メディアで連日世界規模の不況を伝えるニュースが流れ、「えっ、まさかここが!?」と驚くような企業が巨額の赤字計上や大規模な人員削減を発表する昨今。「ウチの会社や取引先は大丈夫かなあ……?」と不安な気持ちになっている人も多いのではないでしょうか。

 そんな「この会社大丈夫かな?」と思う瞬間を聞いた今回のランキングで1位に選ばれたのは、《有能な社員が次々と辞めていく》でした。有能な人材であれば他社からの誘いは引く手あまた。傾きかけた会社にいつまでもとどまっている理由はありません。資金の潤沢な企業にしてみれば、今のこの時期は特に、他社に埋もれていた有能な人材を獲得できるチャンスのときなのかもしれません。

 有能な人材が抜けた穴を埋めるためかどうかはわかりませんが、《無理のある人事異動が行われた》ときなども、言いようのない不安にかられてしまうもの。そうこうしているうちに《暇そうにしている人が増えた》、《新入社員をまったく採用しなくなった》と事態は進み、社内の空気もどんよりとしたものに……。ここまで来てしまうと、会社の明るい未来というのは思い描けそうにありません。

 資金が底をつけば倒産してしまうのは企業の宿命。《オフィスが移転して狭くなった》であれば「コスト削減かな」と感じる程度で済みますが、《交通費が支給されなくなった》、《経費/ボーナスなどの支払いの遅れが目立つようになった》まで事態が悪化すれば「債務超過? もうヤバい?」と転職情報をチェックしたくなるのも無理はありませんよね。