伊坂幸太郎作品の人気ランキング20選【初心者におすすめの作品も紹介】
2023/07/21 更新
ベストセラー作家伊坂幸太郎の作品は映画やテレビドラマになったものも多く、どれが最高傑作・代表作かとなるとファンの間でも意見が分かれるほどです。泣ける作品やキャラクターが際立った作品などさまざまなので、どれから読んでいいのかわからない方もいるでしょう。そこで伊坂幸太郎作品の選び方とおすすめ作品をランキング形式でご紹介していきます。
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目次
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代表作・最高傑作はどの作品?伊坂幸太郎作品の作風・魅力とは
伊坂幸太郎の作品は映画やドラマの原作として使われることも多いです。その作風は個性的なキャラクターたちの活躍や張り巡らされた伏線が回収されていく展開に表れています。ミステリーが多いですが、中にはファンタジー要素のあるものや泣けるものもあります。
初心者の方はその作品の多様さに戸惑うかもしれません。どれを最高傑作・代表作と呼ぶか「グラスホッパー」「ゴールデンスランバー」など候補がたくさんあがり、実はファンの間でも意見の分かれるところです。
どれを読むべきか迷ってしまう方のために、ここでは伊坂幸太郎作品の選び方やおすすめの人気作品をランキング形式でご紹介していきます。初めて読む方もそうでない方もぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
KADOKAWA
グラスホッパー
最高傑作の呼び声も高い!殺し屋シリーズ第1作
伊坂幸太郎作品の選び方
作品の長さやジャンルが色々ある伊坂幸太郎作品のなかから好みのものを選ぶため、ポイントをしっかり押さえて選びましょう。
ジャンルで選ぶ
選ぶ際にまず重要なのは、その小説がどんなジャンルなのかということです。初めて読む場合、自分の好きなジャンルから入れば挫折することなく楽しめるでしょう。
異世界感を楽しみたいなら「ファンタジー」がおすすめ
伊坂幸太郎作品は実にさまざまなジャンルを横断していることでも有名ですが、特にファンタジー要素のある作品も多いです。現実世界とは少し異なった、伊坂幸太郎ならではの世界観を背景に、実に個性豊かで素敵なキャラクターが多く登場します。
ノンフィクションや、真に迫ったリアルな描写よりも、ファンタジーや異世界感を楽しみたいという方に向いています。例えば「オーデュボンの祈り」「SOSの猿」がおすすめです。下記の記事では、ファンタジー小説について詳しくご紹介しています。
初心者の方には王道の「ミステリー」がおすすめ
ミステリーの名手ともいえる伊坂幸太郎のミステリー作品は、エンターテイメント性が高いだけではなく巧妙なトリックでミステリーファンを唸らせます。エンタメ色が強いイメージですが、実は骨太なミステリーで読書好きからの評価の高い作品も多いです。
また、ミステリーとファンタジーの融合を体験することもできます。伊坂幸太郎初心者の方もこういったジャンルから入るのもいいでしょう。「重力ピエロ」「ラッシュライフ」などがあります。下記では、ミステリー小説についてご紹介しているので参考にしてください。
スリルを求める方や渋い作品が好きな方には「ハードボイルド」がおすすめ
ファンタジー作品のイメージで甘めな世界観ばかりなのではという考えも見事に裏切ってくれるのが伊坂幸太郎作品です。銃を片手に街中を疾走するような作品も多く発表されており、本当に幅広いジャンルで活躍していることがわかります。
伊坂幸太郎ワールドはそのままで、群像劇的な作品構成とハードボイルドが組み合わさっておりハードボイルドファンも楽しめます。「グラスホッパー」「魔王」などがあり、スリルを求める方や渋い作品が好きな方におすすめです。
感動したい方には「泣ける」小説がおすすめ
泣ける小説を読みたい方には「アヒルと鴨のコインロッカー」や「フィッシュストーリー」がおすすめです。ミステリー要素も強くトリックや伏線回収も素晴らしい作品ですが、青春や友情、人の切ない思いに胸が締め付けられる気持ちになります。
