同期がどんどん昇進し 管理職になっていくのに対し、自分の昇進スピードは遅いような気がする……。かつて 終身雇用が当たり前でいつかは昇進できると信じられた時代が過ぎた今、そんな悩みを持つサラリーマンも少なくないかもしれません。今回、自分が考える昇進できない理由を聞いてみたところ、《自分の考えをほかの人に伝えるのが苦手》《人付き合いが下手》《何でも自分一人で解決しようとする》など、コミュニケーションの問題を挙げる人が多い結果になりました。

 《自分の考えをほかの人に伝えるのが苦手》だと、やる気はあるのにもかかわらずまわりからは向上心がないように見えてしまったり、7位にランク・インした《プレゼンや説明が下手》という結果につながることも。自分自身を相手に売り込むことができないと周囲の理解を得られず、そのことが、なかなか部下を持つ立場になれない原因になっているのかも。また、誰かに仕事を頼むよりも自分でやった方が早いと考えて《何でも自分一人で解決しようとする》タイプも、組織の中で人を束ね、仕事を部下に任せる管理職に昇進するのは難しいといえそうです。多くの仕事は会社のメンバーや顧客など、相手があってはじめて成り立つもの。自分の気持ちばかり押し通したり、単に相手に合わせるだけの人は、相手に敬遠されかねません。相手の気持ちや権利を侵害せずに自分の気持ちを率直にわかりやすく伝える 「アサーティブ・コミュニケーション」など、コミュニケーション力を高めるコツはいろいろあります。それらを勉強して仕事を円滑に進めることが、最終的には出世につながってくるのかもしれません。

 男女別にみると、女性に比べて 男性の方が昇進できない理由を《上司に嫌われている》《仕事は手を抜いている》《部下を育てようとしない》と考える人が多いという結果に。 女性のランキングでは《向上心が無い》《常に自分よりも優れた人が周囲にいる》《新しいことに挑戦したがらない》など、自らの保守的なところが昇進の妨げになっていると考える人が多いようです。