近年、AndroidなどのOSを問わず、各種電子書籍配信サービスが展開されています。持ち運びも簡単で、一度読むだけの漫画や雑誌類の置き場所に困っていた方には心強い味方です。dmmブックスや楽天マガジンなどのサービスを利用すれば、より快適に使えます。

また、電子書籍は若者だけのものではありません。実は、文字の拡大やブルーライトの出ない目に優しい特殊インクを使った電子書籍リーダーは、老眼や疲れ目の方も再び読書が楽しめるように、読書用のツールとしても今注目を浴びています。

 
そこで今回は電子書籍タブレットの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは利用スタイル・加入サービス・画面サイズなどを基準に作成しました。ぜひ参考にしてみてください。

▼クリックで今すぐ見る！おすすめの電子書籍タブレット

• 防水機能付の電子書籍用タブレット人気おすすめランキング2選
• 目に優しい電子書籍用タブレットの人気おすすめランキング3選
• 漫画用タブレットの人気おすすめランキング6選
• 安い電子書籍用タブレットの人気おすすめランキング4選

電子書籍リーダーとタブレットの大きな違いは、前者が電子書籍専用に開発されたデバイスであるのに対して、後者が電子書籍以外にもさまざまなアプリをインストールして使用できる点です。

電子書籍リーダーの多くは「電子ペーパーディスプレイ」により表示がモノクロになっています。紙の本を読むような感覚が特徴です。一方、タブレットはカラーディスプレイ採用でカラー漫画や雑誌を読むのに適しています。

タブレットはスマホに比べて大画面なので、写真集や絵本を読む時もフルカラーの鮮やかな画像を楽しめます。さらに、タブレットにはさまざまな電子書籍アプリをインストールできるため、読みものの選択肢が広がります。

電子書籍用タブレットのサイズカテゴリーは、7～8インチから11インチ以上までさまざまです。以下ではその詳細を紹介していきます。

【目次】

• 文庫本の読書用に使用する方には「6～8インチ」がおすすめ
• 標準サイズが欲しい方には「10インチ前後」がおすすめ
• ビジネス用途で使用する方には「11インチ以上」の大型がおすすめ

6～8インチは、電子書籍用のタブレットの中でも最も小さいカテゴリーに分類されます。大きさは、文庫版サイズの書籍と同じ位と考えてください。この様に、片手に収まるサイズのため、読書用として外出先にて文庫本などを頻繁にタブレットで見る方におすすめです。

以下の記事では、7インチ・8インチタブレットの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

10インチ・前後のサイズの電子書籍用タブレットは、最も標準的なサイズです。最も小さいサイズと比較すると、一回り大きくなっており、動画やゲームも問題なく楽しめます。自宅で、タブレットを読書からゲームまでさまざまな用途に使用する方におすすめです。

以下の記事では、10インチタブレットの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください

11インチ以上の大型タブレットは、電子書籍用のタブレットの中で最も大きい画面サイズです。このサイズにもなれば、キーボード・マウスと共に併用すると、ノートPCとしてビジネス用途にもなります。ビジネスマンの方々にもおすすめです。

電子書籍とひとくちにいっても、備わっている性能や仕様はさまざまです。自分の求めている商品が手に入るよう、しっかりチェックしてください。

【目次】

• お風呂の中でも読書したい方は「防水機能付き」がおすすめ
• 持ち運びを考えるなら「重量の軽いもの」がおすすめ
• データチェックがしたいなら「PDFファイル閲覧機能付き」がおすすめ
• アプリなどマルチに活躍させたいなら「GPS機能付き」のものがおすすめ
• コミック雑誌などを快適に読みたいなら「解像度」の高いものがおすすめ
• 本を読むためのタブレット・長時間使用するなら「目に優しい」ものがおすすめ
• 荷物を減らしたいなら「iPad」がおすすめ
• 長時間使いたい方は「バッテリー稼働時間」もチェック
• 自宅での使用がメインの方は「顔認証」がおすすめ

入浴中に読書を楽しみたいと思われる方も多くいらっしゃいます。しかし、普通の電子書籍リーダーであれば水に濡れてしまうと誤作動の要因になるため、浴室への持ち込みはできません。

このような状況でも利用できるのが、防水機能付きの電子書籍リーダーです。防水機能の規格はIP1からIP8まであります。選ぶ際の基準として、水滴がついても大丈夫であるIP5以上の規格を選んでください。