どちらも映画化されているので、映像と小説の両方を楽しめます。
文章の長さで選ぶ
通勤・通学のスキマ時間を使う方や休日にまとめて読書の時間を確保する方など、読書に割ける時間は人それぞれです。自分に合った長さ・ボリュームの作品を選びましょう。
スキマ時間に読みやすい「短編作品」がおすすめ
長編作品のイメージが強い伊坂幸太郎作品ですが、短編作品も多く発表しています。短編作品であっても、伊坂幸太郎ワールドは健在です。小粒でありながらピリリと辛い良作が数多くあります。
文体もそこまで重くなく、それでいて作品の質が高いので通勤・通学のスキマ時間にサクっと読むのが適しているかもしれません。また試し読みをしたい方はまず短編作品のいくつかの作品を読んでから、長編作品に入るのもいいでしょう。
下記の記事では、短編小説について詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。
読みごたえのある小説を読みたいなら「長編作品」がおすすめ
すでに映画やテレビドラマになった原作を読みたい方や読書好きの方は長編作品から読み始めるのがいいでしょう。伊坂幸太郎作品はほかの作品と比べると少し長い作品が多いですが、それだけ読みごたえがありますのでぜひ読んでいただきたいです。
少し長めではありますが、挫折するというほどでもありません。張り巡らされた伏線の回収やあっと驚くどんでん返しを楽しんでください。
メディア展開されている作品から選ぶ
数多くの作品がメディア展開されているので、映像作品は見たがまだ原作は読んでいない方は、その作品から入ればより楽しむことができるでしょう。
原作との違いを楽しみたいなら「テレビドラマ」化されている作品がおすすめ
すでに伊坂幸太郎作品が原作のドラマを見た方は、その原作に当たる作品から読み始めるのがいいでしょう。ドラマ化にあたってキャラクター設定やストーリ展開など演出が変わっていることがありますが、原作とドラマの違いを比べる楽しみが生まれます。
映像とはまた違った良さをぜひ伊坂幸太郎作品を読んで体感してみてください。「チルドレン」「バイバイ、ブラックバード」がドラマ化されています。下記の記事では、ドラマ化・映画化された小説について詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。
迫力の映像を楽しみたいなら「映画化」されている作品がおすすめ
伊坂幸太郎作品は多くの作品が映画化されています。すでに映画を見た方はその原作に当たる作品を読めばイメージを持ったまま読むことができるのでおすすめです。また、伊坂幸太郎作品が初めてという方や読書が苦手な方は映像が読書の助けになります。
「ブレット・トレイン」というタイトルでハリウッド映画になった「マリアビートル」や日韓でそれぞれ映画化された「ゴールデンスランバー」、生田斗真主演の「グラスホッパー」などがおすすめです。
映画とセットで楽しむことができたら、伊坂幸太郎の世界観を深く知ることができますので、ぜひ映画と原作をあわせてお楽しみください。
個性豊かなキャラクターが登場するシリーズ作品から選ぶ
伊坂幸太郎の作品の中にはシリーズになっているものもあり、読んでいくと前作に出た登場人物のその後が描かれていたり、作品の世界がより深まったりするのでおすすめです。
個性豊かなキャラクターたちが活躍する「殺し屋シリーズ」
殺し屋シリーズには「グラスホッパー」「マリアビートル」「AX」があります。個性的なキャラクターたちが、さまざまな事件を起こしたり巻き込まれていくのが特徴です。伏線がどんどん回収されていく展開が気持ちいいです。
世界観が共通で、同じ登場人物が出てくることもありますが、主人公は別々でそれぞれ独立した小説としても十分楽しめます。殺し屋たちが登場するので、残酷な描写が少ないとはいえ、人が死ぬ場面がダメな方にはおすすめしません。
高校生・中学生にもおすすめ!家族について考えさせられる「チルドレンシリーズ」
「チルドレン」「サブマリン」と続く、家裁調査官の陣内が活躍する連作短編集です。自由でマイペースな陣内に後輩の鴨居など周囲の人々を振り回す様子には笑わされます。思いもよらない方法でトラブルを解決していくで、読んでいてすっきりするでしょう。
