日々の食事に食パンを取り入れたいけど、硬い食感の食パンは好みじゃない、パリッと柔らかい食パンが食べたいという方は多いですよね。そんな方には、大きくて食べ応えのある山型食パンがおすすめです。

山型食パンは縦に大きくふんわした仕上がりが特徴です。砂糖や乳製品をあまり加えないシンプルな原料がほとんどで、小麦本来の味わいが楽します。口当たりの軽いサクサクした食感のトーストが好みの方には食べやすいでしょう。

そこで今回は、山型食パンの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは原材料やメーカー・サイズを基準に作成しました。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

山型食パンと角型食パンの違いは、見た目とキメの違いによる食感や口当たりです。生地が縦にふんわり膨らんだ山型食パンは、トーストにしたときのサクサクした食感が魅力です。対して、四角い焼き上がりの角型食パンは水分の多いしっとりとした仕上がりが魅力です。

山型食パンは薄めにスライスしてバターやジャム、ハムや卵などの具材とトーストするアレンジが、角型はもちもちの厚切りトーストやお肉や野菜を挟んだサンドイッチが人気です。

ここからは山型食パンの選び方について紹介していきます。原材料や切り方、価格、市販商品のランキングなどさまざまなポイントをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

食パンの原料は小麦粉やライ麦などさまざま。食感や味わいなど原料によって違いがあるため、好みがある場合は購入前に商品の原材料欄から確認しておきましょう。

原材料に小麦粉と表記されている食パンには、タンパク質の多い強力粉が使用されています。タンパク質には弾力性のあるグルテンが豊富に含まれているので、もっちりした弾力と粘り気を同時に楽しみたい方におすすめです。

ダイエット中の方や食パンのカロリーが気になる方は、ライ麦粉や全粒粉で作られた茶色い食パンがおすすめ。一般的な食パンは糖質の吸収度が高い傾向にありますが、ライ麦粉の食パンは吸収度が低いため糖質制限をしている方にぴったりです。

全粒粉の食パンはさらに吸収度が低いので、ライ麦粉の食パンよりもダイエットに最適。糖質のほかにも、ライ麦粉は酸味が強く香ばしい、全粒粉は麦の香ばしさが一段と強いなどの特徴があるため、麦の持つ香ばしい味わいを楽しめます。

小麦アレルギーの方やグルテンフリーな食事を心がけている方には、米粉が使用されている食パンがおすすめです。米粉の食パンはもっちりとした弾力ある生地が特徴で、噛むたびにお米本来の甘みが楽しめます。

小麦粉の食パンとは一味違う食感や味わいを楽しめるため、普通の食パンに飽きた方にもおすすめ。ただし、食感や栄養面を変えるために米粉と小麦粉を混ぜて作られた食パンもあるため、小麦アレルギーの方は原材料欄やアレルギー表記をしっかり確認しましょう。

食パンにはマーガリンやショートニング、植物油脂が使用されていることがあります。これらに含まれているトランス脂肪酸は、摂りすぎると健康リスクが高まる可能性があるため注意しましょう。

ほかにも、イーストフードや乳化剤についても人体に影響を与える成分が含まれているという意見があります。食パンに使用されている程度の量では健康を害すことはないと考えられてますが、気になる方は避けたほうがよいでしょう。

また、1歳未満のお子さんが食べる場合はボツリヌス菌の感染リスクを避けるため、はちみつにも注意が必要です。はちみつは添加物ではありませんが、幼い子どもに与えるときには、原料にはちみつが使用されている食パンは与えないようにしてください。

食パンをふわふわした生地に仕上げるためには、小麦粉に含まれる糖質のほかに、バターやマーガリン、生クリームなどの油脂成分が必要です。特に、生クリームが使用された食パンは弾力が強く、もちもちした食感をより楽しむことができます。

食パンには長持ちさせるために保存料が使用されていることがあります。そのため、中にはにおいや後味が気になる方もいます。保存料特有のにおいは開封してからすぐに消えるものが多く、特に焼いて食べる場合は気にならないでしょう。

