「日本人は自分の考えをはっきりと言わない」「日本人には応用力はあっても創造力はない」など、世界から見た日本/日本人がメディアで取り上げられる時には、とかく悪い面ばかりが注目されがち。でも、日本という国にも日本人にも良いところやイケてるところは数多くあります。

 「日本/日本人はココがイケてる思うことランキング」で1位に選ばれたのは《四季を感じる》でした。はっきりとした四季が感じられるのは、日本を含めた 中緯度地帯に属する一部の国のみで、 低緯度地帯高緯度地帯に属するほとんどの国では、日本のように四季の違いをはっきりと感じることはないそうです。

 2位の《まじめ》や3位の《親切》、6位の《礼儀作法》などは、外国の人に日本人のイメージを聞いたときに、 「勤勉」と共によく聞かれるもの。当の日本人からすれば「そんなにまじめかな?」と疑問を感じることもありますが、これは 「企業戦士」なる言葉が取り上げられ「日本人はまじめに働く」という印象が強かった時代の名残なのかもしれませんね。

 4位に入ったのは《豊富な食文化》。四季折々の食材や調理方法が発展し、 「世界三大料理」と言われる フランス料理中華料理トルコ料理にも負けない食文化を持つ日本人ですが、9位に《文化を柔軟に取り入れる》がランク・インしたように、ラーメンやカレーライス、パンなど世界各地の料理が庶民レベルに浸透するほどの柔軟性も持ち合わせています。こうした柔軟性はほかの国ではなかなか見ることができないもので、日本人の誇れるところと感じている人は多いようです。

 ただし、他国の食文化・食材を安易に取り入れすぎたためでしょうか? 国内の 食料自給率(=供給熱量総合食料自給率)は年々下降の一途。平成18年度には40%を割り、今では日本食を扱うお店ですら食材の多くを海外に頼るようになっています。柔軟性があるのは良いことですが、食生活を他国に頼りっぱなしの現状は、何とも「イケてない」ですよね。