はちゃめちゃな言動ながら、中学生などの子どもに対しても対等に向き合う陣内の言葉は痛快で、読み終わると温かい気持ちになります。
生きる意味について考えさせられる「死神シリーズ」
「死神の精度」と「死神の浮力」からなる死神シリーズも人気です。人間の姿を借りた死神が担当する人間を調査し、8日後に死を与えるかどうか決定します。千葉と名乗る死神は人間との会話がどこかずれているなど、面白いキャラクターです。
彼が担当する人間たちが、8日後に死を迎えるのかそれとも生き延びるのか、ユーモアのある文章で描かれます。クスッと笑いながらも生きる意味について考えさせられる作品です。
伊坂幸太郎作品の人気おすすめランキング20選
文春文庫
死神の浮力
死神・千葉VSサイコパスの演出が光るエンタメミステリー
娘を殺された夫婦が、無罪放免された犯人に対し復讐計画を練っているところへ現れたのは人間の死を判定する死神・千葉でした。サイコパスである犯人の本城を追う夫婦と千葉でしたが、思わぬ事件に巻き込まれていきます。
死神シリーズの第2作目にあたる作品です。死神という設定でありながら、犯人を追い詰めていくミステリー展開がリアルに感じさせます。死というテーマとエンタメというミスマッチな組み合わせが、絶妙に面白いです。
出版社 | 文春文庫 |
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ページ数 | 538ページ |
ジャンル | ミステリー |
映像化 | ー |
口コミを紹介
伊坂作品は一貫性がなく、いひょうをつくものばかりですが、これは死神シリーズ2段ということで、少し事前データが
頭にありました。ひょうひょうとした死神のふと見せる人間性はおもしろい。第3段、4段とでるといいなと期待しています。
口コミを紹介
各物語がどこかで繋がってくる展開は お得意のパターンです。
今回のは読んだ後、もう一回読み直して、そのつながりを確認しないとよくわからないところもありましたが
楽しくよめました。
河出書房新社
クリスマスを探偵と
クリスマスの奇跡を描いた絵本
探偵である主人公のカールは、クリスマスイヴに浮気調査をすることになります。豪邸を張り込み中、公園で休憩するカールが出会った人とは…という、サクっと読めて楽しめる、初めての方にもおすすめの作品です。
伊坂幸太郎作品では珍しい絵本です。大学生の時に初めて書いた短編をリメイクしています。伊坂幸太郎らしさもありつつ、クリスマスらしさもあり、心温まります。
出版社 | 河出書房新社 |
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ページ数 | 80ページ |
ジャンル | ミステリー&ファンタジー |
映像化 | ー |
口コミを紹介
伊坂さんの短編のなかでも絵本は珍しいです。
短編でも起承転結がしっかりあって、読後ほのぼの感でいっぱいです。
口コミを紹介
伊坂作品を読んだことがある人なら分かると思うけど
文章のひとつひとつに意味があり
何気ない描写が後で重要な要素になり
それが分かった時の感動・・・ただ読むだけではないのが伊坂幸太郎である
光文社文庫
火星に住むつもりかい?
圧制の中行き抜く人々を救う正義の味方とは
近未来の日本を舞台にディトピア世界を描いた作品です。仙台は、密告と監視による平和警察の統制下にあり、人々は恐怖や不安の中で暮らしていました。そこに黒づくめの男、正義の味方が現れて話が進んでいきます。
ジョージ・オーウェルやフィリップ・K・ディックが好きな方にぜひおすすめしたい作品です。社会と個人というテーマを伊坂幸太郎流の切り口で描いています。ディトピアの世界観を描く作品が好きな方におすすめです。
出版社 | 光文社文庫 |
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ページ数 | 501ページ |
ジャンル | SF |
映像化 | ー |
口コミを紹介
伊坂さんらしい話のテンポでどんどんページが進み、あっという間に読了しました!
何度も話の中でうわっ!と感じ、流石の一言です!