自宅内での使用に留まらず、外出先での使用も検討されている方は、購入時にタブレットの重量もきちんと確認してください。8インチを例に詳細を説明します。基本的に8インチ位の軽いサイズならば、300g以下を目安に購入するのがおすすめです。

300gの値を超えると、重いので持ち運びにはストレスを感じます。このストレスを感じるのか、感じないのかの基準は個人差がありますが、1つの目安としては長時間片手で持ち運びができるかどうかです。この点にも着目して選んでみてください。

PDFファイル閲覧機能付きの電子書籍タブレットならば、通勤時間などの移動中でも簡単にデータやファイルの確認を可能にしてくれます。そのため、ビジネスマンの方で電子書籍タブレットを使う方におすすめです。

電子書籍用のタブレットを選ぶ際に、GPSの有無も参考してください。まず、GPSとは「位置情報計測システム」を指します。この機能があれば、電子書籍としての利用だけでなく、位置情報を用いたゲームアプリのプレイやカーナビとしても使用が可能です。

漫画や雑誌などの細かい文字までストレスなく読みたい場合には、解像度の高い電子書籍用のタブレットを選ぶのがおすすめです。快適に書籍を読めるだけでなく、長時間の使用をしても目への負担も少なくなります。

ブルーライトを目に浴びながら長時間読書をしていると、目が疲れる場合があります。本を読むためのタブレットとして使用するなら目に優しいものを選ぶのがおすすめです。「電子ペーパー」を採用しているものなら、ブルーライトが発生せず負担がかかりません。

明るさを調節できるものもおすすめです。部屋の明るさに合わせて調節し、目への負担を軽減できます。また、通常のタブレットにブルーライトカットシートを貼って使用する方法もありるため、快適に読書するためにも意識してみてください。

iPadでもアプリを利用すれば、電子書籍を読めます。電子書籍専用端末を買う必要がなく、荷物を減らしたい方におすすめです。またiPadは解像度が高く、カラー写真の多い雑誌やカタログなどもきれいな画質で見られます。

自宅や外出先で充電せずに長時間使いたい方は、バッテリーの稼働時間をチェックしましょう。起動するアプリによって稼働時間は異なりますが、約8時間ほどあれば快適に使えます。
メーカーごとに規定はさまざまなので、10時間以上のモデルを目安に選びましょう。

また、急速充電に対応しているモデルだと、ストレスなく使用可能です。急速充電の規格は、大まかに分けてUSB-PD Power Delivery・Quick Charge・メーカーごとの独自規格も3種類になります。

自宅で使用する方は、顔認証があるとロック解除の一手間省けるのですぐに使えます。多くの電子タブレットには、顔認証が付いており、セキュリティ面でも優れています。指紋認証を搭載したモデルもあり、こちらは外出先で使用するのにおすすめです。

電子書籍リーダーはタブレット端末にダウンロードしてから利用しなければなりません。そのため、タブレットに保存できる容量をしっかり把握してから購入するのがおすすめです。

【目次】

• テキスト系の書籍を多く読むなら「4～8GB」程度のものがおすすめ
• 漫画を多く読みたいなら「16GB」程度のものがおすすめ
• 動画などもダウンロードしたいなら「32GB」以上のものがおすすめ

電子書籍は、タブレット端末にダウンロードして読書ができる媒体です。基本的に小説1冊分で約1MBほどですので、小説をメインに読みたい方であれば、4～8GBほどの容量があれば十分対応できます。

小説とは違い、イラストなどの画像データが多い漫画では1冊で約40MBほどのデータ量を要します。そのため、タブレットの中にたくさん漫画を保存しておきたい場合には16GBほどのストレージを用意しておくと安心です。

電子書籍をダウンロードできるタブレットには、動画を保存できるものもあります。WiFi環境がない状態でも視聴したい動画などがある場合には、データ容量が32GB以上のタブレットを用意しておけば困りません。

電子書籍タブレットを選ぶにあたって重要な点といえるのが、その通信方式です。電子書籍をどのような環境で活用したいのかによっても選び方は変わります。

タブレット用の予算を少なめに抑えておきたいと考えている方には、Wi-Fi専用方式の電子書籍用のタブレットを選ぶのをおすすめします。Wi-Fi環境が整えられている場合のみ使用が可能なタイプです。