しかし、食パンを焼かずに食べる方や香りや後味に敏感な方にはデメリットになるため注意しましょう。

山型食パンはサイズを考えて選ぶことが大切。食パンはそれぞれの切り方によって厚みが変わります。好みの食感やアレンジの目的に合わせて選ぶようにしましょう。

厚みの薄い8枚切りは、トーストにしたときのサクサクした食感と香ばしい香りが特徴です。バターを塗るだけで十分美味しいですし、自然に食べきれる大きさなので、朝食を軽く済ませたい方や食欲がないときの食事におすすめです。

食パンの生地をしっかり味わいたい方には6枚切りがおすすめです。耳を残せば歯ごたえと満足感を、耳を切り取れば柔らかい食感を楽しめるため、サンドイッチ用にも最適な厚さとなっています。

朝食や昼食にはぴったりなサイズなので、好きな食材と合わせてアレンジするのも楽しいです。

ボリュームのある5枚切りや4枚切りサイズは、外側はサクッと中はモチッとした食感が特徴です。生地に厚みがあるため、1枚で満腹感が得られます。ジャムをのせたり、ピザトーストやフルーツトーストにしたりと、ボリュームのあるレシピにアレンジできます。

山型に限らず、食パンを購入する際は予算に合うかどうかを考えるのが重要。高級食パンから手頃な価格の食パンまでさまざまなので、自分好みの商品を見つけてみてください。

美味しい食パンが食べたいなら、値段の高い高級食パンもおすすめです。山型食パンであればリピーター多数の大阪の人気店・泉北堂などが、角型食パンであれば全国的に有名な高級店・乃が美や、素材にこだわった美味しさが評判のに志かわなどがあります。

いずれもテレビ番組などで紹介されたりと、知っている方も多いのではないでしょうか。通販では全国の名店の食パンが購入できるのでチェックしてみてください。

食パンをたくさん食べる方や手頃な価格で抑えたい方は、近所のスーパーなどで手に入る市販の食パンから選ぶのがおすすめ。市販の食パンは価格と味わいが両立したコスパが高いものが多いため、気になったメーカーやブランドの商品を気軽にお試しできます。

特に、ヤマザキやパスコの食パンはスーパーで購入できるものの中では美味しく食べやすく、テレビ番組で紹介されるなど評判です。そのままでもサンドイッチにしても美味しいので、ご家庭で手軽に食べられます。

安くて美味しい食パンはコンビニでも購入できます。セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなどが主で、本格的な味わいを手頃な価格で楽しめると評判です。

数ある商品からどの食パンを選んだらいいかわからないという方は、食パンの売上ランキングを参考にするのもおすすめです。2019年では神戸屋の匠水やタカキベーカリーのイギリスパン、2020年では敷島製パンのパスコ超熟食パンが上位にランクインしています。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

たまには、いつもの食パンを少し変わったメニューで楽みたいですよね。ここでは手軽に作れるアレンジレシピを紹介してので、ぜひ試してみてください。

8枚切りや6枚切りの食パンは、両面をトースターかフライパンでじっくり焼いてハムチーズサンドイッチにするのがおすすめ。市販のハムと薄切りのチーズを挟んでパンの両面を焼くだけなので簡単です。

真ん中から切ると溶けたチーズが垂れてきて、やみつきな美味しさを味わえます。

3センチ程度の厚切りの食パンを購入した際はバターハニートーストにアレンジするのがおすすめです。食パンの表面に軽く切り込みを入れてトーストし、焼きあがった切り込み面にバターとはちみつをたっぷりかけて仕上げます。

はちみつが染み込んだカリカリの食パンとバターの塩気が相性抜群。カロリーが高いためダイエット中の方にはおすすめできませんが、カロリーが気にならない方はバニラアイスを添えて食べるのも美味しいです。

ラスク作りはパンを好みの大きさに切り、溶けたバターと砂糖を絡めてからトースターでじっくり焼き上げるだけなのでお手軽です。簡単にできるので、日頃の食パンをちょっとしたおやつにアレンジしたいときに最適です。

ザクザク、カリカリの食感を楽しめるのはもちろん、シナモンシュガーやココアをまぶせばやさしい甘さのおやつに仕上がります。サンドイッチを作ったときに出る、食パンの耳の余りを活用したいときにもおすすめです。

