クリスマス・イブに子どもたちのもとへ訪れ、靴下にプレゼント入れてくれる伝説の人物といえば、ご存じサンタクロース。貧しい一家の煙突から金貨を投げ入れたキリスト教の教父、聖ニコラウスに由来するサンタクロースの存在は、世界中の子どもたちに夢を与えてくれています。

 でも、夢はいつしかさめるもの——。「なぜかその瞬間に目が覚めていた」、「友だちや(心ない)大人から話を聞いた」など理由はさまざまですが、小さなころは信じていたサンタクロースの存在もいつの間にか信じられなくなっていくものですよね。

 アンケートを採ったところ、多くの人は《10歳》、つまり小学校の4年生ごろにサンタクロースの存在を信じなくなったようです。以下、《7歳》、《6歳》と上位はすべて小学校時代に信じなくなった人が占めました。幼稚園よりも大きな社会である小学校では集まってくる情報の量が多いことや、すでにサンタクロースの存在を信じなくなっている上級生と触れ合う機会が多くなることが関係していると思われます。

 難しいのは子どもが何人もいるケース。たとえ両親がサンタクロースの存在を信じさせようとがんばっても、上のきょうだいが下のきょうだいに「サンタなんていないよ」と言ってしまっては元も子もありません。《5歳》や《4歳》という幼さでサンタクロースの存在を信じられなくなるのはさすがに切ないものがありますよね。そんな時は両親が上のきょうだいに「一緒に下の子を喜ばせてあげようね」と、仲間に引き入れてしまうのが良い方法かもしれません。

 ちなみに、プレゼントを置いているところを見つかってしまった時には、「サンタクロース1人で世界中の子どもたちにプレゼントを配るのはとても大変なこと。だからパパやママがサンタクロースのお手伝いをしているんだよ」と伝えてあげるのが有効なようです。もし電気の消えた部屋の中でこちらをジッと見つめる子どもの視線に気づいてしまったら、この方法を試してみてはいかがでしょうか?