世の中の移り変わりが激しいことを指す言葉 「十年一昔」。情報技術を意味する 「IT(Information Technology)」という言葉が広く使われだしたのも10年ほど前。ランキングで1位を獲得したのは、そんな情報化社会の移り変わりの激しさを象徴する《携帯電話が当たり前になった》でした。

 今から10年前の携帯電話は、 着信メロディショートメッセージサービス、簡易なインターネット接続機能こそ搭載されていたものの、まだまだ機能面・品質面において 十分とは言えないレベルでした。しかし、この10年の間に端末の性能や通信速度は劇的に向上— 「iモード」をはじめとする魅力的なネットワークコンテンツの登場、高品質なマルチメディア再生機能や一昔前の専用機を上回るゲーム機能の搭載など、幅広い世代にとって日常生活から切り離せないアイテムへと進化しました。このほかにも、3位の《どこでもインターネットができる》や4位の《携帯電話でEメールが送れる》、《固定電話を持たない人が増えた》など、携帯電話に関連したものが多数ランクインしています。

 携帯電話と並んで進化の早い分野と言えば、 記録メディアも忘れてはいけません。2位の《ビデオテープを使わなくなった》は、記録メディアの進化の早さを顕著に示すもの。初めて家庭向けにDVDプレイヤーが発売されたのは1996年になりますが、出荷台数が VHSビデオデッキを上回ったのが2001年12月、レンタルビデオでDVDソフトの月間売上げがVHSを追い越したのが2005年7月と、記録メディアの世代交代が本格的に進んでいたのがちょうど10年前。現在では、さらに次の世代である ブルーレイディスクが登場しています。記録メディア関連ではこのほかにも《フロッピーディスクを使わなくなった》や《ギガ、テラ単位の大容量ハードディスク・メモリ》がランクインしました。

 今回のランキングでは十年一昔がテーマとなっていますが、最近では移り変わりのスピードがさらに加速し、 「三年一昔」という言葉を耳にすることもあります。もしかしたら3年後の2011年には「3年前の自分が見たらスゴイ!と思うこと」なんてランキングをお届けすることになるのかもしれませんね。