警察庁が昨年1月9日に発表した全国の初詣参拝者数は9939万人。それから一年たった今、明るい兆しが見えているとは言い難い日本経済ですが、そんな今だからこそ「苦しいときの神頼み」も大切。今年はより多くの人が初詣に訪れる…かもしれません。

 初詣に行きたい東日本の社寺を聞いた今回のランキングで1位に選ばれたのは、毎年のように参拝者数で全国トップを獲得している《明治神宮》でした。東京の中心に位置し、最寄りの原宿駅からなら徒歩数分というアクセスの良さで、東京在住の人には最も身近な社寺と言えます。2009年には実に319万人もの人が訪れたそうですが、2010年にはいったい何人が訪れることになるのでしょうか?

 恒例行事の「ほおずき市」が全国的に有名で外国人観光客にも人気の社寺といえば、東京都内の社寺では最も長い歴史を持つ《浅草寺》です。雷門から仲見世宝蔵門浅草寺本堂へと続くルートはふだんから多くの人であふれていますが、初詣の時期はさらに多くの人が訪れ、1メートル前へ進むのにも一苦労するほど。訪れる予定のある方は、風邪をひかないようしっかりと厚着をしていくことをお勧めします。

 ランキングでの人気は《浅草寺》に譲りましたが、参拝者の数では大きく上回っているのが、千葉県成田市にある《成田山新勝寺》と神奈川県川崎市の《川崎大師》(川崎大師平間寺)です。2009年の参拝者数はいずれも300万人まで後わずかとなっており、239万人の《浅草寺》を大きく引き離しています。

 関東圏以外で唯一ランク・インしたのは、「牛に引かれて」の例え話で有名な長野県長野市の古刹《善光寺》。2009年の干支が丑(うし)であったことや、7年に1度の名物行事「御開帳」が行われたこともあり、昨年はニュースでこのお寺の名前を見たり聞いたりする機会が多かったのではないでしょうか?