文化庁が常用と定めたものだけでも1945字が存在する漢字。新旧で形が異なる異体字や日本以外の国で使われているものまで含めれば、実に20万字以上が存在すると言われているだけに、書きまちがいというのはなかなか避けられませんよね。もちろん、人名においてもそれは変わらないようです。

 「名前の漢字間違えが多そうな有名人ランキング」で1位に選ばれたのは、歌手の《倖田來未》。彼女の名前に使われている「來」の字は、「来」の字とまちがえる人が多いようですね。「來」は「来」の異体字なので、どちらも文字の意味や読みはまったく同じ。もしまちがいを誰かに指摘されてしまったら、「常用の字体で書いちゃっただけだからセーフ!」なんて言い張ってみるのもいいかも。

 続く2位には「朗」を「郎」に間違いやすい《森山直太朗》がつけましたが、その一方で「郎」を「朗」に間違える《辰巳琢郎》も10位にランク・インしているのがおもしろいところです。ちなみに、《辰巳琢郎》の「琢」の字も本来は旧字で書くのが正解ですが、OSの使用フォントによってはパソコンで表示できないため、一般的には「琢」が使用されているようです。ほかにも同様の理由で本来の漢字を使用していない有名人は多そうですね。

 ダブルで間違えてしまいそうなのは、《眞鍋かをり》。こちらは「眞」と「真」、「を」と「お」の両方を間違えそうです。また、《時東ぁみ》も「時東」を「時任」、「ぁ」を「あ」で書いてしまう人は多いようです。ちなみに、《時東ぁみ》の「あ」を大文字表記にした「時東あみ」は、彼女が以前芸名として使用していた名前。以前の名前で書いてしまうというのは、芸名を持つ有名人ならではの間違いですよね。

 いろいろと間違いやすい名前が登場しましたが、検索サイト「goo」では「○○でも検索してみてください」と正しい名前の候補を表示してくれるので、迷ったときには一度検索にかけてみることをお勧めします。