今年7月に発売され、ニンテンドーDS史上最速の発売3週目で販売数300万本を突破したRPG《ドラゴンクエストIX 星空の守り人》。国民的人気RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作ということもあり、多くの人がこの作品の発売を待ち望んでいたようです。この「ドラゴンクエスト」シリーズのナンバリングタイトルとしては、これまでに9作品がリリースされていますが、もしその中から自分の好きな作品を一つ選んでほしいと言われたら、あなたはどの作品を選びますか?

 最も多くの人が「これしかない!」と名を挙げたのは、1988年にファミリーコンピュータで発売された《ドラゴンクエストIII そして伝説へ…》。一作目の《ドラゴンクエスト》、二作目の《ドラゴンクエストII 悪霊の神々》を加えた「ロトシリーズ三部作」の完結編として大きな注目を集め、380万本(ファミリーコンピュータ版のみの数字)という驚異的な販売記録を残しました。発売当時のキャッチコピーは「触れたら最後、日本全土がハルマゲドン!」というユニークなものでしたが、日本全土を巻き込んだハルマゲドン——ならぬムーブメントを本当に起こしてしまったというのはすごいですよね。

 この《ドラゴンクエストIII そして伝説へ…》に続く人気を獲得したのが、1992年にスーパファミコンで発売された《ドラゴンクエストV 天空の花嫁》。結婚イベントやモンスターを仲間にするシステムなど従来のシリーズにはなかった要素と、親子三代にわたる壮大なストーリーが高い評価を受けており、歴代ナンバーワンに推すファンが少なくありません。

 3位にはファミリーコンピュータ最後のシリーズ作品となった4作目《ドラゴンクエストIV 導かれし者たち》がランク・イン。全5章のオムニバス形式で章ごとに主人公が入れ代わり、4章までに登場した「導かれし者たち」が最終章で勇者の下に集うというドラマチックな展開が特徴です。「ガンガンいこうぜ」、「いのちだいじに」のコマンドで今ではすっかりおなじみとなったAIシステムを初めて採用したのもこの作品なのだそうです。

 今回のランキングで上位を占めた作品はいずれも15年以上前に発売されたものばかりでしたが、ほかのゲーム機でリメイク作品が発売され広い世代が遊んでいるというのも、人気の秘密なのかもしれませんね。