機能が少し制限されている特徴から、比較的安い商品が多く発売されています。

外出先でも頻繁にタブレット端末を使いたいのであれば、LTE方式の電子書籍用のタブレットがおすすめです。androidなどを搭載したLTE方式では、SIMカードを本体に挿入してWi-Fi環境が整っていない環境でも使用できます。

Wi-Fi環境を気にせず電子書籍を読みたい場合は、こちらの形式がおすすめです。以下の記事では、SIMフリータブレットの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

利用スタイルによってタブレットを選ぶ方法を紹介していきます。読書のスタイルによっても選び方は変わりますので、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】

• 漫画をよく読むなら目に優しい「モノクロ表示・ストレージ多め」のものがおすすめ
• 雑誌を読むだけ・動画をよく視聴するなら「カラー表示」のものがおすすめ
• 仕事でも併用するならSIM対応モデルなど「高性能」のものがおすすめ

見開きカラー表示にこだわらなければ、モノクロの電子書籍リーダーは小説・漫画をよく読まれる方に向いています。軽く片手で持てる重さなので、通勤通学にも最適です。ブルーライトが出ません。目に優しいのもメリットになります。

小説や漫画を1つのタブレットにダウンロードしておきたいのであれば、電子書籍リーダーでも比較的容量のある16GB・32GBがおすすめです。

動画視聴や写真の多い雑誌を読むだけの方はカラー表示も最適になります。また、多少重量は増えるものの、液晶のタッチパネル形式のタブレットがおすすめです。通勤・通学で立って読むには小型で軽いものが望ましいですが、出先で読むなら500g前後でも問題ありません。

ビジネス目的で電子書籍を利用される方は、高性能なタブレットが向いています。SIM対応モデルやWindows10内蔵のタブレットなら資料作成の際にも連携を取りやすく、動作環境のストレスを感じずに使用可能です。

電子書籍の利用はAmazon以外にない方は、Amazon専用の電子書籍リーダーやFire端末がおすすめです。いくつかのサービスや書籍を1つのタブレットに集約して、書籍の購入忘れを防げます。購入した本の管理もしやすいです。

楽天マガジンなど楽天サービスを中心に利用する方は、楽天ブックスが利用可能なものがおすすめです。楽天ブックスはほかサービスよりも購入ポイントが貯まりやすく、サービスの利用頻度次第ではAmazonよりも価格を抑えて電子書籍を購入できます。

Amazonや楽天など特定のサービス提供会社に縛られず電子書籍サービスを利用したい方は、そのほかのサービスを運営する会社が提供する端末がおすすめです。しかし、国内メーカーのSONYは撤退済みのため、選択肢は限られます。

ただし、カラーの汎用タブレット端末は多くの選択肢があります。たとえば、U-Nextは動画配信と雑誌の読み放題があり、DMMブックスなども読み放題が始まる予定です。今後もこうした電子書籍のサービスは増えていく見通しがあります。

電子書籍を選ぶなら、メーカーに注目してみるのもおすすめです。ここではメーカーごとの特徴や選び方をご紹介します。

【目次】

• 手軽に買いたい方は「Amazon（アマゾン）」がおすすめ
• 大手有名ブランドなら「Apple（アップル）」がおすすめ
• 幅広い商品から選びたい方は「ASUS（エイスース）」がおすすめ
• 価格重視の方は「Huawei（ファーウェイ）」がおすすめ
• サポート重視の方は「FUJITSU（富士通）」がおすすめ
• 日本製にこだわる方は「NEC（日本電気）」がおすすめ
• コスパ重視なら「Lenovo（レノボ）」がおすすめ
• デザイン性重視の方は「Xiaomi（シャオミ）」がおすすめ

Amazonが手がけるタブレットはコスパに優れているのが特徴です。大きさが8インチで持ち運びしやすいので、通勤や通学のお供にも適しています。Amazonの電子書籍サービスであるkindleとも相性抜群です。

AppleのiPadは、電子書籍を読むだけでなく、動画視聴やお絵描きなど多目的なタブレットとして有名です。True Toneディスプレイや夜間モードは長時間使用時の目の負担を軽減します。また、Apple Pencilを使って手書きでノート記入も可能です。

iPhoneとの連携やiCloudを利用してデータとアプリの同期が簡単にできます。電子書籍だけでなく、幅広い用途に対応するデバイスです。

ASUSは台湾のメーカーで、多機能なタブレットの商品を多く揃えています。SIMフリーなので格安SIMユーザーでも使用でき、オンライン環境で使えます。機能性の高さに注目して選びたい方はチェックしてみてください。