朝日文庫
ガソリン生活
仲良しな兄弟の冒険を描く読みやすいミステリー
頭が切れる兄とマイペースでのんびりやの弟を描いたミステリーです。車に乗せた女優の急死から一家が巻き込まれる謎と冒険をゆるいビート感で描きます。読みやすい文体であるので、初めての方でも楽しめるでしょう。
車同士が会話する可愛らしくほっこりしたファンタジー要素と謎解きが融合した伊坂幸太郎ワールドがきっちり味わえながらも、飽きさせない演出が光る良作です。
出版社 | 朝日文庫 |
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ページ数 | 528ページ |
ジャンル | ファンタジードラマ |
映像化 | ー |
口コミを紹介
クルマ視点の物言いや、望月家のキャラのこさに思わずクスッとしたり、家族のドラマに心がほころんだりしました。何と言っても「ワイパー動く」ほどの驚きのストーリー展開で、クルマの世界に没入していく自分がいました。とてもおもしろかったです。
朝日新聞出版
サブマリン
家庭裁判所の調査官が挑む事件の真相とは
家庭裁判所の調査官である陣内と武藤が非行少年二人が起こした事件を調べるというストーリーです。心を開かない少年たちに対しあの手この手で捜査を行い、事件の真相を解き明かします。
伊坂幸太郎作品の中でも、ファンタジー色はなく人間に迫ったドラマになります。それでもキャラクターの個性の強さは健在です。楽しく読ませつつも感動させ考えさせるストーリーになっています。
出版社 | 朝日新聞出版 |
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ページ数 | 274ページ |
ジャンル | ドラマ |
映像化 | ー |
家裁調査官の日常に少しだけ事件が加わった物語なのだけど、最後の少年たちが救われていく姿に少しだけ胸が熱くなる。いい作品だった。「それって必要ですか?」の回収が好きでした。陣内の話、今後もまた読みたい。
集英社文庫
終末のフール
地球滅亡までのカウントダウンのなかで人はどう生きるか
天災や死、地球滅亡という終末世界をテーマに、困難に直面し人はどのような行動をとるのかといった切り口で始まる短編集です。ファンタジー色が強いながらも、メッセージ性も感じさせます。
目前に迫る死や天災に対して、そこまで生きるということはどんなふうに生きることなのかを考えさせられます。地球が滅亡するというSF・ディストピアが好きな方や、生き方を見つめなおしたい方におすすめしたい作品です。
出版社 | 集英社文庫 |
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ページ数 | 384ページ |
ジャンル | SF |
映像化 | ー |
口コミを紹介
終末世界が確定した後の、沈静化した世界を描く小説。
読んだ後には、自分の終末を想起しました。
新潮文庫
オー!ファーザー
クセ者ぞろいの4人のキャラクターと息子が繰り広げる物語
主人公・由紀夫の4人の父親は女好き・ギャンブル好き・博学・スポーツ万能とクセ者のキャラクターぞろいです。そんな家族に起こる奇想天外な事件の数々を描いています。とにかく楽しい、面白い本を読みたい方におすすめです。
個気味良いテンポと、グングン読めてしまうストーリー展開、そして伊坂幸太郎ワールドも楽しめるので、初めて読む方にもおすすめできる作品です。岡田将生主演で映画化もされています。
出版社 | 新潮文庫 |
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ページ数 | 557ページ |
ジャンル | 家族ドラマ |
映像化 | 2014年 |
口コミを紹介
こんな父親になりたい!と思えるような(思えないような)魅力的で憧れる父親ばかりで、読んでいて熱くなれる本でした!!
伏線が集結する様はとても爽快でした!
双葉文庫
バイバイ、ブラックバード
5人の恋人に別れを告げる男の魅力
「あのバス」で連れていかれることが決まっている主人公の星野の最後の願いは付き合っている5人の女性ときちんと別れることでした。彼は監視役の繭美と一緒に、過去を清算するための旅に出ます。
あのバスで連れていかれたら2度と戻れないはずの星野は悲壮感がなく、ひょうひょうとしていて、とても魅力的です。彼と5人の恋人たちとの会話は自然でおかしみを感じさせ、モテるのに納得させられてしまいます。
出版社 | 双葉文庫 |
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ページ数 | 368ページ |
ジャンル | SF・ドラマ |
映像化 | 2018年 |
天然たらしの主人公が何人かの恋人に別れを告げていく。主人公の天然っぷりが突き抜けていて面白い。別れの描写も哀しさがなくとても幸福な気持ちにさせてくれる。
新潮文庫
オーデュボンの祈り
デビュー作の時点でファンタジーとミステリーが融合した作風を確立
ファンタジーとミステリーが融合した伊坂幸太郎のデビュー作です。コンビニ強盗に失敗した主人公は気付くと不思議な島にいて、言葉を話し、未来を見るカカシと出会いますが、ある日、カカシは殺されてしまいます。
ファンタジーとミステリーのバランスが良く、奇想天外なキャラクターも次々出てきて、伊坂幸太郎独自の作風をデビュー作の時点で思う存分楽しむことができます。
