・当サービスに掲載された情報は、編集部のリサーチ情報を掲載しております。記載の内容について(タイトル、商品概要、価格、スペック等)不備がある場合がございます。詳細については、各EC/サービスサイトでご確認の上ご購入くださいますようお願い申し上げます。 なお、当ウェブページの情報を利用することによって発生したいかなる障害や損害についても、当社は一切責任を負いかねますので、予めご理解いただけますようお願い申し上げます。
・商品PRを目的とした記事です。gooランキングは、Amazon.co.jpアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。 当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がgooランキングに還元されます。
目次
※Amazonおよびこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc.又はその関連会社の商標です。
中学生・高校生・大学生にも!村上春樹の書籍が人気の理由とは?
村上春樹は大学時代に始めたジャズ喫茶を経営する傍ら小説を書き続け、1979年には「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞してデビューしています。その後、小説・エッセイ・翻訳などと数々の作品を生み出してた作家です。
中でも1987年に発表されたあの有名な代表作「ノルウェイの森」は、2009年に1000万部を突破しベストセラーになりました。村上春樹の書籍は短編や映画化作品などたくさんあってどれを選べばいいのか分からないですよね。
そこで今回は【村上春樹作品】の選び方やおすすめ本をランキング形式で紹介します。ランキングは、ジャンル・長さ・年代を基準に作成しました。中学生・高校生・大学生の読書にも向いているので購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
アンケート結果上位の作品はこちら!
今回のアンケートでは、村上春樹ファン100人にオススメの村上春樹の小説を2作品ずつ挙げていただきました。アンケート回答者の内訳をみると、女性が75%、男性が25%と女性の割合が多いです。
また、年代別では30代、次いで40代、50代の割合が多く、30~40代が全体の約7割を占めています。この結果から、村上春樹は比較的高い年齢層から支持を得ている作家だとわかります。
村上春樹作品の選び方
村上春樹の作品は数多く発表され、その一作一作にコアなファンがつくほど人気です。ここでは、村上作品のおすすめの選び方を紹介します。
初心者にも読みやすいものなら「有名な作品」をチェック
村上春樹の書籍に初めて触れる初心者であれば、まずは有名作品からスタートしてみましょう。中でも、映画化されたものは作品名も聞きなれており、物語も馴染みやすく、映像と一緒に楽しめます。
本屋大賞はプロが先行したほかの賞は異なり、書店員による投票で選ばれます。「多くの方に本を読んで欲しい」と考える書店員が選んだ作品ですので、面白くて読みやすいものが多いです。
本自体をあまり読まないため最後まで読み進められるか心配な方は、短編集からチャレンジするのも手です。本を読むのに慣れてきたら長編作品を読んでみましょう。
ジャンルで選ぶ
村上春樹は小説以外にもさまざまな文章を発表しています。まずは、そのジャンルの中から自分に合った読みやすいものを選びましょう。
村上春樹の代表作を楽しみたいなら「小説」がおすすめ
村上春樹の小説で一番長いものだと文庫本で全6巻の作品もあります。その物語は濃密で、小説の中に登場する音楽やお酒、アートなどはとても洗練されており、関連本も出るほどです。
登場人物たちはみな個性的でありながらも文章はわりとシンプルで、1ページにぎっしり詰まっているわけではないので、スラスラと読めてしまいます。ウィットに富んだ会話や、普通なら思いつかない独特の比喩表現などが魅力です。
読む順番で迷ったら1番始めは「エッセイ」がおすすめ
村上春樹は世界的に有名な作者ですが、エッセイを読むと全く驕るところがなくとても素朴で、普通のおじさんのような素顔が垣間見れるのでとても面白いです。エッセイとは形式のない自由な意見を述べる散文をいいます。
自分でジャズ喫茶を経営していたほど無類のジャズ好きで、その豊富な知識を活かしてエッセイを出しています。村上作品を読んでジャズに興味を持った方には入門書としてもおすすめです。
村上春樹のエッセイが好きな人は多く、初心者の方は、まずエッセイから読みはじめてみるのをおすすめします。
村上春樹に影響を与えた本を読みたいなら「翻訳」作品がおすすめ
