鳥山明の人気コミック『ドラゴンボール』にはさまざまなタイプの敵役が登場します。中でもひときわ異彩を放っているのが、登場時は宇宙最強の存在として主人公・孫悟空と仲間たちを大いに苦しめた「フリーザ」です。フリーザといえば常に相手を見下した発言をすることで知られていますが「そこがいい!」と推すファンも少なくありません。

 そんなフリーザの名ゼリフはいったいどれなのかを聞いた「この世を見下している『ドラゴンボール』のフリーザの名ゼリフランキング」で多くの人が「これぞフリーザ様!」と支持したのは《私の戦闘力は530000です…ですが、もちろんフルパワーであなたと戦う気はありませんからご心配なく…》。53万という数字だけを聞いてもピンと来ないかもしれませんが、当時主人公たちの戦闘力はわずか数万程度(!)。読者だった少年・少女たちがフリーザの戦闘力にどれほどの衝撃を受けたのかは想像に難くありませんよね。

 「自分が宇宙一強い」、「自分とほかの者には圧倒的な差がある」と信じて疑わないプライドの高さもフリーザの特徴。《そうだ!わたしはこの左手だけで戦ってあげましょう すこしぐらいは楽しめるかもしれませんよ》や《当たり前だ…たった3匹のアリが恐竜に勝てると思ったのか?》などは、こうしたフリーザの特徴をよく表しているセリフと言えるでしょう。

 見下していた相手に出し抜かれた時などには《願いを叶えるのはこのフリーザ様だ!貴様ら下等生物なんかではない!》とひょう変することもありますが、強敵にダメージを負わされても《僕にホコリをつけたのは、親以外では君が初めてだよ》と冷静を装う自信家ぶりはやはり宇宙一。最終的にはベジータの息子 トランクスに一撃で倒されるまでに落ちぶれてしまいましたが、その存在感はほかの敵役とは一線を画しているのではないでしょうか。