代表的な出生力の指標である 「合計特殊出生率」が1.3前後の低い数字でとどまっている現在の日本。晩婚化や非婚化、女性のライフスタイルの変化や価値観の変化など、出生率低下の原因として様々なことが言われていますが、当の女性が「出産に踏み切れない」と考えている本当の理由は? 調査をしたところ、《育児に対して自信がないから》と、産んだ後のことを心配する声が最も多いことがわかりました。

 初めての「出産・育児」であればわからないことが多くて当然。 「育児は育自」という言葉があるように、子どもを育てる過程を通して自分も成長していくといわれますが、現実は《育児に対して自信がない》と、多くの女性が出産や育児への不安を抱えているよう。 核家族化により、育児についての悩みを話せる家族や友人がそばにいなかったり、子育て役が自分しかいなかったりと、育児への不安やプレッシャーが生まれやすい環境になってしまっているのかもしれません。《育児のための貯金がないから》《出産費用がかかるから》と、お金に関する項目も上位に。現在、被保険者が出産をした場合は1児ごとに35万円が「出産育児一時金」として給付されますが、これだけで出産や育児を乗り切るのは難しいのが現実。「物価は上がれど給与は上がらず」と言われている現在の状況では、出産・育児に対しても消極的な姿勢になりがちなのでしょうか。