出版社 | 新潮文庫 |
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ページ数 | 464ページ |
ジャンル | ファンタジー・ミステリー |
映像化 | ー |
口コミを紹介
伊坂幸太郎のデビュー作である「オーデュボンの祈り」。
原点にして伊坂幸太郎ワールドを存分に味わえる。
KADOKAWA
AX
超一流の殺し屋なのに妻に頭が上がらない男の物語
『グラスホッパー』『マリアビートル』に続く殺し屋シリーズ第3弾となる連作短編集です。2018年の本屋大賞にノミネートされました。超一流の腕を持つ殺し屋である兜ですが家では妻や子供の頭が上がりません。
ハードボイルドでエネルギッシュな魅力もさることながら、殺し屋とは思えない家族ドラマがぎっしりと詰め込まれています。シリーズ1作目の『グラスホッパー』から読んでも、この作品から読んでも大丈夫です。
出版社 | KADOKAWA |
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ページ数 | 312ページ |
ジャンル | ハードボイルド |
映像化 | ー |
口コミを紹介
読み始めてすぐ、ストーリーに引き込まれて一気に読み切ってしまった。
殺人事件と尻に敷かれた夫の家族模様の、普通は共存しない状況が共存する世界。
講談社文庫
チルドレン
個性豊かなキャラクターの活躍で高校生・中学生でも読みやすい
本当にいたら面倒くさいけれど、実は正義感が強く、なぜか人を引き付ける陣内を中心にした短編連作小説です。日常生活に起こる少し変わった出来事を描いていて読みやすいので高校生や中学生にもおすすめします。
いくつかの小さな出来事から浮かび上がる1つの物語が魅力的で、群像劇が好きな方にはおすすめしたい1冊です。伊坂幸太郎ならではの個性豊かなキャラクター造形が楽しめる作品でもあります。
出版社 | 講談社文庫 |
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ページ数 | 352ページ |
ジャンル | ドラマ |
映像化 | 2006年 |
口コミを紹介
目の不自由な登場人物が主人公に弱音を吐くとき言った言葉。
「それがどうした!」この言葉はあらゆる柵や悩みをかき消してくれました。
実業之日本社文庫
砂漠
傷つきながらも成長する男女5人の青春小説
大学で出会った男女5人が絆を深め、互いに傷つけあいながらも成長していく様を描いた青春群像劇です。何気ない日常と、起こりそうで起こらないような非日常的なイベントのなかで成長する若者が魅力的に描かれています。
もし自分にこんな人間関係が築けていたらな、と思わせるような素敵な青春ドラマです。青春小説や群像劇が好きな方にぜひおすすめします。
出版社 | 実業之日本社文庫 |
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ページ数 | 412ページ |
ジャンル | 青春 |
映像化 | ー |
口コミを紹介
作者自身が楽しんで書いている姿が
目に浮かぶよう。
青春小説としておすすめできます。
祥伝社文庫
陽気なギャングが地球を回す
銀行強盗の天才4人とギャングの痛快エンタメクライム小説
4人の銀行強盗の天才が結集し、完璧な計画を立てたものの、奪った金を他の銀行強盗に奪われてしまいました。ギャング対ギャングのエンターテイメントクライムが始まります。
2006年に映画化され、書籍も大ヒットした大人気作品です。ハイテンポで進むストーリーが心地よく、キャラクターもとても面白いので、エンタメ作品が好きな方はぜひ読まれることをおすすめします。
出版社 | 祥伝社文庫 |
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ページ数 | 394ページ |
ジャンル | エンタメ |
映像化 | 2006年 |
銀行強盗という後ろめたく物騒な題材を、きわめてコメディタッチに描かれている。
登場人物の会話は読んでいて楽しくなる。終盤の展開には痛快さがあり、読み終わったあと清々しくなった。
新潮文庫
ラッシュライフ
複雑に絡み合う様座な人生が織りなすドラマが魅力的な傑作
父が自殺し、それをきっかけに神の存在を信じあこがれる青年、無職になった男性は家族に見放され野良犬を拾う。一見関係ない登場人物の人生が複雑に絡みあい、予想もしない結末が待っています。
ふとした行動が、知らない誰かの人生に大きく影響してしまう群像劇の面白さが詰まった作品です。人生と人生の不思議なつながりを堪能できます。構成は複雑ですが読みやすい文体で初めて読む方にもおすすめです。
出版社 | 新潮文庫 |
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ページ数 | 469ページ |
ジャンル | ドラマ |
映像化 | 2009年 |
口コミを紹介
MCエッシャーの何とも言えない無限感覚を小説で表現したら・・・
作家の技量が十分に発揮された作品。
平行するエピソードが多ければ多いほど、最後にはまった感覚は大きい。
創元推理文庫
アヒルと鴨のコインロッカー
謎が解ける爽快さと切なく泣けるラスト