食パンは赤ちゃんの離乳食にもぴったりです。基本のレシピは粉ミルクを鍋に入れ、耳を取り細かくちぎった食パンをトロトロになるまで温めるだけ。ニンジンやカボチャのすり潰しをのせると、ビタミンバランスの良い離乳食になるため栄養価にもこだわれます。

専門店やスーパーなどで購入する食パンも美味しいですが、料理が好きな方は自分で作ってみるのもおすすめです。自分好みの食パンで朝食がさらに楽しみになりそうです。

本屋さんで見かけるレシピ本だけでなく、最近はより手軽なインターネットサイトでも、初心者向けのシンプルなパンからアレンジを加えた上級者向けのパンまで、さまざまな作り方が紹介されています。

食パンは、強力粉・イースト・牛乳・砂糖・油脂成分を主な原材料として作るレシピが基本となります。基本レシピをベースに、米粉を混ぜるなどのアレンジをしてオリジナルの食パンを楽しんでみるのも良いですね。

山型食パンの方が角型食パンよりも比容積が小さいため、山型食パンの方が型容器に対する生地の量が少しだけ多くなります。山型食パンを作りたいときは、できるだけ山型食パン用のレシピを参考にすることをおすすめします。

手作りの山型食パンを楽しんでいると、「釜伸び」という言葉を耳にする機会もあると思います。釜伸びとは、縦に膨らんだ山型食パン側面の上部の生地が裂けた状態を指す言葉です。

これは、生地を焼いたときに外側だけが先に焼き固められて、後から内側の生地が膨らんでくることによって起こる現象です。釜伸びすることは、ふっくら焼きあがった目安にもなります。

ただし、油脂成分が多いと生地の伸びが良くなるので、ふんわりと焼き上がっているのに生地が避けない場合があります。釜伸びは1つの目安と考え、ボリュームがある食パンを目指すと美味しく出来上がりそうです。

パン作りはこねるのが大変そうという方は、パンこね機を使ってみるのはどうでしょうか。次の記事では、食パンを焼くときに欠かせないパン型やパンこね機の人気おすすめランキングを紹介しています。併せてチェックしてみてください。

ご家庭で美味しい食パンを楽しむには、便利なアイテムを揃えておくのがおすすめ。ここでは、さまざまなアイテムの特徴を紹介しています。参考にしてください。

カットされていない食パンは普通の包丁では切りづらいですよね。しかし、専用のパン切り包丁があれば食パンを楽にカットできます。食パンのほかにも柔らかい食材をカットするのに適しているため、熟したトマトやマンゴーなども簡単に切れます。

商品によって切れ味や使いやすさも違うので、好みの食パンやアレンジに合わせて活用できるのが魅力です。次の記事では、パン切り包丁の人気おすすめランキングを紹介しているので、人気商品の特徴や選び方が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

ご家庭ですぐに食べる場合は問題ないですが、食パンをまとめ買いして保存しておく場合は冷凍保存がおすすめです。常温保存では腐食が進行してしまうため、保存する際は均等な大きさにカットして冷凍庫に入れましょう。

また冷凍した食パンを解凍するときには、フライパンよりもオーブントースターを使用するのがおすすめです。次の記事では、オーブントースターの人気おすすめランキングを紹介しているので、人気商品の特徴や選び方が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

上記では冷凍保存について紹介しましたが、冷凍せずそのまま冷蔵庫に入れると乾燥してぱさぱさになってしまう、かといってそのままキッチンに置いておくと雑然としてしまうなど、食パンは意外と収納場所に困るものです。

そんなとき、おしゃれで機能的なパンケースがあればすっきり収納できます。次の記事では、パンケースの人気おすすめランキングを紹介しているので、人気商品の特徴や選び方が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

外はサクッと、中はふわふわの食感が楽しめる山型食パン。スーパーやコンビニでも手に入る市販品が多く、安い商品でも美味しく食べられると評判です。好みのサイズに切ってアレンジするのも自由なので、記事を参考に好みの食パンを見つけてみてください。