年2億パーセント以上という驚愕の物価上昇率に苦しむアフリカ南部の国家、ジンバブエでは、一日に何度も食糧価格の上昇が起こり、紙幣が紙切れ同然になっていく「ハイパーインフレ」の惨状が続いています。ところが、そんな状態はどうやら現実の世界に限らない様子。格闘もの、及びアドベンチャーものの少年マンガには、物語が破綻するほどの「パワーインフレーション」がしばしば見られます。マンガだからこそ表現が可能な大胆なアクション、無謀な挑戦、そして運を味方につけての大逆転。もしそれらの戦闘シーンを実写化できるとしたら、観てみたいのは一体どんな作品でしょうか。

 「強さのインフレを実写で表現して欲しい漫画・アニメ」についてたずねたところ、《キン肉マン》や《ジョジョの奇妙な冒険》、《聖闘士星矢》など『週刊少年ジャンプ』連載の懐かしの名作を筆頭に、新旧の人気作がずらり並びました。1位に選ばれたのは、往年の大ヒット作《北斗の拳》。「お前はもう死んでいる」や「我が生涯に一片の悔いなし」など、数々の名ゼリフを生みましたが、生の声でこれらのセリフを聞いてみたいというファンの声もきっと多いはず。僅差ながら1位に及ばなかった2位の《ONE PIECE》は、現在も連載中のアドベンチャーマンガ。体がゴムになるという主人公ルフィはじめ、「悪魔の実」によって得られた能力がどのように描かれるか非常に興味深いところ。

 一方で、囲碁を題材にした《ヒカルの碁》や、ゲームの攻略を題材とした《ゲームセンターあらし》など、アクションマンガに限らず様々な作品がランク・インしています。インフレーションは、単に「力」だけでなく、「精神力」や「技術力」にも当てはまるのでしょうか。

 ちなみに、パワーインフレーションの真打ち『ドラゴンボール』のハリウッド実写映画版は、3月13日より全国公開が予定されているとのこと。次はどんな作品が実写化されるか、期待が高まるところですね。