中元とは、道教で行われていた行事が盂蘭盆会(うらぼんえ)──いわゆる「お盆」と結びついたもので、旧暦の7月15日に祖先の霊を供養する行事のこと。この時期には、お世話になった人や目上の人に「お中元」として贈り物するのが一般的ですが、感謝の気持ちをちゃんと伝えるためにも、できることなら「相手によろこんでもらえるもの」を贈りたいですよね。

 「もらってうれしい「お中元」ランキング 2009」で1位に選ばれたのは《商品券・ギフト券》でした。「これにしておけば大丈夫かな?」と選んだものでも、必ずしももらう側にとってうれしいものと限らないのが贈り物の難しいところ。でも、《商品券・ギフト券》ならそんな心配は無用。いつまで経っても減らない缶詰食品や、生鮮食品などと比べて、場所・賞味期限を気にしなくて良いのもうれしいところです。3位には《選べるカタログギフト》がランク・インしていますが、やはり自分で好きなものを選べるのが一番ということでしょうか。

 2位の《ビール》は、お父さんにはうれしいお中元の定番アイテム。今年5月に発表された大手ビール5社の出荷数量が3,892万ケース(大瓶換算で7億7,840万本)だったことからも分かるように、日本人は大のビール好き。置き場所は必要ですが、缶詰食品と違って消費するペースが早いため、あまり気にはならないですよね。普段は節約のために発泡酒第3のビールを飲んでいて、「《ビール》を飲むのはお中元でもらった時だけ!」なんて人もいるのではないでしょうか。

 今回のランキングでは、賞味期限の気になる《ハム・ソーセージ》や《肉》なども上位に食い込んでいますが、これはブランド肉などの普段なかなか手が出せない高級食材が手に入るというのが人気の理由でしょうか。お中元の時期だけ食生活が豊かになる「お中元セレブ」というのもちょっぴりせつない気がしますが、おいしいものが食べられるのはやっぱりうれしいですよね。