ついさっきまで覚えていたのにどうしても思い出せない。のど元まで言葉が出てきているのに言葉が出てこない——。誰でもこんな「ど忘れ」の経験が一度はあるもの。こんな時は、「アレだよアレ」でも何とか乗り切ってしまえるものですが、乗り切ったあとに「どうして出てこなかったんだろう?」と妙に悔しい気持ちになってしまいますよね。

 数ある「ど忘れ」の中でも、最も多くの人が経験をしたことがあるのは、《芸能人の名前》でした。「あの時代劇の1話のあのシーンに出ていた○○役の……」とかなり細かなところまで覚えているのに、演じた人物の名前だけが出てこないというのは確かによくある話。さすがは栄枯盛衰が激しい芸能界——といったところでしょうか。

 次に多かったのは《日常的に使っているはずの漢字》。最近はパソコンで文字入力してプリントしたり、メールで送ったりして済ませる機会が多くなったためか、漢字を書く能力は低下しているとのこと。難しい漢字ならまだしも、日常的に使われている簡単な漢字を思い出せないという人も意外に多いようですね。いくら手書きの機会が減ったとはいえ、社会人としては常用漢字くらいは書けるようにしておきたいもの。学生時代に戻って漢字ドリルでお勉強というのも悪くないかもしれません。

 《あまり使わないものをしまった場所》も非常に「ど忘れ」しやすいようですね。マフラーや水着など、特定の季節にしか使用しないものなどは特に忘れてしまいますよね。通帳や印鑑などの貴重品を置いた場所を忘れる人も少なくないようですが、すぐに見つかる場所では泥棒対策にならないのが悩ましいところ。そんな時は自分だけにしかわからないヒントをメモとして残しておくのが有効です。ただし、メモを置いた場所を忘れた、なんてことにはならないように注意してくださいね。