昨年を振り返ってみると、2008年は 世界的な景気後退など先行きの不透明さに政治への不満・不安が急速に広がった感は否めませんが、新しい年を迎え、「今年こそいい年に」と気持ちも新たに2009年をスタートさせた人も多いのでは? そこで、これからの日本に期待することを聞いたところ、《税金が正しく使われる国》が1位という結果になりました。続く2位は、《老後は年金で暮らしていける国》、3位は《治安のよい国》がランク・インしており、トップ3は去年と同じ項目が並ぶ結果となりました。

 昨年2位から1位になったのは、《税金が正しく使われる国》 。金融危機に端を発した景気後退が急速に広 がり、定額給付金雇用対策など使われる税金は増える一方。その分将来的に国民は更なる税金負担を覚悟しなくてはならないのが現状です。とはいえ、その前に今の政治における無駄をまずは徹底的に排除し、《税金が正しく使われる国》になってほしいというのは国民の切な願いといえます。2位は《老後は年金で暮らしていける国》。次々に発覚する年金記録の改ざんなど年金問題はさらに深刻さを増し、高齢者のみならず最近では若い世代でも年金に対する不安は大きなものに。自分の将来の生活に直結する問題だけに、多くの人が高い関心を寄せる問題といえます。

 また、昨年は10位以下と意識する人が少なかった《食料自給率の高い国》(9位)や、新たに《食の安全が守られる国》(8位)など、食に関する項目がトップ10位内にランク・インしました。昨年は、輸入食品に薬物が混入する事件が起きるなど食に関するニュースが多く、改めて食の安全について考えた人も多いのではないでしょうか。