「中身が重要!」という言葉をさまざまなところで見かけますが、食べ物の分野においては必ずしもこの言葉は当てはまりません。火や油に直接接する外の部分と、間接的に接する中身では味や食感がまったく違ったものになる場合が多く、「外側にこそ真のうまさが詰まっている!」という「外側派」も少なくないのだとか。

 「中身よりも外の部分でおいしさが決まると思う食べ物」として外側派からの支持を集めたのは、街中でワゴン販売している光景をよく見かける《メロンパン》。パン生地の上に重ねたビスケット生地部分にメロンのような格子状の模様が入っているのが特徴で、カリカリとした外のビスケット生地部分とモフモフとした中のパン生地部分の2種類の食感が楽しめます。お薦めはこのカリカリとモフモフを少しずつ交互にかじる食べ方ですが、外側派の中には何とカリカリ部分だけを食べてしまう人もいるそうです。

 コマーシャルでの成海璃子田中好子の「どこから食べる?」、「頭でしょ!」というやり取りが話題になったものといえば、ご存じ2位の《たい焼き》。「厚めで柔らかいものが好き」という人から「薄くて焦げた部分がカリカリになっているものが好き」、「いやいや新興のモチモチしたヤツもなかなか……」という人まで、《たい焼き》には外側の部分にこだわりを持っている人が多いようですね。ちなみに、この《たい焼き》の基となったのが11位の《今川焼き、大判焼き》。ランキングではこのほかにも《どら焼き》がランク・インするなど、和風のお菓子が健闘を見せています。

 外側派の多さに驚かされたのは、ふわふわとした優しい食感の《シュークリーム》と、《メロンパン》同様に格子状の模様が特徴の《ワッフル》。いずれも《メロンパン》に負けず劣らず生地のバリエーションは豊富ですが、どちらかといえば中身(クリーム)の存在感が大きい印象があります。「外側が重要!」という人がこんなにもいるのはちょっと意外な気がしますよね。