文部科学省の 「学校基本調査速報」によると、2008年現在の大学数は765校。5年前の調査結果と比べて実に60校以上も増えています。しかし、増え続ける大学数に対して、学生数は2006年の286万5,000人をピークに伸び悩んでいる状況です。こうした状況に対応し、学生の興味をひくことで少しでも多くの人員を確保するため——かどうかは不明ですが、世の中にはユニークな学部を開設している大学が数多く存在するようです。

 そんな学部/学科の中でも最も多くの人が「いったいどんなことをしてるの?」と気になったのが、 千葉科学大学の《危機管理学部》。こちらの学部は、災害が発生した際の対処方法から企業の リスクマネジメントまで、さまざまな分野の危機管理について学べるのが特徴。近年、危機管理に対する関心がこれまでになく高まっていることを考えると、今後最も注目すべき学部のひとつと言えるでしょう。

 日本が世界に誇るコンテンツである漫画・アニメを学べるのは、 京都精華大学の《マンガ学部》。作家はもちろん、編集者やプロデューサーの育成なども行っており、講師陣も漫画家の 竹宮惠子さそうあきら、アニメーション監督の 杉井ギサブローなどと豪華です。この《マンガ学部》が設立されたのをきっかけに、近年はほかの大学でも漫画・アニメ関連の学科/コースを開設する動きが目立っており、今後もその数が増えていくのは間違いありません。 いずれ劣らぬユニークな学部が出そろった今回のランキングですが、特に目立ったのは、デザインはデザインでも 「ライフデザイン」——いわゆる暮らし/生活のデザインについて学べる学部でした。 東洋大学の《ライフデザイン学部》をはじめ、 帝京平成大学の《現代ライフ学部》や 宇都宮共和大学の《シティライフ学部》など、多くの大学でライフデザインに関する学部を開設しています。暮らし/生活がメインテーマとなっているだけに、そこで学んだ後の自分の姿を想像しやすく、扱う分野も多岐にわたっているだけに、今後もライフデザインを名乗る学部/学科がいろいろと登場してくるのではないでしょうか?