若い頃から海外文学に触れてきた村上春樹は、自身の小説にもその影響を色濃く受けています。作品の中にも、小説のタイトルや作家の名前が出てきます。ぜひ、村上春樹の好んだ小説に触れてみてください。今の村上作品の創造の手助けとなった作品ばかりです。
自らインタービューして書き上げた本なら「ノンフィクション」がおすすめ
1995年3月20日に起こった地下鉄サリン事件の被害者及び関係者のインタビューを記録した一作です。村上春樹は事件当時、ニュースは自分の知りたい事実を何も報道してくれないと感じ、自ら事件に関わった人たちのところへ赴きインタビューを行いました。
1998年に発表された続編の「約束された場所でーunderground2」は、オウム真理教の信者や元信者のインタビューを収録したものです。死刑制度や宗教団体に対する村上春樹の考えや、遺族に会って変化した気持ちなど複雑な心情を知れます。
不思議な世界観を楽しみたいなら「絵本」がおすすめ
難しいテーマに難しい比喩表現と、読み解く力を求められる小説が多い中、癒やされる絵本も出版しています。「羊をめぐる冒険」、「ダンス・ダンス・ダンス」などは、主人公の羊男がユニークで印象的で魅力です。
挿絵は、小説の絵も担当した佐々木マキです。ゆるいイラストにゆるい文章で、不思議な世界に迷い込んだかのような気分にさせてくれます。
チェック村上春樹の聞く姿勢を感じるなら「対談集」がおすすめ
同じ小説家の村上龍、川上未映子のほかに、世界的指揮者の小澤征爾や翻訳家の柴田元幸、心理学者の河合隼雄などとの対談本が出ています。小説家や文学の枠を飛び越えた音楽の話、哲学、世界の出来事に対する作者の考えがわかります。
対談した小澤征爾は、「あなたのおかげですごい量の想い出がぶりかえした。おまけになんだかわからないけど、すごく正直にコトバが出て来た」と感謝の気持ちを語っており、村上春樹の話を聞く姿勢が強く伝わってくる一言です。
長さで選ぶ
長いものはとことん長く、短いものは非常にサクッと読めるものばかりです。村上春樹の作品は、どれもが読者をその物語の中に引き込んでくれる力があります。
どっぷりと世界観に浸りたいなら「長編」がおすすめ
村上春樹作品の魅力の一つは、作品が持つどこか日常を忘れさせてくれる力です。どっぷりと文学の海に浸かりたい方にはハマると面白すぎて気付いたら夜通し読んでしまう長編作品をおすすめします。
鼠3部作などのシリーズものや物語に厚みのある作品を読むのもよし、村上春樹の描く独特の恋愛小説を読むのもよしです。長編作品を読むと、長い時間を村上ワールドの中で過ごせます。
隙間時間に楽しむなら「短編」がおすすめ
長編も多くの村上ファンに愛されていますが、短編も優れた作品ばかりで、ちょっとした隙間時間に読むのにぴったりな短編は、短いからこそ何度も読んで味わえます。ふとしたときに読み返したくなるような印象的な言葉遣いや心に残るストーリーが多いです。
そして繰り返し読むたびに新たな発見や解釈が生まれます。村上作品は解釈本が多く出版されていますが、解釈は人それぞれなので自分の好きなように読むのが一番です。
映像化作品で選ぶ
人気作品の多い村上春樹の小説は映像化もされています。原作と映画で異なる場面もあるので、それぞれを比べながら読んでみるのも楽しみ方の一つです。
国内外で評価されているものなら「映画化」された作品がおすすめ
村上春樹の作品で映画化された作品は10本を超えています。中には、日本人の監督だけでなく海外の監督によって映画化されている作品もあります。これらは、村上春樹が国内外で高く評価され人気を誇っている証です。
観客の度肝を抜く高い演出を見るなら「舞台化」作品がおすすめ
2012年に世界の蜷川と呼ばれた蜷川幸雄が、同じく世界的に人気の村上春樹の作品を舞台化しました。国内以外でも、ロンドン・ニューヨーク・シンガポール・ソウル・パリなど世界を飛び回り大成功を収め、再演も何度か果たしています。
その演出は原作に忠実でありながら観客の度肝を抜きます。原作ファンも満足のいく仕上がりです。
40年の歴史を感じたいなら「年代」をチェック
村上春樹は1979年、「風の歌を聴け」で第22回群像新人文学賞を受賞し作家デビューを果たしました。その後、2019年には作家として40周年を迎えました。作家人生40年の中には彼の作品の遍歴が刻み込まれています。
特に「風の歌を聴け」を含む、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」の初期三作品は『鼠三部作』(登場人物に鼠が出てくるから)と呼ばれ今でも人気が高いです。また、1990年代後半に入ると総合小説を書きたいと口にするようになりました。
比喩表現から選ぶ
村上作品を紹介するうえで特筆すべきは、その比喩表現の面白さにあります。ここでは村上春樹の比喩をいくつか紹介します。
喜怒哀楽に当てはまらない感情を表現したものなら「ねじ巻き鳥クロニクル」がおすすめ
