12月中旬に選ばれた今年の漢字は「新」。鳩山新政権の発足や新型インフルエンザの流行など、期待多き出来事もあれば憂うべき出来事もあった2009年ももうすぐ終わります。2010年という新しい節目の年に今後の日本に期待することを聞いたところ、《税金が正しく使われる国》が1位に入りました。

 政権交代により注目をあびた民主党マニフェスト事業仕訳の実施など、今年は税金の使い道に対し、国民の意識が高まった年と言えそう。「子ども手当」など民主党が掲げた様々な政策への期待がある一方で、国債発行額が税収を大きく上回るという異例の事態も起きている今の日本。人口も伸び悩むと言われている中、限られた税収の無駄遣いは許さないという国民の強い意思表示がランキングの結果にも表れる結果となりました。上位3位は昨年の結果と同じだったものの、昨年の6位から4位に上昇したのが《子どもを産みやすい/育てやすい国》。待機児童が都市部を中心に日本全国で2.5万人を超え、男性の育児休暇取得率は2%に満たないなど、仕事と育児の両立が必ずしも進んでいると言えない状況を問題視する声は年々高まっているようです。昨年19位だった《教育の質が高い国》も大きく順位を上げて9位にランク・イン。資源が乏しいと言われる日本においては、“人材”こそが貴重な資源。ビジネスや学術研究をリードする人材を輩出するためにも、《教育の質が高い国》を目指してその基盤を整えるための施策が必要なのではないでしょうか。

 日本の将来に大きな影響を与える私たち国民の意思。あなたはこれからの日本に何を期待しますか?