引っ越し先で出会った青年から、たった1冊の広辞苑を標的に本屋を襲うことを持ち掛けられてしまった主人公は、なぜかモデルガン片手に書店の裏口に立つ羽目になります。
奇妙なキャラクター設定と、良い意味で裏切られる結末が気持ちよい、爽快でいて不思議なミステリー作品となっています。ラストシーンは切なく泣ける物語です。2007年に映画化され大ヒットを記録しています。
出版社 | 創元推理文庫 |
---|---|
ページ数 | 384ページ |
ジャンル | ミステリー |
映像化 | 2007年 |
口コミを紹介
導入も奇妙。どんでん返しもある。それらの計算された部分も面白かったが、それ以上に終盤の切ない展開が最もよかった。読んでよかったと思える本。
新潮文庫
ゴールデンスランバー
日韓それぞれで映画化された伊坂幸太郎代表作のひとつ
なぜか首相暗殺の主犯として追われることになる主人公・青柳は戸惑いながらも逃げまどいます。陰謀の渦中に放り込まれ、生き延びるために街中を駆け巡る青年を描くエンタメ作品です。伊坂幸太郎の代表作の1つと言えます。
息もつかせぬアップテンポな展開と、先の読めないミステリー要素が満載の作品です。青春を共に過ごした仲間たちとの絆も感じさせる切ない場面もあります。2010年には日本で、2018年には韓国で映画化されました。
出版社 | 新潮文庫 |
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ページ数 | 690ページ |
ジャンル | エンタメ |
映像化 | 2010年 |
口コミを紹介
最初は退屈だが、後半になるにつれ、伏線が回収されていく様子は気持ちがいい。
所々強引というか、飛躍しすぎな場面もあるけれど、気持ちよさが上回る。
土台となっているテーマも考えさせられる
新潮文庫
死神の精度
初心者にも読みやすい、死神が出会う6人の人生を描く連作短編集
死神は対象となった人間を1週間の調査し、8日目に死の判定を下します。クールで奇妙な死神・千葉が出会う6人の人生描く連作短編集です。テンポもよいので読みやすいので伊坂幸太郎初心者にもおすすめです。
死神という設定でありながら、本作にはファンタジーというよりもむしろ現実感を漂わせるものがあり、そのギャップが本作を魅力的なものにしています。人気の死神シリーズの1作目です。
出版社 | 新潮文庫 |
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ページ数 | 345ページ |
ジャンル | ミステリー |
映像化 | 2008年 |
口コミを紹介
伊坂幸太郎ファンの方には今更説明は不要ですね。
電子書籍が初めての方にはお薦めです。
ちょい読みに向いています。
設定の難解さも少ないので、伊坂初心者には本書はお薦めしたいです。
KADOKAWA
グラスホッパー
最高傑作の呼び声も高い!殺し屋シリーズ第1作
今作は、人気の殺し屋シリーズの第1作に当たり、伊坂幸太郎の最高傑作と言われるうちの1冊です。主人公鈴木は妻の復讐をしようとしたところ、ターゲットが別の人間に殺されるのを目撃してしまいます。
他にも鯨・蝉と名乗る殺し屋たちも登場し、それぞれの思惑が複雑に絡み合い、手に汗握る展開の連続です。どういう結末を迎えるのか、最後まで予測不能な物語はベストセラーになり、生田斗真主演で映画化もされています。
出版社 | 角川書店 |
---|---|
ページ数 | 318ページ |
ジャンル | ミステリー |
映像化 | 2015年 |
口コミを紹介
何度読んでも面白い
登場人物が多いのに皆生き生きとしてて端役がいないのが凄い
伊坂幸太郎のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 出版社 | ページ数 | ジャンル | 映像化 |
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楽天 Amazon ヤフー |
最高傑作の呼び声も高い!殺し屋シリーズ第1作 |
角川書店 |
318ページ |
ミステリー |
2015年 |
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楽天 Amazon ヤフー |
初心者にも読みやすい、死神が出会う6人の人生を描く連作短編集 |
新潮文庫 |
345ページ |
ミステリー |
2008年 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
日韓それぞれで映画化された伊坂幸太郎代表作のひとつ |
新潮文庫 |
690ページ |
エンタメ |
2010年 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
謎が解ける爽快さと切なく泣けるラスト |
創元推理文庫 |
384ページ |
ミステリー |
2007年 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
複雑に絡み合う様座な人生が織りなすドラマが魅力的な傑作 |
新潮文庫 |
469ページ |
ドラマ |
2009年 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
