1985年に『放課後』で江戸川乱歩賞を受賞したのをきっかけに作家活動を開始し、現在では日本を代表する小説家の1人としてその名を知られるようになった東野圭吾。デビュー後にはヒット作に恵まれない時期もありましたが、1998年の《秘密》で注目を集めて以降の活躍ぶりはみなさんもご存じのとおり。今最も脂が乗っている作家の一人といえるでしょう。

 どの作品にもそれぞれの魅力がある東野圭吾作品ですが、最も多くの人が「この作品が一番!」と答えたのは、天才物理科学者が難事件に挑む連作ミステリーの第1作《探偵ガリレオ》でした。突然若者の頭が燃え上がる事件や、心臓だけ腐った男の死体が登場するなど、常識では考えられない謎が描かれる《探偵ガリレオ》は、《予知夢》や2006年に直木賞を受賞した《容疑者Xの献身》、《ガリレオの苦悩》などシリーズ作もヒットを記録。福山雅治主演でテレビドラマ・映画化もされました。

 2位に選ばれたのは、《流星の絆》。両親を惨殺した仇敵の息子に恋心を抱いてしまう、という切ないストーリーで多くの人の涙を誘い、東野圭吾作品としては《容疑者Xの献身》以来2度目となる2009年本屋大賞のノミネート作品に選ばれました。また、二宮和也の主演でテレビドラマ化も行われ、テレビ情報誌『ザテレビジョン』主催のドラマアカデミー賞で作品賞を含む6冠を達成しています。

 このほかにも、迷宮入りした事件の被害者の息子と容疑者の娘の物語を描く《白夜行》や、犯罪加害者の親族の苦悩を描いた《手紙》などの作品が上位にランク・インしています。いずれもテレビドラマ化、映画化された直後に大きく売り上げを伸ばしていますが、映像作品から東野圭吾の魅力にはまったという人も多いのではないでしょうか。

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