今すぐ必要な物なのに手もとにない。そんな時は家族や学校の友人、会社の同僚から借りて済ませてしまうという人は多いはず。でも、いざ自分が貸す側に回ってみると、消耗品や高価な物など、他人に使われるのをためらってしまうものってありますよね。人に使われても構わないもの、使ってほしくないもの——その境界はどこにあるのでしょうか?

 他人に使われても構わないものを聞いた今回のランキングで1位を獲得したのは、《文具》でした。ボールペンやマーカー、ハサミ、クリップなどの《文具》は基本的に安価で、企業であれば支給品を使用することも多いため、消耗品であっても貸し借りに抵抗を感じる人はあまりいないようです。ちなみに、《文具》の中でもこだわり派の使用者が多い 万年筆は、「人に貸すな」「人に借りるな」という考え方が愛好家の間では一般的。これは、異なる筆圧で使用されることによってペン先の 切り割りの形状が変わり、いつも通りの字が書けなくなることを避けるためなのだとか。《文具》といえども、何でも気軽に貸せるというわけではなさそうですね。

 続く2位にランク・インしたのは《辞書/参考書》。持っていれば何かと便利な《辞書/参考書》ですが、試験に追われる学生時代を除けばあまり使う機会がなく、「汚されたり破られたりしなければ使われても構わない」という人が多いのかも。参考書などは一度覚えてしまえば必要がなくなるため、そのままあげてしまう人もいそうですね。

 思いのほか上位につけたのは、3位の《自動車/バイク》。「人にはさわらせたくない」と考える人が多いのではと予想されましたが、移動のための道具と割り切って考える人の方が多かったようです。ただし、最近はガソリン代の高騰という悩ましい問題もありますので、使った分のガソリンはきちんと補充して返してもらいたいものです。また 道路交通法の改正によって所有者が違反の責任を問われるケースも増えてきているので、《自動車/バイク》を人に貸す際はトラブルのないようご注意を。

 最近では、借りた物を乱暴に扱って使えなくしてしまうという話をよく耳にしますが、自分が貸す時も人から借りる時も、「また好きな時に使ってね」とお互いに言えるよう常日ごろから心掛けたいですね。