これは『ねじ巻き鳥クロニクル』の主人公が食事しているときに登場した比喩です。実際にセロリ筋丼が出されたら人は何を思うのか、嬉しいのか悲しいのか、村上春樹はそんな喜怒哀楽に当てはまらない感情すらも比喩表現で言い得てしまいます。
日焼けを嫌う女性にかける言葉を学ぶなら「ダンス・ダンス・ダンス」がおすすめ
「ダンス・ダンス・ダンス」で主人公がハワイで日焼けして帰ってきた女性に言った台詞です。最近の日本では色白がかわいいとされ、日焼けを嫌う女性も多いですが、男性にこんな褒められ方をされたら嬉しい女性も多いです。
食事中の比喩表現を楽しむなら「騎士団長殺し」がおすすめ
これは「騎士団長殺し」の主人公が美味しいオムレツを食べるシーンで登場した比喩表現です。『天にも昇る美味しさ』などはよく聞く表現ですが、オムレツ側が飛んで行ってしまうとは思いもよらない発想です。
受賞作品から選ぶ
どのような作品を選べばいいのか全くわからない方には、多くの人達から支持を集めた作品の中から選ぶのをおすすめします。
デビュー作が気になるなら「群像新人文学賞作品」がおすすめ
村上春樹のデビュー作が気になる方には、群像新人文学賞を受賞した「風の歌を聴け」をおすすめします。群像新人文学賞とは、講談社が刊行する文芸誌「群像」が1958年に創設した純文学の公募新人文学賞です。
この「風の歌を聴け」は村上春樹の1作目の長編小説で、ジャズ喫茶を経営していた当時、神宮球場でヤクルト対広島戦を観戦していると、突然小説を書こうと思い立ったため完成させたそうです。
本屋さんが選んだ本物の小説なら「本屋大賞受賞作品」がおすすめ
本好きが講じて本屋さんで働く人も多くいますが、そんな本屋さんが選んだ本物の小説なら、本屋大賞受賞作品がおすすめです。2010年、村上春樹の「1Q84」は本屋大賞に輝いています。どの本がいいか迷ったら参考にしてみてください。
この「本屋大賞」とは、2004年に設立されたNPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞で、新刊を扱う書店の書店員の投票によってノミネート作品よび受賞作が決定されます。以下の記事では、歴代「本屋大賞」9選を紹介しています。ぜひご覧ください。
最高傑作が知りたいなら「ハルキストのおすすめ」を確認
「ハルキスト」とは村上春樹のファンの呼び名です。ハルキストの方々は熱狂的で知られ、世界中に存在します。彼らは村上春樹の作品だけでなく、趣味やライフスタイルにも影響されており、村上春樹の小説内に出てきた音楽や料理をまとめて本にした人もいます。
村上春樹作品の人気おすすめランキング15選
口コミを紹介
村上春樹の小説はある面でから捉えると、ただの暗い小説なんだけれど、ある面から捉えると人間ってそういう暗い面があるけど前を向いて生きてる自分は頑張ってるなと前向きにしてくれる。
口コミを紹介
正直、ページがなくなるにつれ、終わってほしくない気持ちが強くなりました。もっとこの人たちに会っていたい。
口コミを紹介
特にこのエッセイでは、ギリシアの生活の話しが面白く、いつかギリシアに行きたいと思いました。
口コミを紹介
村上春樹さんの作品はトータルでみると小説よりエッセイの方が個人的には好きです。なんというか、よく晴れた夏の日に吹く風のような心地良さがあります。
口コミを紹介
鼻に着く形容もほとんどなく、非常に味わい深い文章です。村上春樹さんには、不思議なキャラとか状況設定なしに、ものすごく感動する、涙がとまらないような本を書いてほしいと、思いました。
口コミを紹介
ミュウと主人公がギリシャの島で出会ったところから、読むのが止まらなくなりました。一筋のホラーと、不思議な(現実にはきっと起こりえない)展開に引き込まれました。海辺のカフカが好きな私としては、最後まで楽しく読めました。終わり方も好きでした。
口コミを紹介
時間も空間も越えて、物語のなかに引き込まれました。一番好きです。
口コミを紹介
良い作品です。文章も良いし、構成的にもバランスが取れていて、破綻していない。最後まで読みきれば、透明な悲しみで満たされます。村上さんの作品の中では、上位のものと思います。
口コミを紹介
30年前に友人に貸してもらって読んでから自分でも文庫本を購入して何回か読んでいますが、今回Kindle版を購入しました。並行する二つの物語はどこに向かうのか?村上春樹の作品の中でも大好きな作品です。
口コミを紹介
村上さんの作品は、これで4冊目ですが、一番好き。広々とした世界を感じます。
口コミを紹介
新鮮で初々しい気持ちで読み進めることができました。切なさ、やるせなさなどの感情を実感しました。
口コミを紹介
村上作品をはじめて手に取った作品、若者が目覚めてゆく性と、心に深い傷を抱えたアウトローの苦しみ、個性の表現。村上の際立つ手法で描いた読み応えのある作品である。
口コミを紹介
