1914年の開業以来、長きにわたって親しまれてきた東京駅。東京の表玄関ともいうべきこの駅は、観光に訪れた人々が地元へと帰る時や、東京で暮らす人々が帰省する時にお土産を購入する日本有数の 駅ナカ土産スポットとしても知られています。

 東京駅で販売されている駅ナカ土産で最も多くの人が「これを買って行きたい」と考えたのは、《東京ばな奈「見ぃつけたっ」》でした。滑らかな舌触りの バナナカスタードをふわふわのスポンジで包んだこのお菓子は、大人はもちろん子どもにも喜ばれる一品。発売開始が1991年と比較的最近の商品ではありますが、すでに東京土産の定番と呼ばれるまでに成長しました。

 2位の《ひよこ》も東京土産としてはおなじみですが、もともとは福岡の筑豊にルーツを持つお菓子です。素朴な味を全国の人に楽しんでもらいたいと1964年に東京工場で製造を始めたのが東京進出のきっかけで、現在は 「東京ひよこ」として定着。東京駅では東京限定の「東京 塩ひよこ」も販売されています。こちらは通信販売を行っておらず、東京駅でしか購入できないため、「生っ粋の東京土産」と言えるのではないでしょうか。

 洋菓子で人気が高かったのは、4位の《資生堂パーラー チーズケーキ》。100年以上の歴史を持つ銀座・ 資生堂パーラーの人気メニューです。東京駅で販売されている商品はインターネットでの購入も可能ですが、それでも東京に来た際には必ずこのケーキを買って帰るというファンが多いのだとか。もっとほかのメニューも見てみたい時は、東京駅から徒歩圏内の銀座まで出かけることも可能ですが、銀ブラに夢中になって帰りの列車に乗り遅れるのは避けたいですね。

 8位の《文明堂のカステラ》は、 文明堂総本店が長崎県にあるため「長崎土産なのでは?」という声もありますが、全国各地の文明堂も、現在は別会社として運営されています。製造工場から味付け、商品ラインナップまで各社で異なるため、東京駅で販売されている《文明堂のカステラ》もりっぱな東京土産。長崎出身の方もどんな違いがあるのか一度買い求めてみるといいかもしれませんね。