銀行強盗の天才4人とギャングの痛快エンタメクライム小説 |
祥伝社文庫 |
394ページ |
エンタメ |
2006年 |
||
楽天 Amazon ヤフー |
傷つきながらも成長する男女5人の青春小説 |
実業之日本社文庫 |
412ページ |
青春 |
ー |
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楽天 Amazon ヤフー |
個性豊かなキャラクターの活躍で高校生・中学生でも読みやすい |
講談社文庫 |
352ページ |
ドラマ |
2006年 |
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楽天 Amazon ヤフー |
超一流の殺し屋なのに妻に頭が上がらない男の物語 |
KADOKAWA |
312ページ |
ハードボイルド |
ー |
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楽天 Amazon ヤフー |
デビュー作の時点でファンタジーとミステリーが融合した作風を確立 |
新潮文庫 |
464ページ |
ファンタジー・ミステリー |
ー |
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楽天 Amazon ヤフー |
5人の恋人に別れを告げる男の魅力 |
双葉文庫 |
368ページ |
SF・ドラマ |
2018年 |
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楽天 Amazon ヤフー |
クセ者ぞろいの4人のキャラクターと息子が繰り広げる物語 |
新潮文庫 |
557ページ |
家族ドラマ |
2014年 |
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楽天 Amazon ヤフー |
地球滅亡までのカウントダウンのなかで人はどう生きるか |
集英社文庫 |
384ページ |
SF |
ー |
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楽天 Amazon ヤフー |
家庭裁判所の調査官が挑む事件の真相とは |
朝日新聞出版 |
274ページ |
ドラマ |
ー |
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楽天 Amazon ヤフー |
仲良しな兄弟の冒険を描く読みやすいミステリー |
朝日文庫 |
528ページ |
ファンタジードラマ |
ー |
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楽天 Amazon ヤフー |
圧制の中行き抜く人々を救う正義の味方とは |
光文社文庫 |
501ページ |
SF |
ー |
||
楽天 Amazon ヤフー |
二つの物語に孫悟空が登場!小説の地平線を押し広げた意欲作 |
中公文庫 |
420ページ |
ファンタジー |
ー |
||
楽天 Amazon ヤフー |
クリスマスの奇跡を描いた絵本 |
河出書房新社 |
80ページ |
ミステリー&ファンタジー |
ー |
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楽天 Amazon ヤフー |
伊坂幸太郎ワールドが前面に出た短編集 |
講談社文庫 |
140 |
ファンタジー |
ー |
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楽天 Amazon ヤフー |
死神・千葉VSサイコパスの演出が光るエンタメミステリー |
文春文庫 |
538ページ |
ミステリー |
ー |
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各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
今回の記事では伊坂幸太郎作品の人気ランキングを紹介していますが、下記の記事では小説について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
まとめ
ここまで伊坂幸太郎作品のおすすめをランキング形式でご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?ミステリーもファンタジーも、ハードボイルドまで楽しめますので、ぜひお気に入りの1冊を選んで、快適な読書を楽しみましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年07月21日)やレビューをもとに作成しております。
今作は、人気の殺し屋シリーズの第1作に当たり、伊坂幸太郎の最高傑作と言われるうちの1冊です。主人公鈴木は妻の復讐をしようとしたところ、ターゲットが別の人間に殺されるのを目撃してしまいます。
他にも鯨・蝉と名乗る殺し屋たちも登場し、それぞれの思惑が複雑に絡み合い、手に汗握る展開の連続です。どういう結末を迎えるのか、最後まで予測不能な物語はベストセラーになり、生田斗真主演で映画化もされています。