ヨーロッパ、中東、アジアなど世界各国から毎年のように多くの人が訪れる日本。その中には、日本の文化を学ぶために長期にわたって滞在する人も少なくありません。彼らの中には、日本文化への愛情とそのしんしな学びの姿勢ゆえに、時として驚くほど日本人らしい行動を取る人もいます。日本人が思わず「おっ?」と驚いてしまう彼らの行動とは、はたしてどのようなものなのでしょうか?

 「日本にいる外国人が行うとびっくりする行動ランキング」で1位になったのは《難しい漢字が書ける》でした。古代中国に源流を持つ 漢字は、アルファベットのような 音素文字に比べると書き方一つとっても非常に複雑。最近では、パソコンや携帯電話の普及によって日常生活で文字を書く機会が少なくなり、日本人の中にも「漢字は読めるけれど書けない」という人が増えているのだとか。

 意外性という点では2位の《電話中におじぎ》も見逃せないところ。海外にも軽い会釈をするという習慣はありますが、日本のおじぎのように深く頭を下げることはなく、中でも相手が目の前にいないのにおじぎをする日本人の行為はひときわ奇異に映るそうです。こうした外国人の感じ方は日本のメディアでも頻ぱんに取り上げられており、日本人にとっても《電話中におじぎ》をする外国人の姿は違和感があるようですね。

 食品関係では、外国人が苦手な食べ物として常に筆頭にあげられる《納豆》が6位にランク・イン。現在でも《納豆》が苦手という外国人は少なくありませんが、 骨粗しょう症予防に有効と言われている ビタミンK2など、さまざまな栄養成分を豊富に含んだ《納豆》は健康食品として海外でも高く評価されています。もともと海外でも大豆食品は古くから愛用されているため、あのネバネバとした食感と独特のにおいを乗り越えて大ファンになったという人いるそうです。

 8位の《頭にネクタイを巻いて酔っ払う》をはじめ、《「すいません」と言いながら片手を前に出しつつ混雑を抜ける》、《爪楊枝を使う》などの見慣れた行動も、外国人が取るとまだまだびっくりしてしまう現在の日本——。この違和感がなくなった時こそが、真に日本の国際化が成し遂げられた時なのかもしれませんね。