第一生命が毎年全国の保育園・幼稚園児と小学校1〜6年生を対象に行っているアンケート調査「大人になったらなりたいもの」。今年4月の発表では、男子が「野球選手」、女子が「食べ物やさん」と男女共に定番の職業が1位を獲得しました。同調査によると、近年は男子の間では学者・博士、女子の間では《看護士》の人気も高まっているそうですが、はたして親の側では子どもたちをどのような職業に就かせたいと考えているのでしょうか?

 「子どもになってほしい職業ランキング2008」で最も多くの人が挙げたのは、 昨年のランキングでも1位に輝いた《公務員》。続く2位も2年連続で《医師》が選ばれました。

 自分たちが興味を持っている仕事、やってみたい仕事に就ければうれしいのは大人でも同じこと。でも、いざ自分の子どもとなれば、優先するのはやはり安定性や収入の高さ。子どもの夢を大事にしたいのは当然ですが、《野球選手》や《音楽家》、《芸能人》などの不安定な職業を選んで子どもが悩む姿を見たくないというのが正直なところでしょうか。

 前回のランキングでも7位と上位につけた《エンジニア》は、今回一気に4位へとランク・アップしました。慢性的な人手不足に悩むIT業界の場合、システム《エンジニア》は売り手市場の職業。IT企業はもとより、IT化を進める旧来型の一般企業や官公庁など、活躍の場は広がる一方で、大きなプロジェクトに参加できれば収入面でも期待ができます。しかし、徹夜や残業など、そのハードな労働内容がメディアで取り上げられるのを見る限り、成功を収めるのはなかなか大変なようです。