Python言語で自分がやりたいものを見定め、それに応じた解説本を選ぶのも重要です。仕事の効率化やゲーム作成など自分が学びたい内容で選ぶようにしましょう。
Excelなどの仕事の効率・自動化なら「仕事術解説本」がおすすめ
Python言語は仕事を効率化してくれるプログラムを組めます。コピー&ペーストの作業を一括化したり、データ収集の自動化も可能です。仕事を効率化したい方にはPython言語を使った仕事術を紹介した書籍・「仕事術解説本」をチェックしてください。
仕事を効率化するためにプログラミングで打ち込むのはそう複雑ではありません。仕事効率化のプログラムを紹介した本がPython言語の入口になる場合も多いです。まずは実用的な内容からスタートし、徐々にレベルアップしていきましょう。
ゲーム作成なら「ゲーム用入門書」がおすすめ
Pythonを使えるようになったら自分の理想のゲームを作成できます。個人でゲームを作りながら生活すると、有意義な趣味を見つけられる場合もあります。出来のいいものができたら自作の商品としてそれを販売し、大きな収入源にもなるのがメリットです。
商業化を考えなくとも自分の創作物をいろいろな方に見てもらえます。ゲームに使うPythonは応用が難しいため専用の書籍を調べる必要がありますが、ゲーム作成を目指すなら「ゲーム用入門書」から徐々にステップアップするのがおすすめです。
HTMLなどWEBについて学ぶなら「スクレイピング本」がおすすめ
Webサイトからデータを自動で取得し必要な情報の抽出・加工などを行うのがWebスクレイピングです。Googleの検索結果を取得し複数のデータを保存するなど、便利なシステムを作れます。
スクレイピング本は実用的なスクレイピングの勉強をしたい方におすすめです。また、スクレイピングをする上では、Webサイト構造やHTMLの理解も必要になります。
統計処理や機械学習を学ぶなら「データ分析本」がおすすめ
統計処理や機械学習を学びたい方はデータ分析本を選びましょう。データ分析はさまざまな用途に応用されています。工場の異常検知システムや天気予報などにも利用されているのも特徴です。
Pythonを用いてプログラミング後、数値・テキスト・画像・音声などを分析が可能な形式に加工し、統計処理や機械学習を用いた予測などが行われています。
未経験者は図や「イラストで説明されている」ものをチェック
未経験者がいきなり難易度が高い本に挑戦しても、理解できずに挫折する方も多いです。図やイラストが使われているものや、簡単でわかりやすい文章で解説されているものを選びましょう。
実際にプログラムを組んでいくテキストであれば達成感を感じやすいので、モチベーションを維持したい方におすすめです。
学習環境で選ぶ
Pythonを勉強するための環境がどの程度整っているのかもポイントです。使えるパソコンがあるかどうかなど、学習環境に合わせて選ぶようにしましょう。
パソコンがない方は「実践なし」の参考書がおすすめ
自由に使える作業用のパソコンがあるかないかはPythonを学ぶ上で大きなポイントになります。パソコンがない方には実践なしの参考書がおすすめです。Python言語の概念を学びたい方や、新しい知識を増やしたい方には実践なしの参考書が適しています。
パソコンがある方は「実践あり」の問題集や参考書で勉強するのがおすすめ
自由に使えるパソコンがある方には実践ありの参考書がおすすめです。実際に作業をすれば直感的にプログラミングを学べます。実践ありの参考書を選ぶと独学で勉強しても習得しやすくなり、すぐに挫折する可能性を減らせるのでおすすめです。
解説本で理解できたと思っていても、知識がすべて頭の中にきちんと入っているとは限りません。きちんと知識や内容が頭の中に入っているのかを確認したい方には、実戦ありの問題集がおすすめです。
問題集は初心者はもちろん、Pythonの複学者にとっても活用しやすいので検討してみてください。
上級者なら価格帯「5,000円以上」の解説本をチェック
技術書の多くは、ある程度価格が高額です。特に特典に本以外のものが入っている場合はかなり値が張ります。そうでなくともPython言語を広く扱おうとするとページ数が増え、「5,000円以上」の価格帯になる場合が多いです。
初心者に優しく基本だけを解説しているような本であれば、価格は抑えめになります。その分ページ数も減りますが、プログラミングの基礎基本と、Python言語についてのみでいいのならそういった商品を購入しましょう。
高額なものはそれだけ教材が豊富だったり、参考となる記述が多かったりします。そうしたものは初心者向けよりもPython言語について知っている方向けのものになりがちです。初心者はあまり高額なものに手を出さないようにしましょう。
ある程度知識があるなら「リファレンス本」を確認
プログラミング経験者などある程度知識があるなら、ほしい知識がどこに書かれているかすぐに参照(リファレンス)できる本がおすすめです。初心者向けの解説は不要なので辞書のように使えるリファレンス本もチェックしてみましょう。
プログラミングには必要とされる知識が非常に多いため、リファレンス本をひとつ持っておくと便利です。さっと取り出せて使い勝手のいいコンパクトなタイプを手元に置いておくと重宝します。
「電子書籍」なら割引価格で購入できるかチェック
Pythonを本で学びたい方はKindleなど「電子書籍」で購入するのもおすすめです。電子書籍であればスマートフォンやタブレットなどで気軽に読めて、紙媒体のように場所を取る心配がありません。
