子どものころに夢中になって読みふけったコミックの中には、連載の長期化によって途中でついていけなくなったものや、受験勉強などのタイミングでいつの間にか読まなくなってしまったものもあるのではないでしょうか?

 「実は結末を知らない完結した名作コミックランキング」の1位は、 『週刊少年ジャンプ』で1980年から1984年まで連載されていた《Dr.スランプ》。天才博士・ 則巻千兵衛と彼の発明したロボット・ 則巻アラレを中心にさまざまな騒動が巻き起こるというコミカルなストーリーが特徴で、2度にわたってアニメ化され、アラレのセリフ 「んちゃ」 「ほよよ」が流行語にもなるほどの人気を集めました。『週刊少年ジャンプ』連載の終了からはすでに20年が経過していますが、2007年にテレビアニメ版第1作のDVDボックスが発売され、ふたたび世間の注目を集めています。

 2位の《シティーハンター》も、同じく『週刊少年ジャンプ』で1985年から1991年にかけて長期連載された作品。始末屋「シティーハンター」こと 冴羽リョウがパートナーの 槇村香と共にボディーガード、探偵などの仕事を遂行するというストーリーで、ハードボイルド作品でありながらコミカルな要素を随所に盛り込んだ独特の作風が人気を呼びました。現在 『週刊コミックバンチ』で連載されている 『エンジェル・ハート』は、《シティーハンター》のパラレルワールドを描いた作品ですが、この作品では冴羽のパートナー・槇村香がストーリー冒頭から死亡したことになっており、「シティーハンターで最終的に槇村香はどうなっていた?」と気にしている人も多いようです。

 『週刊少年ジャンプ』作品が圧倒的な強さをみせる中、ライバル誌 『週刊少年サンデー』からは「スポーツと恋愛を絡めたラブコメならこの人!」と言われる あだち充の《タッチ》が4位にランク・イン。単行本の総売上部数が1億部を超えるという驚異的な人気作ですが、メインキャラクターの一人、 上杉和也が亡くなるシーンの印象があまりに強かったためか、「ところで最終回はどうなったっけ?」という人が少なくないそうです。

 今回ランク・インした作品の多くは連載が終了してからかなりの期間が経過していますが、 『Dr.スランプ 完全版』や 『CITY HUNTER COMPLETE EDITION』のように愛蔵版、完全版として出版されているので、「そういえばあの作品の最終回を見ていない!」という方は、今度の休日にまとめ読みをしてみてはいかがでしょうか?