1. 1位

    記憶のジレンマ

     AKB48関連の楽曲は実に500曲を超えていまして、その中でTOP50を選ぶのはとても難しいのですが、今聴きたい曲ということでご勘弁ください。あくまで僕個人のランキングなので、寛大な目線で見て頂ければ幸いです。

     1位には『記憶のジレンマ』をあげさせてもらいました。あまりAKB48らしくない、晩秋から初冬の季節感を感じるバラード。かつてチームAとチームKが一緒になった“ひまわり組”と言うのがあったんですがその2nd公演のユニット曲です。お蔵入りになっていた曲ですが、やっと来春CD音源化される様ですね。今回のウェイティング公演でも採用されなかった、ある意味で通好みな一曲だと思います。よかったら聴いてみて下さい。

  2. 2位

    タンポポの決心

     これはチームB4th公演の本編の最後に歌われる曲です。今は難波のチームMがこのセットリストをパフォーマンスしていますね。夢や希望・未来をテーマに歌ったミディアムテンポの楽曲なのですが、“タンポポ”と言うコトバの裏に、あるメンバーの姿をダブらせていると勝手に推察しています。先日の劇場7周年公演において、7期メンバーがこの曲をチョイスしたコトでその想いは確信に変わりました。力強さと優しさの共存した、聴いていて励まされる一曲です。

  3. 3位

    PARTYが始まるよ

     言わばAKB48の1丁目1番地と言うべき曲。2005年12月8日、全てはこの曲から始まりました。マシンガンの銃声を模したダダダダダと言う打音の後、メンバーは精いっぱいの笑顔で『PARTY!』と叫び、そして大きく2回クラッピング。この瞬間、客席のオトナ達はみんな笑顔になれたのです(笑)。
     歌詞に注目して頂きたいのですが、この曲には秋元先生が我々に向けたと思われる劇場公演の楽しみ方みたいなモノがギッシリと詰まっているんです。

  4. 4位

    リオの革命

     この『リオの革命』と5位『JESUS』っていうのは切っても切れない2曲。共にチームA2ndの公演曲で、その後誕生したいくつもの新しいチームに受け継がれていきました。
     公演ではこの2曲は繋ぎ目なくパフォーマンスされまして、メンバーも客席も共に最もヒートアップする瞬間です。ちなみにこの曲を作ったのは後藤次利さん、“秋元・後藤”と言ったら往年のアイドルヲタクにはたまらないビッグネームだと思うのですが(笑)。

  5. 5位

    JESUS

     『リオの革命』に比べて、グッとテンポアップするダンスナンバー。フリの所々にパラパラが見え隠れするのが、ちょっと時代を感じさせる所かも知れません。メンバーもファンも、息を切らしながらと言うのが正しい鑑賞スタイルだと思います(笑)。

  6. 6位

    初日

     本当は一番でいいのかもしれないのですが、あまりにも有名な曲なのでこの順位にさせてもらいました。実際2009年にはファンによる投票でこの曲が1位になりました。シングル曲ではない、劇場公演のために作られた曲で1位になったのはこの曲だけです。僕は劇場公演でこの曲を聴いて何度涙したことか・・・。
     厳しいレッスンと学業との両立に挫折を繰り返し、何度も涙を流しながら練習を続けてやがて自分達のために用意された、まっさらな公演の初日を迎えるという内容の歌詞。その多くがメンバーの実体験に基づいているだけにグッとくるんです。
     有名なエピソードですが、メンバーの菊地あやか(当時:菊地彩香)は、かつてこの曲の入ったB3rd公演中に解雇されてしまっていたのです。しかしその後、研究生候補生として再びAKB48に戻ってきた。そして奇しくもそのお披露目のステージで、かつて何度も歌ったこの『初日』が1位の栄冠に輝いたんです。当然菊地は歌わせてもらえなかったのですが、誇らしげにパフォーマンスするかつての同僚メンバー達の姿を見て、彼女は号泣していました。もともと持っていた曲の力と、当時のチームBが演じて行く中で起きた筋書きのないドラマ、これらが融合して『初日』が“神曲”としての輝きを増していったのです。

  7. 7位

    回遊魚のキャパシティ

     チームK4thの公演曲なのですが、熱いパフォーマンスが真骨頂のチームKらしい、 観客も一緒に熱くなれる曲だと思います。
     この曲にはお約束のコールがあって、サビの部分で「キャパ×4 キャパシティ!」と入れるのですが、実はこのコールはヲタクからではなくメンバー発信のモノなのです。僕の知る限り、メンバーが編み出したコールは、この曲と大声ダイヤモンドの「スキ!」くらいではないでしょうか。

  8. 8位

    フリしてマネして

     これもチームKで、5th公演の曲です。どちらかと言えばレアな楽曲なのかなと。ミディアムテンポでちょっと大人っぽい曲なんですけど、僕はものすごく高まります。
     この『フリしてマネして』というタイトル。
    一部のファンが公演中にメンバーの手振りをマネる事を“フリまね”とか“フリコピ”とか言うのですが、タイトルの『フリ』と『マネ』だけカタカナになっているのは、秋元先生がそこからイメージしてつけたんだと思うんです。ちょっとしたコトバ遊びですね。ちなみに、本当の意味は“○○のふりをして”“○○の真似をして”から来ているらしいですが・・・。

  9. 9位

    誰かのために -What can I do for someone?-

     おそらくみなさんも、一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか? もともとはチームA3rd公演の曲で、とてもわかりやすいまっとうなバラードです。この曲を好きだと言うメンバーは多かったのですが、あまり出番のない曲でもありました。
     それが東日本大震災を境に大きく変わったんです。
     僕はあの混乱の中、とにかくこの曲が無性に聴きたくなりました。歌詞の内容と震災とは、必ずしもリンクするわけではないのですが、この曲が元来持っていたパワーが、あの悲しい出来事の中でいちるの光に感じました。
     AKB48は今でも被災地支援に行っていますが、そのプロジェクトはこの曲のタイトルから『誰かのためにプロジェクト』と名付けられたんです。この曲が世に出て5年あまり、改めてAKB48を代表する一曲になったと思います。

  10. 10位

    終わらないアンコール

     これはSDN48最後の曲になりました。秋元先生が去りゆくメンバー達に対する餞に書いた歌詞なのだと思いますが、最初に耳にした時は、「何を今更きれい事を言っているんだ!」っていう怒りすら覚えました。
     しかし、2コーラス目に出てくる歌詞がすごくイイんです。その部分だけは全てがリアリズムの塊で、グッと刺さって来るんです。決してそのコトバは整っていなくて、舞台裏で起きたであろう出来事をそのまま書きなぐっている様にさえ感じます。最後まで育て上げられなかったSDN48プロジェクトに対する、一抹の後ろめたさが、この曲の端々に感じられるのは、ヲタクゆえの“推しフィルター”がかかっているから?
     そんな風に思って、ボクは溜飲を下げる事にしました(笑)。

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