今まで同じ本に戻ってくることがなかった私が初めて何度も読み直した本です。
読み直すたびに自分の成長を感じさせてくれます。
口コミを紹介
これぞ村上春樹のクラシック、村上春樹のすべてが詰まってます。
口コミを紹介
より深く理解できますね。村上作品は長編が多くためらいがちになりますが、短編集はいいですね。
村上春樹作品のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 出版社 | ページ数 |
---|---|---|---|---|---|
楽天 Amazon ヤフー |
アカデミー賞の4部門をノミネートする作品 |
文藝春秋 |
300 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
ジャズ喫茶を経営していた村上春樹のデビュー作 |
講談社 |
168 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
ユーモアなセンスが輝く作品 |
講談社 |
296 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
喪失と再生を描く映画化した村上春樹の代表作 |
講談社 |
304 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
高校生にもおすすめな書店員が選ぶ短編の傑作 |
新潮社 |
357 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
有名なクラシックが出てくる |
新潮社 |
496 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
谷崎潤一郎賞を受賞した不思議な本 |
新潮社 |
480 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
一通の手紙から始まる謎の冒険物語 |
講談社 |
268 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
圧倒的暴力と戦争について描いた長編大作 |
新潮社 |
312 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
喪失をテーマにしたミステリアスな小説 |
講談社 |
328 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
作家デビュー40周年節目の超大作 |
新潮社 |
512 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
中学生でも読める切れ味バツグンのエッセイ集 |
新潮社 |
224 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
ギリシャ・イタリアから始まる著者の旅行記 |
講談社 |
570 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
深夜のファミレスからいざなわれる不思議の世界 |
講談社 |
304 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
作中の音楽CDも人気の書籍 |
文藝春秋 |
376 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
映画化・舞台化を想像してみよう
現在、日本で公開されている映画や舞台は、人気の小説を原作としている作品が多いです。小説を読むのがあまり好きではない人でも映画や舞台を見て興味を持ち、原作の小説を読むケースも増えています。
そこで村上春樹の小説を読みながら、その小説が映画化・舞台化されたらどのような配役になるかなどを想像してみるのも楽しい読み方です。以下の記事では、映画化してほしい村上春樹の小説ランキング、舞台化してほしい村上英樹の小説ランキングを紹介しています。
まとめ
ここまで人気作家である村上春樹のおすすめ作品ランキングを紹介してきましたが、いかがでしたか。新作のたびにニュースで話題になる村上春樹。次の新作が出るまでに過去の作品を味わいつつ、その日が来るのを楽しみに待ちましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年07月14日)やレビューをもとに作成しております。
ドライブマイカーに続くおもしろい作品です。タイトルの通りのテーマがメインの読みやすい短編集でもあります。妻に去られてっからバーをはじめた男が、謎に追いかけられる事態に陥ります。村上ワールドに浸りたい方におすすめします。