栄枯盛衰は世の習い——。どんなものも時代に合わせて姿を変え、世代交代をしていくのはあたりまえのこと。でも、ほんの少し前まで自分にとってあたりまえの存在だったものが姿を消していくのは、やはり一抹の寂しさを覚えてしまいます。

 「最近どんどんなくなってしまって寂しいものランキング」で最も多くの人が「寂しい!」と感じたのは《公衆電話》でした。携帯電話の普及率を考えるとやむを得ないところではありますが、近くにバッテリーの充電器を買えるところがない時や、加入電話・携帯電話を使用できない緊急時など、まだまだ《公衆電話》が必要な状況はありそうです。

 《公衆電話》同様に携帯電話の影響を受けたと考えられるのが、2位の《手紙でのやりとり》。最近は遠方の家族や友人とのやりとりも携帯電話のメール機能で済ませてしまう人が多く、わざわざ手紙を書く人は少なくなっています。新年のあいさつを年賀状ではなく、メールで「 あけおめ」と済ませてしまう人も少なからずいるようですが、年賀はがきの販売枚数が減少しているのも、こうしたことに起因しているのかもしれません。

 商店街に軒を連ねる《個人商店》や子どものあしらいにたけたお年寄りが店番をする姿が懐かしい《近所の駄菓子屋》も、最近めっきり見かけなくなったものの一つ。品ぞろえ豊富な大型スーパーの進出やインターネット通販の普及など、その理由をたどれば「しかたがないか……」と納得せざるを得ない部分もありますが、身近に暮らす人々と触れ合う機会が少なくなっているのは、何だか寂しいものがありますよね。