Huaweiは今人気上昇中の中国メーカーで、SIMフリーのタブレットやスマートフォンが格安で手に入ります。価格は安くても必要十分な機能を備えており、費用を抑えたい方におすすめです。

富士通の国内生産タブレットは、堅牢さと耐久性に優れ、高いセキュリティが特徴です。学習用・ビジネス・法人向けなど、さまざまな用途に特化したモデルが選べ、PCのようにスペックをカスタマイズでき、初心者向けのサポートも充実しています。

特に、「FMV Prime」は月額5,980円で修理補償や電話サポートが含まれ、はじめてタブレットを使う方にもおすすめします。安心して使える国内メーカーの信頼性が魅力です。

NECのLAVIE Tabは、幅広いサイズ展開が特徴で、7から12インチまでコンパクトから大画面まで選べます。初心者でも使いやすく、チャットサポートサービスやかんたんマニュアルなどの充実したサポートが用意されているため、シニアの方や初心者にもおすすめです。

LenovoはゲーミングPC分野に強く、高性能ながらリーズナブルな価格帯のタブレットも販売している世界的に有名なPCメーカーです。さまざまなタブレットモデルがあり、幅広いユーザーに合ったモデルが販売されています。

また、本社はアメリカにありますが、国内サポートセンターはNECと統合されており、丁寧なサポートが受けられます。

デザイン重視の方はシャオミがおすすめです。価格もリーズナブルで、お求めやすく性能も申し分ありません。iPadに対抗できるほどの高性能タブレットともいわれ、ゲームや動画・読書など趣味で使う分には最高なスペックです。

コスパを求めつつ、高性能なタブレットが欲しい方におすすめします。

下記では、防水タブレットのおすすめランキングを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

電子書籍をタブレットで楽しむ場合、まずはKindleストアで電子書籍を購入してください。Kindleストアとは、約20万点もの電子書籍を販売・取り扱いしている電子書籍サイトです。ここには、無料・有料を問わない電子書籍が用意されています。

Amazonなどの大手販売サイトでは、欲しい本のサイトページに飛ぶと紙の本を購入できますが、そこにはKindle版との表示もあるのが特徴です。そこから購入するとお手持ちの電子書籍タブレットにダウンロードできます。

Kindleアプリでは、雑誌や新聞、さらに教科書などさまざまなジャンルの本が取り揃えられています。魅力的なラインナップをご自身に合ったフォントサイズや書体・背景色等にカスタマイズ可能です。また、このアプリはスマートフォンからも利用できます。

以下リンクにて、電子書籍リーダーをだけを抽出したタブレットの人気ランキングを紹介しているので、こちらも併せて参考にしてみてください。

電子書籍タブレットの寿命は、3～4年が平均的です。寿命のサインで出てくるものは、バッテリーの持ちが極端に悪くなったり、動作が以前よりも重くなったりします。快適にタブレットを使用するなら3年を目安に買い替えをしましょう。

バックライトを使わず目に余計な疲労を蓄積させない「E-ink」は革新的な技術です。今まではモノクロ表示が主流でしたがｍ近年になってカラー表示可能な商品も発売され始め、雑誌やカラー付きの漫画などが読みやすくなりました。

疲れ目や視力の低下などが心配であれば、E-inkのカラー版のものを探してみるのもおすすめです。

長時間タブレットを使用する・日常的にタブレットを使いたい方は、ブルーライトカットフィルムを用意しておきましょう。タブレットの液晶から発せられるブルーライトは目の疲労の原因とされており、眼精疲労や睡眠の質の低下に繋がるといわれています。

ブルーライトカットフィルムをタブレットに貼れば、ブルーライトの量を軽減してくれるため、目に疲れが溜まりにくいです。ただし、フィルムを貼ると液晶の色が変わるので、その点だけあらかじめ承知しておきましょう。

電子書籍をタブレットで読む際は普段よく読むジャンルをチェックしてみてください。その志向に合わせて自分に合うタブレットを購入するのが大切です。今回ご紹介したタブレットの選び方をもとに、最適なタブレットを探してみてください。