暦の上では終わりを告げた夏——。心の方も食欲の秋、読書の秋に向けてすでに準備万端となっていますが、この時期には「あれ、まだ夏って終わってなかったっけ?」という場面に遭遇してしまうことも珍しくありません。そんな「まだ夏かよ!」と最も多くの人がツッコミたくなる状況に選ばれたのは、《天気予報で、「猛暑日」「真夏日」の言葉をよく聞く》でした。

 最高気温が30度以上の日を指す 真夏日や35度以上を指す 猛暑日は、本来夏の真っ盛りに記録するものという印象ですが、2007年には9月21日(北海道)と10月8日(熊本県)に真夏日を、9月28日(大阪府)には日本観測史上2番目という遅さの猛暑日を記録しています。2位の《セミの鳴き声がしている》もこの時期にはかなり違和感があるものの1つ。 対馬に生息する 「チョウセンケナガニイニイ」のように秋に鳴くセミもいますが、本来は8月が最盛期。鳴き声を出す成虫期間は飼育されているもので1〜2週間、野生のものでも1ヵ月程度と言われているので、最盛期である8月を大きく過ぎた時期に鳴き声が聞こえるのは異常な気がしますよね。9位の《蚊が飛んでいる》も同様ですが、本来見かけるはずのない生き物を見かけるというのは、やはりインパクトが強いようです。

 3位以下も《日焼けした肌にタンクトップ》や《冷房なしでは眠れない》など、気温に関係したものがズラリと並びますが、中には《「氷」の幕がかかっている》や《風鈴がつるしてある》、《スケルトンバッグを持っている》など、「片付けるのを忘れているだけなのかも?」と思ってしまうものも目に付きます。暑さに逆らうのは体によくありませんが、身の回りの物を小まめに秋仕様にしていくことで、少しでも早く夏にお別れを告げられるようにしたいものですね。