何冊も購入してもかさばらないのが電子書籍で購入するメリットです。また、電子書籍の商品によっては、半額など割引で販売されている場合もあるのでチェックしてみましょう。
画像処理をしたい方はOpenCVがおすすめ
オープンソースのライブラリであるOpenCVとは「Open Souece Computer Vision Library」を略したものです。画像・動画を処理したいときにはこちらが大活躍します。OpenCVによって、フィルターの処理や行列演算・オブジェクト追跡など可能です。
これらは本来CやC++で動作が可能なライブラリでした。しかし現在ではこれらに加えPythonやjabaでもOpenCVが使用できます。OpenCVによってさまざまなメリットが生まれるのでぜひ試してみましょう。
初心者でも取り組みやすい勉強法と順番
Pythonを含むプログラミングは非常に難易度が高く、途中で挫折する方も多いです。ここでは、そうならないための勉強法や順番(ルート)をご紹介します。
①基礎知識を付けて目標を立てる
まずは入門書・webサイト・動画サイトなどを参考にしながら基礎知識を付けます。最初はしっかり理解できなくても、Pythonがどんなものなのかイメージが湧けばOKです。Pythonがどんなものに使われているのかざっくりとした内容を把握しましょう。
だいたいのイメージがついたら自分が何を作りたいのかを考えます。ゲームを作りたい・人工知能を開発したいなどの目標を立ててください。目標が明確でないと、勉強がしにくくなってしまいます。
②実際にエディタにコードを書いてみる
ある程度知識が付いて目標を立てたら、実際にエディタにコードを書いてみてください。プログラミングは知識を得るだけでは身に付かないので、何度も書いて覚える必要があります。書いて動かしながら、どのコードがどう動くのか把握していきましょう。
このとき大切なのは、毎日コードに触れる時間を作ることです。15分でもいいので、毎日続けてみてください。継続するのは大変ですが、続けているうちに勉強が楽しくなってくるはずです。
③自分の作品を作る
コードが書けるようになってきたら、最初に立てた目標をもとにしながら自分の作品を作ってみましょう。簡単なものでも自分で作れると自信に繋がります。ゲームであれば簡単なものなら作りやすいので、ぜひチャレンジしてみてください。
ひとつの作品ができあがったら、さらにレベルアップした作品が作れるように勉強を進めていきましょう。これを繰り返していくと、徐々にレベルの高いものが作り出せるようになります。
独学以外ならプログラミングスクールを活用しよう
Python言語の解説本を独学で学ぶ以外にもプログラミングスクールに通う方法もあります。独学で解説本を読むだけでは学習のモチベーションを高くキープするのが難しいです。購入した本を読まずに放置してしまう可能性もあります。
プログラミングスクールを活用すれば学習の障壁をクリアして成長速度を早められるのがメリットです。情報交換もしやすくなり、Python言語を学ぶ目的を明確にできます。解説本を買っても学習のモチベーションを保ちにくい方はスクールも活用してみましょう。
プログラミングについて学ぶ際には、挫折しにくい解説本を選ぶのがポイントです。以下の記事では、挫折しにくいプログラミング解説本の人気おすすめランキングをご紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
システム開発用語でよく使う本番環境と開発環境とは?
Pythonを含むシステム開発の用語として発環境に対して使われる本番環境とは、できあがったシステムなどをユーザーが使用する環境を指します。対して開発環境とは、開発中のシステムを稼働させる環境です。このほかにも検証環境などもあります。
開発したばかりのシステムをテストをせずに本番環境で行ってしまうと、正常に稼働しない場合もあるので気を付けましょう。これ以外にも、本番環境において気を付けなければならない点はいくつかあるので、ぜひ書籍などでチェックしてみましょう。
Pythonエンジニアは年収いくら稼げる?
Pythonエンジニアの年収は、実績やスキル、地域や業界などさまざまな条件で異なりますが、一般的には水準が高い傾向にあります。日本においては、初任給は約350万~450万円ほどが相場です。
経験年数が3年ほどになると、年収は500万~700万円ほど、スキルや業界によっては1000万を超えるケースもあります。ただしPythonエンジニアとして継続的に高い報酬を得るためには、豊富な知識とスキル、および経験が必要です。
まとめ
Python解説本の選び方や60人アンケートによるおすすめ解説本のランキングをご紹介しました。Python言語は、多様な拡張を秘めたプログラミング言語です。初心者の方はもちろんすでに学んでいる方も、本記事を参考に自分に合った解説本を探してみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年01月19日)やレビューをもとに作成しております。
【アンケート結果堂々の1位!Python入門にぴったりと高評価】
1位はこちらのPython1年生です。アンケートでは「本当に初心者でも大丈夫」「挫折しにくい構成ながら実際に手を動かして学べる」など、初心者に優しくPythonのおもしろさを教えてくれる点が評価されていました。
【イラストや対話形式の説明がわかりやすくサンプルも用意されている】
イラストや図が多く、対話形式で説明されています。しかし、決して内容が薄いわけではなく、用意されているサンプルできちんとプログラムを体験できる仕様です。超初心者におすすめできる要素が詰まっています。